モネの池、株杉。カミさんとぶらり。

2016.05.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 51
休憩時間
11
距離
2.8 km
のぼり / くだり
354 / 358 m
1 51

活動詳細

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「印象派の絵画みたいな池と、怪獣みたいな杉を観て、朝メシ食べよう」。 土曜日の早朝、カミさんを誘って岐阜県は関市・板取にある通称“モネの池”と“株杉の森”を訪ねました(先日、イトマキ師匠がハシゴされてたので、思わずマネしました(・ω・)) ヒザにまだ違和感が残っているので、カミさんとのんびり、軽いウォーキングです。 ■モネの池 今さら…と仰る方が多いかもしれませんが( ̄Д ̄)ノ ようやく行ってきました“モネの池”。関市・板取にある根道神社、参道の鳥居傍の小さな名もない池が「あまりに美しい」と3年ほど前雑誌で取り上げられて以来SNSを通じ拡散、今や関東、関西からも来訪者を集める人気スポットになりました。通称の“モネの池”の名は、印象派画家・クロードモネの絵画『睡蓮』に似ていることに由来するとか。透き通った湧き水がこの景観を創り出しているらしいのですが…。百聞は一見に如かず、本当に目の前で油絵が動いてるみたいでした。6時15分頃に到着しましたが、すでに6〜7人先客がいらっしゃいました。聴こえるのは小鳥とカエルの声だけ…。静寂に癒されます(動画を参照下さい)。ちなみに帰り(AM10時頃)に通りかかったら、周辺駐車場(計50台くらい?)はすべて満車、池の周りは二重三重の人の輪…。大変な混雑なので休日は早朝が狙い目かも。 月末頃からいよいよ睡蓮の花も咲くようです(^-^) ■株杉の森 モネの池からクルマで15分ほど北上し『板取21世紀の森公園』へ。その奥に株杉の森があります。株杉というのは、根元が非常に太く、何本の幹が生えている異形の杉のこと。杉の幹を切って収穫しては、萌芽更新によって生じた幹をまた切り…を何百年も繰り返すうちこのような形状になったのだとか。これだけ巨大な株杉が集団で自生しているのは全国でもここだけだそうですよ。株杉の森を通り蕪山の登山道に繋がる周回路があるようなので行ってみることに。 …途中、駐車場と株杉の森の間にある東屋に立ち寄り朝食を食べてから、株杉の森をめぐります。巨大な株杉は下方斜面に密集しているので、株杉だけを観るなら30分もかかりません。それではさすがに歩き足りないので、2人で話しながら高低差300m・3㎞ほどの道程をゆっくり歩きました。 下山後は駐車場に戻り、藤棚の下で再度コーヒーを淹れてのんびり…。 ■うだつの上がる町並み(美濃市) 美濃ICに向け南下するも、そのまま帰るのももったいないと、美濃市の古い町並みが残る地域に立ち寄ることに。ここは通称『うだつの上がる町並み』。“うだつ”というのは、屋根の両端に作られた防火壁。江戸時代、火事の際の類焼を防ぐため造られましたが、当時の豪商たちがその富を競い合うようにそれぞれに立派な“うだつ”を設けたのだとか。「うだつが上がらない」の語源となったという説あり(異説もあります)。 また美濃市は1300年以上の歴史を持つ美濃和紙の生産地。その生産技法はユネスコ無形文化遺産、国の重要無形文化財…おお、大したものなんですね! 『うだつの上がった』伝統的な家屋は、今も家業を続ける表具店や造り酒屋、紙問屋もあれば、そば屋やカフェ、和菓子屋に業態を変えているものも。山間ならではの山を借景にした美しい町並みを、カミさんとそぞろ歩き。のんびりとした時間を過ごすことができました。

蕪山 朝6時過ぎ、根道神社に到着。土曜日ですが参道傍の駐車場に停められました。でも先客がすでに5台ほども…。
朝6時過ぎ、根道神社に到着。土曜日ですが参道傍の駐車場に停められました。でも先客がすでに5台ほども…。
蕪山 モネの池は、駐車場から参道を横切ったところにあります。目と鼻の先です。
モネの池は、駐車場から参道を横切ったところにあります。目と鼻の先です。
蕪山 なぬなぬ?睡蓮は5月末から7月上旬が見頃とな。
なぬなぬ?睡蓮は5月末から7月上旬が見頃とな。
蕪山 おおー! ココか! あれ?ちょっと印象違うかな? ただの蓮池やん…。
おおー! ココか! あれ?ちょっと印象違うかな? ただの蓮池やん…。
蕪山 …まあ、綺麗は綺麗だけど…。ふむ。すでにカメラ持ったひとが陣取ってます。狭いので周囲の遊歩道は三脚立ってると通り抜けもひと苦労。
…まあ、綺麗は綺麗だけど…。ふむ。すでにカメラ持ったひとが陣取ってます。狭いので周囲の遊歩道は三脚立ってると通り抜けもひと苦労。
蕪山 あれ? 池の正面に回ったら印象変わった! あれ? 本当に絵みたいやん。
あれ? 池の正面に回ったら印象変わった! あれ? 本当に絵みたいやん。
蕪山 おおおおお! なんじゃコレは!綺麗やないか!
