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笊ヶ岳 老平より布引山経由 日帰り往復

稲荷碗さん YAMAP Meister Black

  • YAMAPマイスター:ブラック
  • 自己紹介:日本人なら一度は!と、思い立って登った富士山が、恐らく人生初登山!
    体力づくりと禁煙のため、そうだ!もう一度あの富士山に!と目標を定め、
    近場の丹沢近辺から登り始めた初心者です。よろしくお願いします^^
  • 活動エリア:
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1970
  • 出身地:
  • 経験年数:1年未満
  • レベル:初心者
  • その他 その他

七面山・身延山

2014/11/28(金) 03:15

 更新

笊ヶ岳 老平より布引山経由 日帰り往復

公開

活動情報

活動時期

2014/11/23(日) 04:57

2014/11/23(日) 15:11

アクセス:709人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 3,393m / 累積標高下り 3,385m
活動時間10:14
活動距離20.55km
高低差2,155m

写真

動画

道具リスト

文章

前日の土曜日に準備を済ませ、のんびりと過ごし、
翌日曜日、待望の笊ヶ岳へ向け早朝2:00頃、横浜を出発!
海老名jct.-八王子jct.の圏央道が開通し、僅かに中央道周りの方が速いとナビが伝えてくれたが、
どうせなら、行きは東名、帰りは中央道の周回にしようと、未だ走ったことのなかった第2東名方面へ!
逆コースでは、帰りに東名が混むんじゃないかとの予想からである。
ナビの目的地は、早川町の小・中学校の跡地を利用して建てられた日帰り入浴施設のある「ヴィラ雨畑」
身延町の52号線から早川町方面に進む。目的地が近くなると所々狭い場所などもあったが、
この時間では対向車も来ない。
ほぼ目的地に着く手前に笊ヶ岳の案内表示があり、そのまま200m程進んだところに駐車場広場がある。
この老平駐車場は、道路の両脇に5台ずつの計10台程のスペースがあり、嬉しいことに無料である。
すぐ先にゲートがあり、一般車はここまで!左側の駐車スペースに2台が駐車してあったので、並べて駐車。
前日からのテン泊なのか、人の気配はないが、民家がすぐそばにあるため静かにしたい。
時刻は5:00前。当然、真っ暗だったが、幸いそれほど寒くはなく、車を降りて体をほぐす。
駐車場には、「ざる岳登山案内図」なるものが立っていて、それによると頂上まで11時間半!
身震いしてきたのは、たぶん寒さのせいだと、車内に戻って準備。
丁度、明るくなる位に渡渉地点に着ければとの計画通り、逆算し5:00頃に出発!

まずは、目の前にあるゲートを通り抜け、なだらかな林道歩きなのだが、暗闇が怖いw
ヘッドライトの明かりだけを頼りに真っ暗な夜道を歩く。
どうしても足元を照らしてしまうため、うつむきがちになってしまい、
ヘッドライトの前に飛び出している葉や、細い枝などに気付かず、その影に恐れおののいてしまう。
もちろん下山時に通ってきたが、ただの道であり、何もない。我ながら本当に情けない。
素掘りのトンネルを抜けると、林道の終点。ここまで15分程か?怖くて早足になってしまう。
熊出没&山火事注意の看板の左を抜けて進み、すぐに大きな廃屋がある。
廃屋を囲む石垣手前を左に進み、建物の左側を抜けてさらに進む。
またすぐに、吊り橋。確かに揺れてはいるが、下山時も問題なかった。一人ずつであれば大丈夫でしょう。
なだらかではあるが、道は狭く、左は断崖絶壁でこの後、渡河予定の川まではかなり距離がある。
右も壁が迫っており、所々で水が噴き出しているため、登山道もぬかるんでおり、注意して進む。
ようやく河原に出る。ここまで1時間ほど!
渡ろうと思えば渡れるが、ここで良いのかわからず、YAMAPで確認。
すると、渡河地点はまだ先で、しばらくは河畔沿いに進む。
うっすらと向こう岸に立て看板?のようなものが見え、再度間違いないことを確認し、渡渉に挑戦。
1歩目、滑らなそうな石に踏み出し見たところ、ヌルっとしたため、間違いなく乾いているところをジャンプ!
後で、テン泊の方と話をしたら、滑って落ちちゃったと言っていたけど、確かに重装備では注意が必要です。

川を渡ったところからが、本格的な登山道で、落ち葉が積もった九十九折の急坂を登ります。
段々と明るくなってきて、山の上の方は陽が当たっており、
陽の方を振り返ると木々の間から富士山が見え、予想していなかったので、おおっと声を出してしまった。
広河原から高低差400m程を登ると、第1通過ポイントとして考えていた山の神!

