奥島山、五山巡礼

2016.02.28(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 34
休憩時間
26
距離
12.7 km
のぼり / くだり
816 / 816 m
49
3
24
48
55
23
49

活動詳細

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奥島山は、ほとんどのガイド本で紹介されているのは最高峰の津田山のみか、せいぜい長命寺山をプラスして登る程度で、他の峰は立ち寄らないルートがほとんどです。しかし、この山塊はほかにも御所山、笠鉾山、奥津山、白王山、伊崎山など多くの魅力ある峰を持ち、時間があればぜひ寄ってみたいものです。今回は、渡合橋近くに車を置いて、長命寺から長命寺山を経て津田山に登り、その後藪漕ぎで御所山を経て、笠鉾山へ、最後は少し戻ってから軽い藪漕ぎで奥津山の山頂を踏んで、駐車地に戻るルートを考えてみました。この五山なら一日で楽にまわれます。 山行記録:日時-2016年2月28日、天候-晴れ。でも、霧の濃い日でした。10:00 島コミュニティーセンターに駐車させていただき出発、10:27 長命寺バス停、10:32 808段の石段に取り付き、10:49 長命寺着。久しぶりなので、少しお参りして、10:55 長命寺発、10:58 山への入口、11:15 長命寺山分岐、11:19 長命寺山・山頂、11:27 縦走路に合流、11:54 津田山・山頂着。休憩後、12:00 同所発、12:08 大岩着。ここで昼食後、12:22 同所発、12:38 林道終点に出る、12:46 御所山の西から、尾根に取り付き、12:57 御所山・山頂、13:15 一般ルートに出る、13:22 三叉路、13:30 林道に出る、13:32 笠鉾山方面入口、13:48 小ピーク、14:01 笠鉾山・山頂、すぐ引き返し、14:27 奥津山取り付き、14:39 奥津山・山頂、すぐ引き返し、15:19 若宮神社、15:33 駐車地着。 長命寺山、津田山、御所山、笠鉾山、奥津山の奥島五山をめぐるルートは、車道歩きも含めて5時間半、13kmの行程でした。王浜山まで周れれば、さらに良かったのですが、奥津山~王浜山間は藪が濃く、そう簡単に尾根通しでは歩けなさそうです。周回ルートにしなくていい場合は、笠鉾山から北へ進み、キャンプ場に下って、伊崎山を目指すこともできます。なお、御所山の山頂の少し東の小ピークから、林道すぐ上の峠に尾根で下れば、もう少しショートカットできます。峠で見た感じから、たぶんこの区間(緑の点線区間)は普通に歩けそうです。一方、林道終点と御所山の間の尾根道は、どんな状態かわかりません。要調査です。