おおおおお! なんじゃコレは!綺麗やないか!
蕪山 鯉が泳ぐ泳ぐ。
鯉が泳ぐ泳ぐ。
蕪山 橋の映り込みが心憎い。
橋の映り込みが心憎い。
蕪山 眼の前で、油絵が動いてる!
眼の前で、油絵が動いてる!
蕪山 向かって右手はコウホネが水面を埋めてます。黄色い花が咲いていました。
向かって右手はコウホネが水面を埋めてます。黄色い花が咲いていました。
蕪山 安心してください!死んでるわけではありません。この辺、ノンビリ眠っている鯉が多数。平和な池です(^-^)
安心してください!死んでるわけではありません。この辺、ノンビリ眠っている鯉が多数。平和な池です(^-^)
蕪山 コッチから観ると、普通の池なんですよね…。天候や時間、立ち位置で見え方が変わるのでしょうね。
コッチから観ると、普通の池なんですよね…。天候や時間、立ち位置で見え方が変わるのでしょうね。
蕪山 この辺りは、色合いがより濃くなります。
この辺りは、色合いがより濃くなります。
蕪山 池の畔にはアザミの花が。
池の畔にはアザミの花が。
蕪山 周りは、鳥のさえずりとカエルの鳴く声…。
周りは、鳥のさえずりとカエルの鳴く声…。
蕪山 静寂の中、鯉が悠々と泳ぎます。
静寂の中、鯉が悠々と泳ぎます。
蕪山 美しい…。時間を忘れます。
美しい…。時間を忘れます。
蕪山 雨の日や翌日は水底が濁るので、鑑賞は晴れの日が良いそうです。
雨の日や翌日は水底が濁るので、鑑賞は晴れの日が良いそうです。
蕪山 去りがたい風景ですね…。
去りがたい風景ですね…。
蕪山 さらばモネの池!
さらばモネの池!
蕪山 池の正面の後ろから。紫陽花の植え込みがはげてます。ここに人が並ぶのでしょうか。あと数時間でココも押すな押すなの状態になるのでしょうね。
池の正面の後ろから。紫陽花の植え込みがはげてます。ここに人が並ぶのでしょうか。あと数時間でココも押すな押すなの状態になるのでしょうね。
蕪山 参道を挟んで池の反対側にある駐車場。10台ほどは停められそうです。さて、ココから21世紀の森へ向かいます。
参道を挟んで池の反対側にある駐車場。10台ほどは停められそうです。さて、ココから21世紀の森へ向かいます。
蕪山 ここが21世紀の森。モネの池からクルマで15分くらい。
ここが21世紀の森。モネの池からクルマで15分くらい。
蕪山 株杉に行く途中に良さげな東屋があるではないですか! ココで朝ごはんを食べることにします。
株杉に行く途中に良さげな東屋があるではないですか! ココで朝ごはんを食べることにします。
蕪山 今日は湯沸しにエスビットのポケットストーブも投入します。
今日は湯沸しにエスビットのポケットストーブも投入します。
蕪山 今回は、カミさんに見栄を張るため(笑)ベーコンを炒めたりもしてみました(o_o)
今回は、カミさんに見栄を張るため(笑)ベーコンを炒めたりもしてみました(o_o)
蕪山 ご飯炊く時間がないのでまたもやパスタ(笑)。レパートリーを増やさねば!
