足ガクガクの尾瀬~燧ヶ岳

2016.05.23(月) 日帰り

活動データ

タイム

11:34

距離

32.9km

のぼり

1312m

くだり

1713m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 34
休憩時間
51
距離
32.9 km
のぼり / くだり
1312 / 1713 m

活動詳細

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梅雨に入る前に一度訪ねたかった尾瀬と燧ヶ岳に出かけた。調べはじめると、①5月20日~一般車両の乗り入れ禁止(戸倉・大清水までは可)、②至仏山の残雪期登山禁止(6月末まで)、③燧ヶ岳の見晴新道通行不可などが分かってきた。これらを踏まえた当初の予定は、1日目:戸倉~(バス)~鳩待峠~見晴~尾瀬沼(泊)、2日目:燧ヶ岳往復~大清水~(バス)~戸倉でしたが、予定を変更して一日で歩く、ややハードな山行になりました。 ■大阪~戸倉 地域の運動会を昼過ぎに切り上げ、午後2時半出発。恵那峡、姨捨などのSAで休憩し、沼田ICで下りて戸倉に11時半到着。夜中にならなくて良かった。 ■戸倉~鳩待峠~見晴 4時40分の朝一番のバスで戸倉から鳩待峠へ。5時10分鳩待峠出発。下っていき、山ノ鼻のビジターセンターでトイレ(カンパ100円)。ここから尾瀬ヶ原が始まるが、ミズバショウは水路沿いにあるだけで一面の草原。花が咲き乱れると思っていた尾瀬のイメージが少し狂った。正面の燧ヶ岳、振り返った至仏山のシルエットが美しい! まもなく竜宮小屋に到着。小屋の名前になっている竜宮現象(雪どけの季節に水が湧出する)は終わっていた。竜宮小屋を過ぎると福島県。見晴までどんどん歩き、弥四郎清水でのどを潤す。 ■見晴~尾瀬沼 見晴から山道に入る。沼尻川沿いのゆるやかな道を登り、峠から下るとタテヤマリンドウ?が咲く白砂田代。すぐに尾瀬沼が現れ、樹間に湖面を眺めながら歩くと長英新道の登山口に到着。鳩待峠から6時間の予定が4時間の9時だったので、初日に燧ヶ岳を往復することにした。 ■燧ヶ岳往復 水でえぐられ岩がごろごろ並ぶ登山道は歩きにくいが、雪はすっかり溶け、ぬかるみのない乾いた道がありがたい。5合目あたりから急登になる。小ピークのミノブチ岳からは、尾瀬沼や日光連山の眺めがいい。急な岩場を登ると東峰(マナイタグラ)に到着。西に向けていったん下り、雪が残る斜面を気持ちよく登ると西峰(シバヤスグラ)に到着。尾瀬沼、尾瀬ヶ原、至仏山、武尊山、谷川岳、巻幡山~越後三山、会津駒ヶ岳、日光連山(女峰山、男体山、日光白根山)など360度のパノラマが素晴らしい!昼飯をとりつつ、登山口から抜きつ抜かれつだった栃木の3人パーティとしばらく山談義したのち一気に下山。 ■尾瀬沼~大清水~戸倉 尾瀬沼の小屋に3時前に到着。2日分の予定を終えたので、恐縮しながら小屋の予約をキャンセル、大清水~戸倉へ向かうことにした。大清水から戸倉へ下るバスの最終時刻は3時50分とずいぶん早い(大清水から入る人の多くは大清水に車を停めているから、バスの必要は少ない)。大清水からタクシーを呼ぶことにして、10時間歩いてきた足でもう2時間歩くことにした。三平峠からしばらく行ったところから、ジグザク状の階段の下りが疲れた足にずいぶん堪えた。一ノ瀬休憩所からは林道歩き。大清水の売店でタクシーを呼ぼうとしていたら、登山道沿いの草刈りを終えた男性が「戸倉まで送るよ」と“地獄で仏に会う”とはこのこと。甘えて乗せてもらった。感謝 ■戸倉~水上 通うたびに気になっていた名勝の吹割滝(ふきわりのたき)を見てから、沼田の「道の駅白沢」で汗を流した。予定を早めて空いた1日を山に使わない手はない。さてどこの山に登ろう?候補の苗場山、巻幡山、武尊山の中から一番近い武尊山に登ることに決定。水上の道の駅に車を走らせました。 ≪登り終えて≫ ・尾瀬は尾瀬ヶ原と尾瀬沼の2エリアからなる(関西の人はあまり知らない) ・尾瀬は意外に花が少なく、原と沼と燧ヶ岳の地形や眺望を楽しむところかもしれない ・燧ヶ岳の西峰直下には雪が残っていたがアイゼンは不要だった ・尾瀬のシーズン中は交通規制があり、ルート・交通手段への留意が必要 ・至仏山は残雪期に登山禁止、燧ヶ岳の南3ルートの2ルートは閉鎖も要注意 ・「道の駅白沢」の望郷の湯は夜10時まで開いていて便利 ※尾瀬に精通したトレッキングさんの記録とアドバイスが大変参考になりました。  ありがとうございました。