長命寺山・奥島山・尾山 日曜日なので、コミュニティーセンターの駐車場はガラガラでした。ここに駐車させていただき、五山を巡ります。少し西に歩いて、見上げる最高峰の津田山425mです。今から1時間50分後にあの頂に着きます。
日曜日なので、コミュニティーセンターの駐車場はガラガラでした。ここに駐車させていただき、五山を巡ります。少し西に歩いて、見上げる最高峰の津田山425mです。今から1時間50分後にあの頂に着きます。
長命寺山・奥島山・尾山 その左には、鞍部を挟んで長命寺山333m。これから最初に登る峰です。
その左には、鞍部を挟んで長命寺山333m。これから最初に登る峰です。
長命寺山・奥島山・尾山 長命寺のバス停まできました。せっかくなので、琵琶湖の岸まで行ってみました。長命寺港です。向かいにあるのは岡山です。
長命寺のバス停まできました。せっかくなので、琵琶湖の岸まで行ってみました。長命寺港です。向かいにあるのは岡山です。
長命寺山・奥島山・尾山 バス停近くにトイレがあり、その周辺には近所のネコちゃんたちが日なたぼっこに来ていました。
バス停近くにトイレがあり、その周辺には近所のネコちゃんたちが日なたぼっこに来ていました。
長命寺山・奥島山・尾山 808段の石段を登っていくと、2月というのに汗がしっかり出てきました。
808段の石段を登っていくと、2月というのに汗がしっかり出てきました。
長命寺山・奥島山・尾山 駐車場の横を過ぎると、まもなく本堂がすぐ前に見えてきます。
駐車場の横を過ぎると、まもなく本堂がすぐ前に見えてきます。
長命寺山・奥島山・尾山 重要文化財に指定されている長命寺・本堂です。 
重要文化財に指定されている長命寺・本堂です。 
長命寺山・奥島山・尾山 これまた重要文化財の三重塔です。赤い色が印象的。
これまた重要文化財の三重塔です。赤い色が印象的。
長命寺山・奥島山・尾山 お寺から少し石段を下り、駐車場から車道を1~2分下ります。右手に六地蔵様と小さな石塔が見えたら、そこが山への入口。
お寺から少し石段を下り、駐車場から車道を1~2分下ります。右手に六地蔵様と小さな石塔が見えたら、そこが山への入口。
長命寺山・奥島山・尾山 津田山に向かう通常のルートは、長命寺山を巻いて山頂は通りません。ここで、写真の右への細い道を登ると、約4分で長命寺山の山頂です。
津田山に向かう通常のルートは、長命寺山を巻いて山頂は通りません。ここで、写真の右への細い道を登ると、約4分で長命寺山の山頂です。
長命寺山・奥島山・尾山 長命寺山の山頂は、樹木が倒れていて荒れ気味でした。
長命寺山の山頂は、樹木が倒れていて荒れ気味でした。
長命寺山・奥島山・尾山 先ほどの三叉路まで戻って先へ進むのが王道でしょうが、無精者の私は、近道の尾根を下ります。最初は、北を向けば赤いテープがありましたが、やがてテープは 探しても見当たりませんでした。まあでも基本、尾根を下れば必ず本ルートに出るはずなので、多少藪漕ぎですが、心配はありません。8分で本ルートに出ました。
先ほどの三叉路まで戻って先へ進むのが王道でしょうが、無精者の私は、近道の尾根を下ります。最初は、北を向けば赤いテープがありましたが、やがてテープは 探しても見当たりませんでした。まあでも基本、尾根を下れば必ず本ルートに出るはずなので、多少藪漕ぎですが、心配はありません。8分で本ルートに出ました。
長命寺山・奥島山・尾山 こんなところに降りつきました。本ルートとの合流点です。ほぼ予定通りの場所です。
こんなところに降りつきました。本ルートとの合流点です。ほぼ予定通りの場所です。
長命寺山・奥島山・尾山 長命寺山と津田山の鞍部です。左手に下る道があります。標識では「小豆ヶ浜方面」と書いています。今度一度下ってみようかな?
長命寺山と津田山の鞍部です。左手に下る道があります。標識では「小豆ヶ浜方面」と書いています。今度一度下ってみようかな?
長命寺山・奥島山・尾山 天照大神の岩座。 鞍部からの急登をほぼ終えたあたりにありました。
天照大神の岩座。 鞍部からの急登をほぼ終えたあたりにありました。
長命寺山・奥島山・尾山 津田山の山頂に着きました。まず眼に入ってくるのは注連縄をつけた岩座です。先ほどの岩座といい、神聖な場所の雰囲気があります。
津田山の山頂に着きました。まず眼に入ってくるのは注連縄をつけた岩座です。先ほどの岩座といい、神聖な場所の雰囲気があります。
長命寺山・奥島山・尾山 岩座のすぐ北には、三角点のある広場です。三等三角点「津田」で、標高は424.5mです。
岩座のすぐ北には、三角点のある広場です。三等三角点「津田」で、標高は424.5mです。
長命寺山・奥島山・尾山 山頂から北側に少し降りたところにある大岩です。天之御中主尊は「あめのみなかぬしのみこと」と読みます。記紀神話の神様だそうです。
山頂から北側に少し降りたところにある大岩です。天之御中主尊は「あめのみなかぬしのみこと」と読みます。記紀神話の神様だそうです。
長命寺山・奥島山・尾山 大岩前からの景色です。天気のいい日には比良山系も一望とのことです。この日は晴れているのに、霧が濃く、対岸はまったく見えませんでした。
大岩前からの景色です。天気のいい日には比良山系も一望とのことです。この日は晴れているのに、霧が濃く、対岸はまったく見えませんでした。
長命寺山・奥島山・尾山 やがて林道の終点の広場に出ます。このあたりが水フォーラム記念林?少し進んで正面左寄りの看板のところへ。