一息ついて、次のポイント、ワイヤーの束を目指す。高低差はおよそ300m程か?
落ち葉が積もっていて、濡れてはいなかったが、ちょっとバランスを崩してしまう。
登りはいいが、下りは注意して下りないといけないだろうと思いながら、登っていると、
ようやく陽が差してきた。御来光を拝み、上を目指す。
かつて林業で使われていたのか?ウインチや朽ち果てた機械が放置されているところを通過し、
目印としていた第2ポイント、ワイヤーの束を越える。

急勾配の登山道は、まったく緩やかになる気配はなく、登り始めの勢いだけでなんとか、登っている。
ピンクリボンが断続的に、頻繁についていて、急登の登りのため、次のリボンが見当たらない時もあったが、
迷うということは全くなく進める。
ワイヤーの束からさらに、高低差400m程登ると、桧横手山頂で、少し手前から登坂角度が緩やかに変わる。
山頂と言っても樹林帯に囲まれた一角にスペースがあり、頂上との表示がなければ、気付かないだろう!
この日は、テントが1つ張られていたが、人の気配はないので、この先で会えるだろう。
次のポイントは布引山頂!高低差500m!

ここが一番辛かったように思う。登り始めの体力は使い果たし、
桧横手山からすこし緩やかになるのかと思わせておきながら、またすぐに急登が続く。
老平の駐車場からだと、すでに1500mは登っているので、今までならすでに頂上に着いている。
すぐそこの先が頂上だったら良いのになぁなどと、バカな妄想をして、YAMAPの確認回数が多くなってくる。
電池残量も少なくなってきていたので、ポータブルバッテリーに繋ぎ、一旦ザックにしまう。
バテバテで登っていると、自分のとは違う音色の熊鈴の音が聞こえた気がして、耳を澄ますと
上からソロの方が降りてくるのが見えた。
挨拶をすると、興奮気味にいろいろ話してくれ、かなり勇気づけられました。
出来るだけ軽装でと、トレラン用の靴にストックも、アイゼンもなしで来たので、
この靴でも大丈夫そうかと尋ねると、布引から笊までの稜線に少しあるけどアイゼンを使うほどではないと
教えていただきました。お互いにお気をつけてと声を掛け合って別れ、自分は上を目指す。
疲れもあるが、お話を聞いて、自分も少しずつワクワクしてくる。
桧横手の山頂から1時間ほど登ると、ようやく正面、西側の視界が開け、
布引山に続く稜線のガレ場、布引崩れに出た。
森林との境のガレの縁を歩くと、霜柱が所々にあり、溶けた霜で滑りやすくなっている。
日当たりが良いからか、雪はなかったが、降雪、凍結時は、気を付けなければ!
ガレ場を登りきり、背の低い木々の間をちょっとヤブ漕ぎ気味に抜けると、布引山の山頂。
ここはあまり展望がよくないが、かなりの達成感。
雪を握って見ると、乾いてパサパサしており、なかなか固まらない。
頂上標の上に、崩れかけた雪だるまを置いて、記念撮影。小休止し、最終目的地、笊ヶ岳を目指す。

稜線は、所々に雪が残っているという感じだが、滑ってしまうので注意して進む。
頂上からすぐの所に、5張程のテン場がある。
ここから、一旦170m程下って、さらに登り返しが220m。
高度も2,500を超えているので息が上がってしまうが、時間的にはもう急がなくても良いし、
下りで雪があるので、ここは慎重に進む。鞍部までの途中にも、5張程のテン場があった。
折れ曲がった2,410mの表示を過ぎ、最後のひと踏ん張りを登りきると笊ヶ岳頂上だ。

老平の駐車場から5時間半!高低差が2,155mのかなりハードの山行となったが、展望がすごい!
今年の5月から山登りを始め、富士山以外は、丹沢など低山を中心に登ってきたので、
今でも、アルプスというとなんか、特別な別世界的なイメージがあるが、
あまりにも天気がよいので、その南アルプスに手が届きそうである。
え?アルプス、すぐ、そこじゃん!みたいな。
富士山も小笊の上に輝いている。一通り写真を撮りまくって、食事をとる。
30分弱ほど、頂上で過ごしたが、遠く頭上を飛行機が通り過ぎて行っただけ。
最高の登山日和である。風もなく、まったく寒くもない。
アンダーウェアの上に、長袖のハイネックTシャツだけで、
前日にモンベルのパウダーシェッドパーカを買ったが、最後までザックから出すこともなかった。
最後に、ここには、もう2度と来ることがないかもと思い、
頂上標と富士山をバックに、いつもはやらない自撮りをし、来た道を戻る。

下りも長かったですが、暗くなる前には帰れそうだったので、マイペースで下山。
上は雪、下は落ち葉で足元が見えにくく、滑りやすい。
軽装重視で、ストックを持ってこなかったのと、防水でない靴にしたので、雪で濡れてしまって
スムーズとはいかなかったですが、無事、下山することができました。
広河原について、気が緩み、後は楽だろうと思ってしまったが、ここから駐車場までの1時間が長かった。
登りの時は、真っ暗だったのと、登りに向けて、行くぞ~!と勇んでいたから気にならなかったのかも。
下山後の温泉も最高でした。これがなかったら、疲れが抜けず、帰れなかったかも!感謝です。

コメント

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