カムイエクウチカウシ山 北海道遠征・ 2日目 八ノ沢~三股~八ノ沢カール~カムイエクウチカウシ山~八ノ沢~七ノ沢~札内川ヒュッテ

2016.07.22(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 49
休憩時間
1 時間 44
距離
21.9 km
のぼり / くだり
1613 / 1792 m

活動詳細

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北海道遠征・2日目です。 朝4時に出発します。天気は曇りで高所はガスが掛かっています。 この先もまた、沢の中を歩いて行きますが流木が大量に溜まり凄い事になっている。噂には聞いていたが、ここは増水するととんでもない事になるのが良く解る。八ノ沢からはテープも極端に減りと言うか付ける場所が無い・・・。歩きやすい場所を選んで進んで行きます。 前方に滝が何本か見え始め三股に到着し、この先は滝を高巻きをして急登の連続となる。事前の下調べでは、良くここで道を間違うと有ったので慎重に踏み跡やテープを確認しながら進む。 カムエクの登山道の核心部と言える場所で滑りやすい草付きの斜面や濡れた岩などの急斜面が連続する。悪場にはロープも有った。この三股からは天候が悪い時は非常に危険地帯と感じた。 傾斜も緩くなり待望の八ノ沢カールに飛び出した。なんと上は、晴れてカールの上部にはカムエクが前方に見えている(^◇^) そして、上がって来た谷には雲海が広がり山々の展望。カールにはお花畑も見られ素晴らしい景色が広がっていた。カールには少し雪渓が残っている状態でした。 ここから沢靴から登山靴に履き替えて山頂を目指す。周辺には誰もおらず貸し切り状態。慰霊碑の横を通りカールを登って行く。ピラミッド峰との鞍部からは日高の山々の大展望と雲海が待っていた。アルプスにも引けを取らない大展望に感激し、カムエクの頂へ。 少しハイマツがうるさい所が有ったが、苦にならない程度で良く踏まれている。 8時半前に山頂に到着。山頂から見る周囲の雲海が素晴らしい。幌尻方面がガスが立込めて少し展望が悪いが、これだけの眺望を見せてもらって感謝です。 誰もいない山頂を独占ですから・・・・(*^▽^*) 山頂を後にしカールまで戻り、また沢靴に履き替えます。先程、見えていたカムエクもガスが掛かり始め天候の変化が早い。 三股までの下りは、慣れない沢靴のため慎重に下って行きました。幸い濡れていた岩等が乾き出していたのでラッキーでした。八ノ沢テント場に丁度、お昼に到着し撤収をして登山口に向かいます。今日は幌尻岳登山口のチロロ林道まで行く予定なので、余りゆっくりとは出来ないので早々の出発となりました。15時には、札内川ヒュッテの駐車場に戻って来ました。 カムエクは二百名山に選定されているため、ある程度の人数の登山者が訪れており踏み跡やテープ要所に有りました。ルートの半分以上が沢筋及び沢の中なので天候不良で増水時はかなり危険です。また、三股からカールまでが核心部で一番の危険地帯です。 カムイク下山後、帯広市内で温泉に入浴し、またまた豚丼でパワーを付けて幌尻岳登山口に向かいました。 なお、林道は通行止め区間ですので歩く方は自己責任の上で、通行をお願いいたします🙇

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