尾瀬・燧ヶ岳 5時過ぎ、鳩待峠を出発
5時過ぎ、鳩待峠を出発
尾瀬・燧ヶ岳 しっかりした道をいっせいに下って行きます
しっかりした道をいっせいに下って行きます
尾瀬・燧ヶ岳 登るはずだった至仏山が見えてきた
登るはずだった至仏山が見えてきた
尾瀬・燧ヶ岳 山ノ鼻ビジターセンター・・トイレを借りました
山ノ鼻ビジターセンター・・トイレを借りました
尾瀬・燧ヶ岳 いくつかある小屋の中の尾瀬ロッジ
いくつかある小屋の中の尾瀬ロッジ
尾瀬・燧ヶ岳 しばらく歩いて至仏山を振り返る・・・美しい!
しばらく歩いて至仏山を振り返る・・・美しい!
尾瀬・燧ヶ岳 霧の中にそびえる燧ヶ岳・・神秘的!
霧の中にそびえる燧ヶ岳・・神秘的!
尾瀬・燧ヶ岳 水路沿いにミズバショウが咲いていた
水路沿いにミズバショウが咲いていた
尾瀬・燧ヶ岳 雪どけの時に水が湧くという竜宮現象の地点・・穴だけが見えた
雪どけの時に水が湧くという竜宮現象の地点・・穴だけが見えた
尾瀬・燧ヶ岳 竜宮小屋
竜宮小屋
尾瀬・燧ヶ岳 見晴に多い小屋の一つ弥四郎小屋の弥四郎清水・・いただきました
見晴に多い小屋の一つ弥四郎小屋の弥四郎清水・・いただきました
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬沼に向かい沢を渡ります
尾瀬沼に向かい沢を渡ります
尾瀬・燧ヶ岳 いい感じの登りの道です
いい感じの登りの道です
尾瀬・燧ヶ岳 ミネザクラが満開!
ミネザクラが満開!
尾瀬・燧ヶ岳 白砂田代のあたり・・背景の緑とダケカンバが美しい
白砂田代のあたり・・背景の緑とダケカンバが美しい
尾瀬・燧ヶ岳 タテヤマリンドウ?
タテヤマリンドウ?
尾瀬・燧ヶ岳 通ってきた道を振り返ります
通ってきた道を振り返ります
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬沼に到着・・・沼という名の湖ですね
尾瀬沼に到着・・・沼という名の湖ですね
尾瀬・燧ヶ岳 燧ヶ岳・・・意外に低い
燧ヶ岳・・・意外に低い
尾瀬・燧ヶ岳 長英新道の登山口に到着・・・早く着いたので登ることにした
長英新道の登山口に到着・・・早く着いたので登ることにした
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬沼が見えだした、遠くに日光連山・・尖っているのが日光白根山
尾瀬沼が見えだした、遠くに日光連山・・尖っているのが日光白根山
尾瀬・燧ヶ岳 頂上付近が見えだしたけど、まだまだ・・・
頂上付近が見えだしたけど、まだまだ・・・
尾瀬・燧ヶ岳 燧ヶ岳の双耳峰が見えたけど、ここからが長い
燧ヶ岳の双耳峰が見えたけど、ここからが長い
尾瀬・燧ヶ岳 芽吹きとともに咲いたサンカヨウ・・ですね
芽吹きとともに咲いたサンカヨウ・・ですね
尾瀬・燧ヶ岳 雪田を越えて、まず東のピーク(マナイタグラ)へ
雪田を越えて、まず東のピーク(マナイタグラ)へ
