夜の阿武山で豚しゃぶ&うどん🍲

帰宅の1分前、携帯がブルブル震える。 阿武山で夜ごはん食べませんか？ 帰宅時間はどうですか？ えむけんさんからLINEが入った。 今帰宅しました。 行きましょう！ 今日は早く帰れたし天気も良いしでちょうど何処かに行きたいと思っていた。 超ナイスタイミングですえむけんさん！ そんな感じで業務用スーパーに集合し、 材料(国産のしゃぶしゃぶ用豚肉とうどん、タレ) を購入。 近くのセブンイレブンに自転車を止め、 各々飲み物を購入して阿武山に向かう。 すっかり日の暮れた道は、 街灯がないとこんなに真っ暗なんだと思い知る。 そして私の150ルーメンのヘッドライトの明かりの乏しさも明らかになった。 本格的に夜の道を歩くなら、確かに役不足かも。 えむけんさんの先導を受け、 高槻の夜景が見えるポイントにたどり着く。 その脇の、最近できた登山道に突っ込む。 ナイトハイクスタート。 内心かなりビビりながらも、 完全な闇を作り出す森をヘッドライトの光だけで進む感覚が新鮮で、非日常感を味わうことができた。 何度かガサガサ聞こえた気がして(空耳？)、 辺りをキョロキョロすると、目の前の道を照らすライトが逸れて余計に危ない目にあったりした(笑) 何はともあれ阿武山の頂上に着くと、 えむけんさん愛用の机とベンチに向かい、 すぐに調理に取り掛かる。 モンベルの深めのフライパンに水を入れ、 バーナーにかけて沸騰させる。 そこに粉末のダシを入れ、煮立ったら豚肉をしゃぶしゃぶする。 全てえむけんさんがやってくれたので、 私は豚肉をただしゃぶしゃぶして食べていた(笑) と、ここで問題が発生！ なんとえむけんさん、お箸を忘れてしまった。 私は自分用のチタン製のお箸を持っていたが余分には持ってこなかった。 仕方ない、 とちょうどいい枝を探しに行くえむけんさん。 見つけるとウェットティッシュで箸(小枝)を磨き、私の箸さばきよりもスムーズに豚肉を鍋の中に放り込んでいく。 途中、えむけんさんが箸を忘れてきたことを忘れるほどに、滑らかな枝さばきだった。 2人で770gほどの肉を平らげ、〆のうどんに取り掛かる。 ここで鍋のだし汁にあご出汁味噌を加えて、 まさしく味噌煮込みうどんが出来上がった。 出来上がった汁を捨てるわけにもいかなかったので、多かったが2人で飲み干した。 お腹いっぱいで苦しい。 でも幸せ。美味しい晩ご飯だった。 かれこれ1時間ほどその場で食べていたが、 今、部屋の中にいるのでは…！？ と錯覚するくらい快適な空間になっていた。 えむけんさんが1人夜な夜な阿武山に足を運ぶのも頷ける。 1回やってしまえばもう慣れるよ。 とえむけんさんは言うが、 私にはまだ1人でナイトハイクに来る勇気がない。 でも楽しいことは楽しいので、 これからもっとナイトハイクを経験したいとも思う。 というわけで、またお誘いください！ 家に帰ってYAMAP編集中に部屋の明かりも付けたまま寝落ちしてしまったので、えらい時間になっている。 えむけんさん、 お誘いありがとうございました〜！