やはり春は早く来た伊吹北尾根 高校同窓の山の会で ’16 05-12 

2016.05.12(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 11
休憩時間
29
距離
4.5 km
のぼり / くだり
356 / 462 m
40
44
37
44

活動詳細

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*上の軌跡データは先に下山組なので御座峰の先の展望地まで行っていません。 コース:国見峠~国見山~大禿山(~御座峰~展望地) 私ともう1人、2人だけ展望地まで。 晴れ!登る前から結構気温は高い。長袖1枚でスタート。 2,3年前から花を求めて行きたいと思っていた伊吹北尾根、電車やバスでは行けない。大学でアウトドアやスポーツ学を講義しているAの8人乗りの車で行ってくれることになったので、今回の高校同窓の山歩きの例会は言いだしっぺの私が担当。 1960年に3年かけて作られたこの登山道の石碑が、岐阜県側の林道を登りつめた国見峠にある。アクセスに3時間ほどかかるので、下山を3時までにの計画を。御座峰の先の展望地まで行って折り返す事に。 地元の役所の話では、国見山への45度の傾斜のところでしんどくなる人が良くいるから、充分注意してと。 45度の傾斜って、すごいけど、色々調べたけどそれは出てこず。まぁ、ゆっくり登ればいいねと9:45スタートする。 ここから登り始めるが、初心者のBは、初めの急な上りで早々と息を切らし、しばしば立ち止まり休憩を宣言。大きく呼吸をしてねと周りから言われる。 前日の長い雨で、やはり道は濡れていたり、茶っぽい苔の生えた石や岩が、一層滑りやすい。ちょっと頼りない感じのロープもある急坂を登る時も、Bに合わせて、かなり止まることに。 イブキハタザオがあちこちに咲き乱れ、紫、白、黄色のスミレ、ヒトリシズカも、この春は初めてのこんにちは! それに、フタバアオイの葉っぱを見つけ、 大きな葉っぱをめくると、赤い下向きの花が!初めて金剛山で知ったこの花に、久し振りに自分で見つけられて嬉しかった。 度々の休憩に付き合いながら、やっと一番高い国見岳に到着。上からの眺望を楽しんでBも元気な声。 途中紫外線の強さを感じながら汗いっぱいの上りだったが、向きが変わり突然、心地良い冷風が頬をなでてくれ生き返る。 前方に見える山を目指して急に下り、また上り、やっとお昼ご飯の大禿山11:17。 彼方に白く高い頂が見える山々。能郷白山、荒地山、白山、御嶽山、乗鞍岳かと方向感覚の優れたスキー好きのAが言う。 お弁当で元気を取戻した感じの女性陣だったが、Bは、やはりここで皆がターンしてくるのを待つと。Cも、仕事が立て込んだ後で少ししんどかったらしく同じく待ち組。 するとA君が、2人に付き添って、ゆっくり先に下山しかけておくと言ってくれた。このまま大禿山で待って5人でトロトロだと、道路の渋滞で遅くなる事も心配だったようだ。私ともう一人の世話役のEは、予定通り、御座峰の先の展望地まで行ってさっさと引き返すことに。休憩なしで70分くらいかかると本からわかっていたので、5人で行くのは無理のようだった。 急下りが始まり、こりゃあ、Bには無理だったねと話しながら、その後の涼しい稜線を2人で速足で歩く。彼方に高い山々を眺望しながらの稜線歩きは快調だった。名前のわからぬ蝶も飛んでいた。 ヤマブキの咲く展望地で、伊吹山頂駐車場が大分大きく見えた。 急いでUターンし、急な坂を上り返す。 ヤマシャクヤクが確かこの辺に・・と言って探す。 脚は急ぐが、気持ちはのんびりしてあっという間に、駐車場に下りてきた。ゆっくり下山できた彼女らも元気に談笑していて、皆そろって集合写真。 先発隊の後、70分を45分遅れで2人が下山できたそうで、運転のAの目標どおり写真を撮っても3時前に出発できた。 黄色いイブキキンポウゲは咲いていたが、イワカガミの花はもう葉っぱしかなかった。花で有名なこの尾根も、今年は春は2週間くらい早く訪れたようだ。 途中SAで、おやつとコーヒーで反省会をして明るいうちに無事京都へ帰りついた。 この前の赤坂山と違って、雨の翌日の青空が見えて、新緑といろんな花の初めてのコースを、皆怪我もなく歩けて良かった^^ 静かな運転、ありがとう!

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