ご飯炊く時間がないのでまたもやパスタ(笑)。レパートリーを増やさねば!
蕪山 道沿いにはアザミが咲き乱れていました。
道沿いにはアザミが咲き乱れていました。
蕪山 何だか黄色い花もあったり…。
何だか黄色い花もあったり…。
蕪山 ぎゃっ! いきなり登場デスカッ! 株杉! コレが杉なんてにわかに信じられません。
ぎゃっ! いきなり登場デスカッ! 株杉! コレが杉なんてにわかに信じられません。
蕪山 周囲はもう、鳥の声が響きっぱなしデス。
周囲はもう、鳥の声が響きっぱなしデス。
蕪山 神々しいです。森に入る前にお詣りします。
神々しいです。森に入る前にお詣りします。
蕪山 伐採を繰り返して、あのような姿に…。巨大株杉、こんなに密集しているのは全国でもココだけなんだそうです。
伐採を繰り返して、あのような姿に…。巨大株杉、こんなに密集しているのは全国でもココだけなんだそうです。
蕪山 鬱蒼とした森の中に、巨大な異形な樹々が! 株杉…( ̄Д ̄)ノ神秘的デス!
鬱蒼とした森の中に、巨大な異形な樹々が! 株杉…( ̄Д ̄)ノ神秘的デス!
蕪山 うおーっ! 幹回り5mはありそうです。
うおーっ! 幹回り5mはありそうです。
蕪山 ひぃーッ!
ひぃーッ!
蕪山 森の中は、荘厳な雰囲気デス。
森の中は、荘厳な雰囲気デス。
蕪山 にわかに杉とは信じられません。
にわかに杉とは信じられません。
蕪山 かっこいい(・ω・)ノ
かっこいい(・ω・)ノ
蕪山 巨大株杉と別れ、気持ちの良いトレイルを登っていきます。
巨大株杉と別れ、気持ちの良いトレイルを登っていきます。
蕪山 みずみずしい森。
みずみずしい森。
蕪山 沢に沿った沢道を登っていきます。心地の良いせせらぎの音と、野鳥の声が森の中に響いています。
沢に沿った沢道を登っていきます。心地の良いせせらぎの音と、野鳥の声が森の中に響いています。
蕪山 ちょっと傾斜が急になってきました。
ちょっと傾斜が急になってきました。
蕪山 斜面に対してぐにゃっと…。こんな杉、見たことない。
斜面に対してぐにゃっと…。こんな杉、見たことない。
蕪山 沢を伝っていくルート。
沢を伝っていくルート。
蕪山 岩に張った根。
岩に張った根。
蕪山 何度も沢を横切りながら進みます。
何度も沢を横切りながら進みます。
蕪山 木漏れ日が気持ちいい。
木漏れ日が気持ちいい。
蕪山 フタバアオイがたくさん…。徳川家『葵の御紋』のモデルです。
フタバアオイがたくさん…。徳川家『葵の御紋』のモデルです。
蕪山 蕪山への登山道との分岐。いっそ頂上まで登ろうかとも話したのですが、自分のヒザを考え周回で下山することに。
蕪山への登山道との分岐。いっそ頂上まで登ろうかとも話したのですが、自分のヒザを考え周回で下山することに。
蕪山 水が豊かな山ですね。水場がありました。
水が豊かな山ですね。水場がありました。
蕪山 この森にもシャクトリムシが…。
この森にもシャクトリムシが…。
蕪山 日向には山帰来が。
日向には山帰来が。
蕪山 コケもみずみずしい。
コケもみずみずしい。
蕪山 ここに下りてきました。あとは舗道を下っていきます。
ここに下りてきました。あとは舗道を下っていきます。
蕪山 道端に美しい花…。
道端に美しい花…。
蕪山 アジサイも咲き始めていました。
アジサイも咲き始めていました。
蕪山 コーヒーもう一杯…、藤棚の下で。
コーヒーもう一杯…、藤棚の下で。
蕪山 ところ変わって、美濃市『うだつの上がる町並み』。料金箱に100円入れて歩き始めます。
