活動データ
タイム
03:01
距離
4.1km
のぼり
473m
くだり
495m
活動詳細
すべて見る今年は沢登りに挑戦!と勇んでヤマケイ入門&ガイドの沢登り編を眺めていたところ、沢屋のTと暇が合ったため入門【水根沢】に行くことに。 はじめての沢は、沢登り独特の技術を習得するいい山行(沢行?)になり充実した反面、水の冷たさとの戦いになりました。 雪山シーズンが終わったのに、まだ寒さから逃げられませんでした。むしろ、前シーズンに行ったどの冬山行でも経験しなかったほどに震えました。 水根沢は奥多摩と東京から近いロケーションにアプローチのよさ(最寄りの駐車場から10分ほどで入渓)が加わり、最近特に人気が高くなっている沢とのこと。 特に危険箇所はないのですが、懸案事項はやはり5月の水の冷たさ。泳ぎもあり当然ずぶ濡れになるため、春の陽気でもかなり寒いらしいとの情報が。 といってもまぁ耐えられるよね、と呑気に話していたら、まさかのウェットスーツ装備のT。しかも手ぶらって。 対する僕はランニングに毛が生えた程度の格好に、訓練と称してロープ装備やツェルトなんかもザックに積め、いつものイマイチ噛み合わないパーティの出来上がりです。 9時前に現地着、気温が上がるまで1時間ほど仮眠をとって、10時半にはじめてのさわのぼりがスタートしました。 入渓して水に浸かると、5月にも関わらず意外と寒くない! 真冬もサウナ後の水風呂を欠かさない俺、沢屋に向いているんじゃないか?とじゃぶじゃぶ泳いで滝に取り付いて落ちて、と調子に乗っていたら、途中で寒さにやられ震えが止まらなくなり力も入らなくなりました。 その上、僕のザック(沢登用ではない)はどうも水が貯まる構図で、ものすごく重くなってしまい…見かねたTがしばらく持ってくれ、ナイスガイだと見直しました。 でも、ウェットスーツにザックの彼はどう好意的にみても変態にしかみえませんでした。ごめんね。 体調不良は亀ばりの日向ぼっこで回復させましたが、お調子者な性格は治さねばと猛反省です。 水根沢は行動3時間程度の短い沢ですが、所々に滝があり飽きさせませんでした。 最後のウォータースライダーは、登りの際に着地点の水中の安全確認を忘れていたため断念。 ロープを出せばまたくだって確かめることはできたのですが、寒さもあり「めんどうくさい」という心の弱さに負けてしまいました。 結局、最後までロープは出さなかったものの、その他の沢の技術にはしっかり触れられたと思います。 いつもの岩場やボルダリングジムと違い、岩が濡れているのはもちろん、苔などでヌメっとした岩が多く、はじめはかなりビクビクしました。 たちこむというよりは足裏のフリクションを生かす、という点を意識してからはそれなりに上手く登れるようになりました。 沢登りは自然の中にいるという感覚が思ったより強く、クセになりそう。 次はどの沢にいこうか、思いを馳せる日々が続きそうです。
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