タイマグラばあちゃん 早池峰山

みなさん　お疲れ様です。 タイマグラ　地元四国のメンバーの方々は、初めて聞いた方も多いと思います。岩手県の早池峰山の麓の集落です。アイヌ語とも言われていて、僕も初めて聞いた時からに気になっていました。 現在は、宮古市になっていますが、旧川井村で遠野が近くに位置しています。何より、興味深々だったのが、正確な情報ではないものの、たぶん日本で最後（昭和６３年）に電気が通じた集落だと言うことです。その理由は、ここの土地のじいちゃんが、種をまく目安にしている木を、伐採しなければいけなかったからだとか・・・。 お米が獲れなかったこの土地は、どんぐりとかを普通に食べていたそうです。それほど昔ではない頃です。そんな厳しい土地に暮らしてきた、ばあちゃんの自然と共に生きる姿を題材にしたのが、映画「タイマグラばあちゃん」です。登山とは関係ないんだけどね。興味があればぜひ！ ここに初めて来たのは、ヒデ（長男）が小学校６年生の時、大震災の翌年に記憶に残しておこうと思い、大槌町へ青春１８きっぷで夏休みを利用して訪れました。その時にお世話になったのが、早池峰山登山のベースになるタイマグラ・山小屋フィールドノートです。 その時は、沿岸部中心で登山はしなかったものの、麓から見あげたゴツゴツとした早池峰山にゾクッとして、いつかは登りにくるぞと思っていました。 前日（５月１５日）のＮＨＫラジオから、岩手県内でクマの被害が多発しているとのこと、ウドが凶作で餌のないクマが麓に現れていると・・・言ってますね。マジ？ 知床半島の赤岩（ほぼ突端）の昆布番屋に滞在したことがあるので、至近距離でもクマにはそれほど危ない記憶はないし、逆に臆病でかわいいくらいに思ってはいるけれど、クマの性格もいろいろあるので多少注意して登ろうと思いました。がががっ！当日小田越の管理人小屋を訪ねると、眼帯をした管理人さんがいました。なんと！一週間前にクマにやられたらしい！えっーーーー！久しぶりにクマにビビリましたね。