ところ変わって、美濃市『うだつの上がる町並み』。料金箱に100円入れて歩き始めます。
蕪山 奥に立ってるのは美濃市のゆるキャラ『うだつくん』です。
奥に立ってるのは美濃市のゆるキャラ『うだつくん』です。
蕪山 町中には涼しげなせせらぎが…。
町中には涼しげなせせらぎが…。
蕪山 屋根の両脇、一段と高くなったところが『うだつ』です。
屋根の両脇、一段と高くなったところが『うだつ』です。
蕪山 おお、うだつ、上がってます。旧今井家住宅。
おお、うだつ、上がってます。旧今井家住宅。
蕪山 美濃史料館になってます。入館料は300円也。
美濃史料館になってます。入館料は300円也。
蕪山 江戸時代中期の建築。紙の原料商の家屋でした。美しい様式美です。
江戸時代中期の建築。紙の原料商の家屋でした。美しい様式美です。
蕪山 おお、うだつ。こうして見ると防火壁だとわかります。
おお、うだつ。こうして見ると防火壁だとわかります。
蕪山 明治初期建築の大石家。うだつは江戸時代より一層豪華になるが、この後はうだつのある家がほとんど作られなくなったとか。
明治初期建築の大石家。うだつは江戸時代より一層豪華になるが、この後はうだつのある家がほとんど作られなくなったとか。
蕪山 生業を変えながら、今も営業中。スゴイ!
生業を変えながら、今も営業中。スゴイ!
蕪山 独特の味わいがあります。
独特の味わいがあります。
蕪山 地図をもらいました。
地図をもらいました。
蕪山 町屋をそのまま生かしたカフェ。
町屋をそのまま生かしたカフェ。
蕪山 美濃和紙のお店
美濃和紙のお店
蕪山 鈴木忍家住宅。18世紀中ごろの建築。
鈴木忍家住宅。18世紀中ごろの建築。
蕪山 立派なうだつです。
立派なうだつです。
蕪山 古川家住宅は『そば切り まる伍』として営業。これは桜えびの小かき揚げと野菜の天ぷらのせいろ・十割そば
古川家住宅は『そば切り まる伍』として営業。これは桜えびの小かき揚げと野菜の天ぷらのせいろ・十割そば
蕪山 まる伍の定食・二八そば。このお店のそばは、とっても美味しかった。
まる伍の定食・二八そば。このお店のそばは、とっても美味しかった。
蕪山 住宅をそのまま利用した店内。
住宅をそのまま利用した店内。
蕪山 国の重要文化財・小坂酒造場。
国の重要文化財・小坂酒造場。
蕪山 良い感じの店内。
良い感じの店内。
蕪山 今も営業する造り酒屋さん。全国新酒鑑評会で金賞受賞とか。
今も営業する造り酒屋さん。全国新酒鑑評会で金賞受賞とか。
蕪山 美しいカーブを描く屋根。これがむくり屋根なのですね!
美しいカーブを描く屋根。これがむくり屋根なのですね!
蕪山 並ぶうだつが、美しいです。
並ぶうだつが、美しいです。
蕪山 観光協会も町屋の中に。
観光協会も町屋の中に。
蕪山 美濃和紙を使った工芸品を多く販売していました。
美濃和紙を使った工芸品を多く販売していました。
蕪山 アッ! なんとモネの池のクッキーがあるんですかッ!
アッ! なんとモネの池のクッキーがあるんですかッ!
蕪山 うだつせんべい、あんまり力が入ってないパッケージ (^-^;)。
うだつせんべい、あんまり力が入ってないパッケージ (^-^;)。
蕪山 美濃和紙を使った照明や提灯のお店も数多く開いていました。
美濃和紙を使った照明や提灯のお店も数多く開いていました。

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