丹沢三峰縦走、宮ヶ瀬から

2016.05.28(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 25
休憩時間
1 時間 50
距離
19.7 km
のぼり / くだり
1913 / 1934 m
6
35
43
1 26
10
33
11
11
21
23
37
5
5
1 12

活動詳細

すべて見る

念願の丹沢へ! 今回は自分の力を試すべく、宮ヶ瀬から高畑山、丹沢三峰を経由し、丹沢山、塔ノ岳を縦走し大倉へ抜けるルートです。距離は20km、コースタイム9時間超、案内本によると日帰りは強行なので一泊を勧めています。現地に9時前には着けそうなので、単純計算で19時には終われそうだと休憩時間も考慮せず日帰りを決断しました。 丹沢周辺は6〜9月にヒルが発生するそうで、特に丹沢東側が多いそうで、今回行く宮ヶ瀬周辺の登山日誌等でヒルの記述を見かけます。 宮ヶ瀬までは自宅から2時間半、乗り継ぎの関係で、宮ヶ瀬には8:40ごろに着くのが最速です。小田急線、本厚木駅からバスで宮ヶ瀬行きに乗り、終点一つ手前の三叉路で降ります。 登山道入口にはヒル除けスプレーが常設されていて、それを目の前にすると、5月後半と前日の雨という好条件が揃っていることもあり、ヒルとの対決に気分が盛り上がります。入念にヒルスプレーを靴、ズボンの裾に噴射し登山の始まりです。 高畑山までは今にも“あいつ”が出そうな、ジメジメとした自然林の道です。何度も靴、ズボンを見かえし“あいつ”を確認しながら進みます。なかなか会えないなと思いながらも、すでに肌に吸い付いているんじゃないかと気になってしかたありません。 そうこうしつつ高畑山に到着、山頂は草むらが広がり、眺望はありません。 少し休憩後、本間ノ頭へ進みます、途中、“金冷シ”を通過します。よく山で見かける地名ですが“金玉が冷たく”なるほどスリルがあるという意味でしょうか?付近に鎖を使う岩場がありました。 本間ノ頭までは緩やかな登りが続き、後半はやや急な登りが結構長いです。13時に本間ノ頭到着、眺望はなし、軽食をとりつつ、同じバス停からきた女性グループとヒルの確認。結局、私は出会えず、女性グループは一匹ずつ目撃したそうです。 本間ノ頭を過ぎると、下り登りを繰り返し、円山木ノ頭、太礼ノ頭をこなしていきます。 この辺で時間が気になり始めました、このまま行くと丹沢山で15時、その先塔ノ岳も残しています。結構足にもきており、大倉の下りは足を引きずりながら歩くことが予想されます。この時点でナイトウォークを覚悟しました。 綺麗な木道が現れると丹沢山はもうすぐです。やっとのことで丹沢山山頂!あいにくの曇り空で眺望は期待していませんでしたが、頭を雲の上に出した富士山が出迎えてくれました。雲海と山々が幻想的でした。すでに15時すぎ、山頂にいる人は山小屋泊まりの人ばかりのようすで、慌てて昼メシを食べました。しばらく休んだ後、塔ノ岳へ出発。途中、ガスの合間から塔ノ岳が見え、さすがにもう登りたくないと思いましたが気力を振り絞りました。 塔ノ岳にはかなり人がいましたが、やはり山小屋泊まりでくつろいだ様子の方ばかり、それもそのはず、すでに時間は17時になるところでした。 帰りのバスに間に合うかと思いつつ、大倉バス停に向かいます、時間的に自分が最後の下山者かなと思いつつ、富士山に別れを告げます。 バカ尾根と言われる大倉尾根ですが、階段の整備が良く飛ばして下ります。途中、一部、ガレた道となり、大きな石がゴロゴロ、かなり歩きにくいところがあり道を間違えたかなと思うほどでした。道の状態は元に戻りましたが、足がフラフラで、スピードが落ちます。最後だと思ってましたが、学生風数人(塾に行くような軽装)、アジア系旅行者風(超軽装)数人に抜かれます。 19時を過ぎてからはヘッドランプ点灯!初のナイトウォークですが、足が棒のようで、湿っている地面で2度スリップ、尻もちを突き、真っ暗の中、悲鳴をあげてしまいました。 ようやく大倉に下山、丹沢クリステルさんにやっと会えました。挨拶もそこそこにバス停へ、最終一本前20:08に間に合いました。 帰りは渋沢駅から2時間半、クタクタの、足ガクガクで帰路に着きました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。