台倉高山・帝釈山・田代山【栃木百名山】

2016.07.24(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 32
休憩時間
1 時間 6
距離
14.5 km
のぼり / くだり
1122 / 1120 m
1 25
1 4
27
53
54
23

活動詳細

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[感想] 台倉高山・帝釈山・田代山に登りました。今日は時期的に少し遅いかもしれませんが、「ワタスゲとキンコウカを見ることができたらいいなぁ」との想いで登りました。特にキンコウカは「花の百名山(田中澄江 著)」の中で田代山を代表する選定花となっているので、ぜひ写真に収めたいと思っていました。 ただ山全体としてはとても素晴らしいのですが、一番の問題は宇都宮から遠いことです。。宇都宮から出発する場合、宇都宮インターから片道3時間以上はかかるので、朝早く起きる気合と往復6時間以上運転する覚悟が必要だと思います。 それでも三段田代湿原や田代山湿原に咲く花はとても綺麗ですし、台倉高山や帝釈山から見渡せる360度の大展望や日本二百名山に相応しい眺望は、時間が経つのも忘れるくらい素晴らしいので、登る価値は十二分にあると思います。 この三座の登山道に関しては、踏み跡もしっかりあり迷うことはまずないかと思います。もし「少し長いなぁ」と思われる方は、馬坂峠から帝釈山・田代山のピストンだけでも十分満足できるかと思いますので、ご自身の体力に合った楽しみ方を見つけて頂ければと思います。 トイレに関しても綺麗に整備され、登山者にとても優しい山だと思います。 駐車場は馬坂峠に15台程の駐車スペースがあります。 キンコウカの花言葉は「心やすらぐ」「日々新たに」とのことです。上を向いて咲く金色のキンコウカを眺めていたら「よし頑張ろう」と前向きな気持ちになったりもしました。素晴らしい景色と綺麗な花たちに出会え、元気をもらえるこの三座、自信をもってお勧めです。