やがて林道の終点の広場に出ます。このあたりが水フォーラム記念林?少し進んで正面左寄りの看板のところへ。
長命寺山・奥島山・尾山 この先のルートはほぼ水平ですが、御所山から西に延びる尾根の手前で登りになります。登りきって、一番左に寄ったあたりから、右の尾根に取り付きました。道はありません。
この先のルートはほぼ水平ですが、御所山から西に延びる尾根の手前で登りになります。登りきって、一番左に寄ったあたりから、右の尾根に取り付きました。道はありません。
長命寺山・奥島山・尾山 尾根芯をどんどん登っていくと、行く手を岩にさえぎられましたが、右に寄って岩を巻きました。
尾根芯をどんどん登っていくと、行く手を岩にさえぎられましたが、右に寄って岩を巻きました。
長命寺山・奥島山・尾山 さらに登り続けると、間もなくピークに出ました。御所山の山頂です。何も表示はありませんでした。
さらに登り続けると、間もなくピークに出ました。御所山の山頂です。何も表示はありませんでした。
長命寺山・奥島山・尾山 御所山から北への尾根にはピンクのビニルひもが時折付いていました。所々藪漕ぎ状態ですが、そんなに苦労なく進めました。今日は北へ尾根を下って いきます。時折赤いテープがありました。やがて、どこでも歩けそうな斜面となり、それを下ると・・・。
御所山から北への尾根にはピンクのビニルひもが時折付いていました。所々藪漕ぎ状態ですが、そんなに苦労なく進めました。今日は北へ尾根を下って いきます。時折赤いテープがありました。やがて、どこでも歩けそうな斜面となり、それを下ると・・・。
長命寺山・奥島山・尾山 もとのルートに出合いました。この写真は、振り返って撮ったものです。左上から下ってきました。
もとのルートに出合いました。この写真は、振り返って撮ったものです。左上から下ってきました。
長命寺山・奥島山・尾山 三叉路に出ました。左に下れば休暇村。今回はまっすぐに「島町・渡合バス停方面」に進みます。
三叉路に出ました。左に下れば休暇村。今回はまっすぐに「島町・渡合バス停方面」に進みます。
長命寺山・奥島山・尾山 小さな峠を越えると林道に出ます。しばらくは林道を東へ。
小さな峠を越えると林道に出ます。しばらくは林道を東へ。
長命寺山・奥島山・尾山 林道が右に大きく曲がるところをまっすぐ進むと、笠鉾山、奥津山への道です。
林道が右に大きく曲がるところをまっすぐ進むと、笠鉾山、奥津山への道です。
長命寺山・奥島山・尾山 林道よりは狭いですが、かなり広い道が東へと延びていきます。
林道よりは狭いですが、かなり広い道が東へと延びていきます。
長命寺山・奥島山・尾山 やがて小さなピークに立ちます。ここからは笠鉾山がよく見えます。
やがて小さなピークに立ちます。ここからは笠鉾山がよく見えます。
長命寺山・奥島山・尾山 笠鉾山の山頂。見かけは急峻な笠鉾山ですが、こちらからのルートは、そんな急登でもなく山頂に導いてくれます。
笠鉾山の山頂。見かけは急峻な笠鉾山ですが、こちらからのルートは、そんな急登でもなく山頂に導いてくれます。
長命寺山・奥島山・尾山 笠鉾山からの奥津山。今度は、奥津山の山頂を目指します。
笠鉾山からの奥津山。今度は、奥津山の山頂を目指します。
長命寺山・奥島山・尾山 奥津山の登り口です。なんとなく踏み跡っぽいものはありましたが、道といえるものはありません。
奥津山の登り口です。なんとなく踏み跡っぽいものはありましたが、道といえるものはありません。
長命寺山・奥島山・尾山 あとは、尾根芯をはずさないように進んでいきます。特に悪い場所はありません。
あとは、尾根芯をはずさないように進んでいきます。特に悪い場所はありません。
長命寺山・奥島山・尾山 尾根は徐々に右に曲がってきます。もう山頂はあの先です。
尾根は徐々に右に曲がってきます。もう山頂はあの先です。
長命寺山・奥島山・尾山 奥津山の山頂です。「奥津山」と書かれた手書きのプレートが2枚ありました。6年前に来たときには、「元富士」というプレートもありましたが、今回は見当たりませんでした。
奥津山の山頂です。「奥津山」と書かれた手書きのプレートが2枚ありました。6年前に来たときには、「元富士」というプレートもありましたが、今回は見当たりませんでした。
長命寺山・奥島山・尾山 奥津山登り口まで戻り、さらにその先で林道を左折して、林道ゲートを越え、竹薮の多い谷筋を下っていきます。
奥津山登り口まで戻り、さらにその先で林道を左折して、林道ゲートを越え、竹薮の多い谷筋を下っていきます。
長命寺山・奥島山・尾山 平地に出てきたところにある若宮神社です。
平地に出てきたところにある若宮神社です。
長命寺山・奥島山・尾山 駐車地に戻る途中から振り返る奥津山。「富士」と呼ばれる理由がわかります。
駐車地に戻る途中から振り返る奥津山。「富士」と呼ばれる理由がわかります。
長命寺山・奥島山・尾山 こちらは御所山。奥津山と比べると標高は高いですが、あまり目立たない山容です。
こちらは御所山。奥津山と比べると標高は高いですが、あまり目立たない山容です。
長命寺山・奥島山・尾山 島コミュニティーセンターの駐車場に戻ってきました。
島コミュニティーセンターの駐車場に戻ってきました。

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