活動データ
タイム
06:11
距離
8.4km
のぼり
688m
くだり
681m
活動詳細
すべて見る先週に引き続き、今回もYAMAPエリア外の山に登った。 高知県には二座の白髪山があり、今日は早明浦ダムがある本山町の奥白髪山。 県道439号線から汗見川沿いの県道264号線を北上し、林道奥白髪線に入って約7kmで冬の瀬登山口に到着する。 林道は未舗装、普通車ではかなり厳しい荒れようなので、4WD車がおすすめ。 ■太古の森で足止め AM8:02~AM9:52 登山口からしばらく進むと最初の徒渉があり、数メートル進むごとに苔のグラデーションが濃くなっていく。 沢の道が終わり、根っ子の登山道へと変わると、ほのかに桧の良い香りがしてくる。 この森は材木遺伝資源保存林に指定された、原始以来の自然が保存されている太古の森。 まるで森全体が緑の美術館のようだ。 巨大な風倒根、岩盤の地表を這う無数の根、さらにその上を苔が覆い緑のオブジェを創りだしている。 そんな素晴らしい光景を前にして素通りできるはずもなく、なかなか進めない。 ■一瞬の雲海 AM9:53〜AM10:14 予定を30分以上オーバーして奥白髪山頂上に到着。 山頂は開けていて、蛇紋岩と白骨樹が美しいが、一面ガスがかかって眺望はゼロ。 でも、ガスった感じが妙に似合う。モノトーンで神秘的な感じだ。 岩の模様を撮影していると、一瞬だけガスが切れて鮮やかな青空と雲海が姿を現す。 シャッターを切ると、その数秒後にはまた隠れてしまった。 よかった!間にあったあ!! ■精霊の森で足止め AM10:15〜PM12:21 下山ルートは奥工石山への縦走路を竜王峠へと下っていく。 山頂までとは雰囲気がガラッと変わり、ブナとヒメシャラの林が続いている。 これほど急に雰囲気の変わる山は珍しいんじゃないかと思う。(一粒で二度美味しい感じ) 枝振りを楽しみながら歩いていると え?木が「ダルマさんがころんだ」してる? 歩いている途中でピタッと止まったような面白い木を発見! その根元のコブは、なんとなく木の精霊が世間話でもしているように見える。 そこから先はファンタジー映画状態、登りと同じく素通りできる状況ではなかった。 面白すぎる!竜王峠直前ではちょっとレトロっぽい鉄塔が…もうドーパミン出まくり!! 鼻血でそう。 ■HUNTER×HUNTER PM12:23〜PM14:07 なんとか参考タイム内で西登山口まで下山した。お天気も良くなったので、ここでランチタイム。 本日は、サッポロ一番といなばのコラボカップ麺「チキンとタイカレー イエローカレーヌードル」 あの、いなばのタイカレーの味がほぼ忠実に再現されていた!うまい! 残ったスープに鯛飯おむすびを入れて食す!ばかうまっ!! ひとり盛り上がっていると、猟銃を持ったお二人が林道ゲートへとやって来た。 少し怖いなと思いながらも好奇心には勝てず話しかけると、気さくに対応してくれる優しい人達で色々と説明してくださった。 そういえば今日初めて人に会ったなあ。 ■昭和の香り濃すぎる温泉へ 本日の温泉紀行は、繁藤地区の県道253号線を下った山間部にポツっとある「ニューわかみや温泉」。 怪しすぎる外観だが、高知ではもっとも古くから営業している老舗温泉。 親子二代に渡ってリピーターという人も少なくないのだ。 脱衣所では、古すぎて曲名もわからない歌謡曲がか細く流れている。 お湯は肌にひたっと吸い付く感じで、ミネラルたっぷり! 今日もほんっっっと!良かったなあ。明日もいいことありそうだ!
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