尾瀬・燧ヶ岳 頂上直下の岩場に咲いていた・・あなたのお名前はキンロバイ?
頂上直下の岩場に咲いていた・・あなたのお名前はキンロバイ?
尾瀬・燧ヶ岳 東峰(マナイタグラ)から西峰を見る
東峰(マナイタグラ)から西峰を見る
尾瀬・燧ヶ岳 会津駒ヶ岳・・・近い、そして大きい、雪をかぶっている
会津駒ヶ岳・・・近い、そして大きい、雪をかぶっている
尾瀬・燧ヶ岳 東峰からいったん下り、雪の斜面を登って西峰(シバヤスグラ)をめざします
東峰からいったん下り、雪の斜面を登って西峰(シバヤスグラ)をめざします
尾瀬・燧ヶ岳 谷川岳方面・・・だと思うのですが
谷川岳方面・・・だと思うのですが
尾瀬・燧ヶ岳 越後三山方面・・・だと思うのですが(笑)
越後三山方面・・・だと思うのですが(笑)
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬ヶ原と至仏山
尾瀬ヶ原と至仏山
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬沼、遠くに日光連山(日光白根山、男体山など)が見える
尾瀬沼、遠くに日光連山(日光白根山、男体山など)が見える
尾瀬・燧ヶ岳 西峰から見た東峰
西峰から見た東峰
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬沼の手前のピークはミノブチ岳?
尾瀬沼の手前のピークはミノブチ岳?
尾瀬・燧ヶ岳 ダケカンバのシルエットが美しい!
ダケカンバのシルエットが美しい!
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬沼近くに咲いていた若くて綺麗なミズバショウ
尾瀬沼近くに咲いていた若くて綺麗なミズバショウ
尾瀬・燧ヶ岳 燧ヶ岳があんなに遠くに見える
燧ヶ岳があんなに遠くに見える
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬沼ビジターセンター・・寄ってみたかったけど時間なし
尾瀬沼ビジターセンター・・寄ってみたかったけど時間なし
尾瀬・燧ヶ岳 尾瀬沼越しの燧ヶ岳・・ミネザクラを添えてみました
尾瀬沼越しの燧ヶ岳・・ミネザクラを添えてみました
尾瀬・燧ヶ岳 市ノ瀬近くの渓流・・水量が凄い
市ノ瀬近くの渓流・・水量が凄い
尾瀬・燧ヶ岳 市ノ瀬休憩所は閉まっていた
市ノ瀬休憩所は閉まっていた
尾瀬・燧ヶ岳 大清水登山口までたどり着きましたが、足ガクガク・・
大清水登山口までたどり着きましたが、足ガクガク・・
尾瀬・燧ヶ岳 林道沿いの草刈りをしていた男性が戸倉まで送ってくれた
林道沿いの草刈りをしていた男性が戸倉まで送ってくれた
尾瀬・燧ヶ岳 下山後、沼田の吹割滝に行ってみた。東洋のナイアガラと言うらしい
下山後、沼田の吹割滝に行ってみた。東洋のナイアガラと言うらしい

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