お手軽登頂 富士詣(南千住~駒込)下町編

2016.06.04(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 38
休憩時間
35
距離
9.2 km
のぼり / くだり
33 / 15 m
3 38

活動詳細

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6/4(土) 10日前に富士山で骨折した(涙) だからと言う訳じゃないのだが、富士山詣でに出掛けてきた。。 と、言ってもずいぶん前から申し込んでいたイベントに参加 世田谷美術館の学芸員を早期退職して今まで美術館で行われていた講座をそのまま個人で引き継ぎ開催している 今回参加する講座は・・・ 「TOKYO FUJI MODE -富士塚を巡る旅・下町編-」 富士塚とは・・・ 江戸時代に富士信仰が盛んだったころに、富士山に模して造られた人工の山 女人禁制だった富士山、その他、お年寄りや体の不自由な人、また富士詣には当時相当のお金が掛かったので、誰でも簡単に行けるものではなかった。。 そういう人たちにも富士詣と同じ御利益を授かれるよう各地に富士塚(ミニ富士)が造られたのだろう 富士山の規模も造りもまちまちだが、都内だけでも120ヵ所もあると言う ただ土を盛っただけの物やクオリティーの高いものだと富士山の溶岩を積み上げて1合目から山頂まで登山道があり実際に登頂できる 中には大沢崩れや山頂の金明水までを再現している塚もある そんな江戸時代の人々の優しさが作り上げた富士塚を見てまわった。。 荒川区南千住に集合 今回は家から近くて助かる まずは南千住から素盞雄神社境内にある「南千住富士」を目指す。。 駅前からお祭りムード一色 今日は素盞雄神社の祭り「天王祭」・・・裏路地を縫うように進むが神社の周りは出店が出ており人でごった返している 神輿もあちこちを練り歩き交通規制も布かれている 神社に着いたが富士塚の周りに出店が出ており富士山が見えない・・・ 資料によると標高4m現在は入山禁止 次は台東区に向かう・・・ 路地を歩き三ノ輪を通り小野照崎神社境内にある「下谷坂本富士」へ ここの富士塚は重要有形民俗文化財に指定されている 直径16m標高5mの富士山 毎年6/30・7/1の二日間の開山祭の時だけ入山できる 囲いが詩てあり門扉で厳重に施錠されていた。。 次は文京区へ・・・ 山手線を越えて谷中墓地を抜けて駒込富士神社境内にある「駒込富士」へ ここは神社全体が富士塚 山頂に拝殿(富士神社)が建っており富士塚が神社になっている 見た目には標高10mはあるだろうか?山頂に向けてまっすぐ階段があるが、かなり急で、転げ落ちれば大怪我する 脇には登山道があるが立ち入り禁止になっていた。。 初夢で見ると縁起が良いとされている「一富士・二鷹・三なすび」 これは、ここ駒込を読んだ川柳だと言う事を初めて知った。。 一富士は駒込富士、二鷹はここの近くにあった鷹匠屋敷、三なすびは駒込で良い茄子が取れたからだという 何でも理由があると言う事を知るのは面白い ここから駒込駅まで歩き解散 有志で懇親会 呑んだ後は最近のお決まりコースのカラオケ カラオケはカラオケでも年齢が年齢なもんで昭和大歌謡祭 何を歌ったか全然記憶が無い ヘロヘロで帰宅 富士塚は数えていないが散歩途中で何か所か登頂している まだまだ沢山ある 江戸時代の優しさが垣間見れる造形物が今でも残っていることが何だか嬉しい 自分には一個一個調べて順番に巡るのは性に合わない 今までも散歩途中や仕事でフラッと訪れた場所の神社でお参りして何気なく見つけていた富士塚 そんな富士山にこれから何回出合えるんだろうか? そんな偶然が楽しみだ・・・

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