GPS機器について<データ追加>

2016.06.21(火) 日帰り

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GPSで取得するログデータは山行の記録として無くてはならないものに成っています。GPSで現在の標高や距離を確認出来るのでペースの確認も出来ます。 最初に購入したのが2010年HOLUXのm-241cというロガー。ディスプレイが小さくて標高の確認が歳を追うごとに難しくなり,ちょっと大きいディスプレーのものを購入したが,精度がイマイチで有りました。 EPSONでGPSウオッチ(SS-300)を発売したと同時に購入,しかしディスプレイが非常にプアで,精度も良く無かった。 そして、A-GPSを利用するSF-310を2年前に購入。これはディスプレイが見やすくなり,だいぶ活躍。 とはいえ、今では携帯・スマホもGPS搭載が当たり前で、しかも地図まで表示出来るし、ログ取りもするし,写真データの同期まで出来てしまう。なので、それがあれば十分なのだけど,悶々と歩きながら確認するにはやはりウオッチタイプが好き、そんなことで気圧センサーまで搭載したEPSONのMZ-500を購入してみました。 GPSと気圧センサの併用はGARMINなどハンディGPSでは標高の精度を出すために当たり前なのだけど、そっちじゃ重いしね。 ということで、今回スマホのGPSとEPSONのGPSウオッチの精度比較をしてみました。 スマホはSIMフリータイプの  XPERIA T2(海外もの、2014年製)GPSチップ不明  Huawei Mate7(海外もの、2015年製)GPSチップ不明  EPSON Wristable GPS SF-310 GPSチップ EPSON  EPSON Wristable GPS MZ-500 GPSチップ EPSON http://www.epson.jp/products/wgps/mz500b/ 結果として  ・位置情報はどれもほぼ同等。  ・標高の精度はMZ-500は地理院地図データと比べ±5m以内。   XPERIAは相当ひどい。累積標高差が倍以上に成ってしまうほどギザギザ。   Huaweiは絶対値のずれがあるが、滑らか。    測定間隔(ポイント間隔)が広いので滑らかなのか?   SF-310は絶対値はだいたい合っているけれど,ちょっとギザギザ。 ヤマレコやYAMAPなど累積標高を算出しているが,測位ポイント間の標高差を累積するが,GPS精度が悪ければ何の役にも立たない。今回のMZ-500は電池のもちも良くかなり精度良く測定出来るみたいだし、使い勝手もだいぶ分かりやすくなっているのでなかなかよさそう。 ※重要な事を書き忘れました。 先日の妙高での話。下って来て温泉に入ったのですが,お湯に入れたら標高が激変しました。 これは気圧センサーと、温度センサーを使って計算しているので仕方ないみたいです。 お風呂に入る時はログ取りを中断するか,外しましょう。 沢登りの泳ぎでも変な値が出るかもしれません。 諦めましょう。 <データ追加> 阿弥陀岳南稜〜中央稜に行った時の三人のGPSデータの比較をしました。 iPhpne6はスマホなのにやはり精度が良いです。 うちでこの精度に関わる部品を納入していたのでわかる気がします。 SF-310は一応一番良く見えますが,谷間の精度は悪いです。 谷間の時はあてにしないのが良さそうです。 xpariaは相当悪いです。私のXperiaT2もそうでしたが,GPSの測位点も少ないです。 この区間での測位点数  xperia 975ポイント  iPhone 2370ポイント  SF-310 2630ポイント ただし、SF−310は自転車モードで測位していたのでポイントが多いのかもしれません。

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