田代山・帝釈山 台倉高山・帝釈山・田代山に登りました。この写真は台倉高山に向かう途中、山頂手前から見た台倉高山です。今日は先週に続き、花の百名山つながりで三段田代湿原と田代山湿原をめぐる旅に出掛けました。
台倉高山・帝釈山・田代山に登りました。この写真は台倉高山に向かう途中、山頂手前から見た台倉高山です。今日は先週に続き、花の百名山つながりで三段田代湿原と田代山湿原をめぐる旅に出掛けました。
田代山・帝釈山 登山道入口のある馬坂峠へは国道352号、檜枝岐村にあるこの標識から林道を進んでいきます。ちなみに宇都宮インターからここまで2時間20分かかりました。
登山道入口のある馬坂峠へは国道352号、檜枝岐村にあるこの標識から林道を進んでいきます。ちなみに宇都宮インターからここまで2時間20分かかりました。
田代山・帝釈山 馬坂峠に至る林道は約15km程走りますが、オートキャンプ場から先は砂利道になっているのでとても気を使います。所々に案内もあり迷わず行けるかと思いますが、国道から馬坂峠まで50分かかりました。。
馬坂峠に至る林道は約15km程走りますが、オートキャンプ場から先は砂利道になっているのでとても気を使います。所々に案内もあり迷わず行けるかと思いますが、国道から馬坂峠まで50分かかりました。。
田代山・帝釈山 馬坂峠に到着です。15台程駐車できるスペースがあります。またトイレも完備されているので登山者にとても優しい山だと思います。
馬坂峠に到着です。15台程駐車できるスペースがあります。またトイレも完備されているので登山者にとても優しい山だと思います。
田代山・帝釈山 この馬坂峠、川俣・日光側へは現在通行ができません。福島県側から迂回しなければならないので、超ロングドライブになってしまいます。
この馬坂峠、川俣・日光側へは現在通行ができません。福島県側から迂回しなければならないので、超ロングドライブになってしまいます。
田代山・帝釈山 先ずはアップダウンがあまりなく、負担の少ない台倉高山から登ります。ここでYAMAPをセットし出発です。
先ずはアップダウンがあまりなく、負担の少ない台倉高山から登ります。ここでYAMAPをセットし出発です。
田代山・帝釈山 登り始めはコメツガやダケカンバの森の中を、階段を使い標高を稼ぎます。
登り始めはコメツガやダケカンバの森の中を、階段を使い標高を稼ぎます。
田代山・帝釈山 登山道に関しては踏み跡もありルートから外れることはないかと思います。迷いそうな所もしっかりと案内があります。
登山道に関しては踏み跡もありルートから外れることはないかと思います。迷いそうな所もしっかりと案内があります。
田代山・帝釈山 スタートから50分、三段田代湿原に到着です。この辺りから木道が続きます。
スタートから50分、三段田代湿原に到着です。この辺りから木道が続きます。
田代山・帝釈山 三段田代湿原から少し進んだ所には、ワタスゲが群生している場所もありました。
三段田代湿原から少し進んだ所には、ワタスゲが群生している場所もありました。
田代山・帝釈山 「もう終わりかなぁ」と思っていただけに、これだけ多くのワタスゲを見ることができて、とても感動しました。
「もう終わりかなぁ」と思っていただけに、これだけ多くのワタスゲを見ることができて、とても感動しました。
田代山・帝釈山 花言葉は「揺らぐ想い」。なんとも言えない儚さを感じます。
花言葉は「揺らぐ想い」。なんとも言えない儚さを感じます。
田代山・帝釈山 山頂に至る登山道にはゴゼンタチバナも群生していました。凛と咲く白い花、ゴゼンタチバナからも元気をもらいます。
山頂に至る登山道にはゴゼンタチバナも群生していました。凛と咲く白い花、ゴゼンタチバナからも元気をもらいます。
田代山・帝釈山 そして三段田代湿原から歩くこと50分、台倉高山の山頂に到着です❗山頂には二等三角点もあります。
そして三段田代湿原から歩くこと50分、台倉高山の山頂に到着です❗山頂には二等三角点もあります。
田代山・帝釈山 また山頂からの展望はとても素晴らしく、360度の大展望が得られます。特に感動したのは日光連山方面の景色と、
また山頂からの展望はとても素晴らしく、360度の大展望が得られます。特に感動したのは日光連山方面の景色と、
田代山・帝釈山 その横に広がる雲海です。朝日を浴びて銀色に輝いていました。この台倉高山、登る距離は短いのですが、たくさんの感動が得られる山だと思います。
その横に広がる雲海です。朝日を浴びて銀色に輝いていました。この台倉高山、登る距離は短いのですが、たくさんの感動が得られる山だと思います。
田代山・帝釈山 馬坂峠に戻ってきました。車の中で少し休憩です。後半戦に備え持ち物も補給します。
馬坂峠に戻ってきました。車の中で少し休憩です。後半戦に備え持ち物も補給します。
田代山・帝釈山 休憩後、帝釈山へは台倉高山の反対側にある帝釈山登山口から登っていきます。
休憩後、帝釈山へは台倉高山の反対側にある帝釈山登山口から登っていきます。
田代山・帝釈山 登り始めは階段と急登が続きます。そして標高差にして270m程登ると、
登り始めは階段と急登が続きます。そして標高差にして270m程登ると、
田代山・帝釈山 帝釈山の山頂に到着です❗登山道入口から40分程で着きました。山頂には二等三角点もあります。
帝釈山の山頂に到着です❗登山道入口から40分程で着きました。山頂には二等三角点もあります。
田代山・帝釈山 また帝釈山からの景色も感動的で、南側に日光連山方面が、
また帝釈山からの景色も感動的で、南側に日光連山方面が、
田代山・帝釈山 そして北西側に会津駒ヶ岳方面を望むことができます。少し雲がでてきましたが、さすが日本二百名山、それでも素晴らしい景色を見渡すことができます。山頂で少し休憩した後、田代山を目指します。
そして北西側に会津駒ヶ岳方面を望むことができます。少し雲がでてきましたが、さすが日本二百名山、それでも素晴らしい景色を見渡すことができます。山頂で少し休憩した後、田代山を目指します。
田代山・帝釈山 田代山へはシャクナゲの間をすり抜けるように進み、一旦下っていきます。
田代山へはシャクナゲの間をすり抜けるように進み、一旦下っていきます。
田代山・帝釈山 少し進むと田代山へ続く尾根を見ることができます。
少し進むと田代山へ続く尾根を見ることができます。
田代山・帝釈山 田代山へ至る登山道もしっかり整備されていて、迷うことはないかと思います。
田代山へ至る登山道もしっかり整備されていて、迷うことはないかと思います。
田代山・帝釈山 またこの辺りには緑が眩しいスギゴケや、
またこの辺りには緑が眩しいスギゴケや、
田代山・帝釈山 ギンリョウソウも見ることもできました。飽きることのない登山道が続きます。
ギンリョウソウも見ることもできました。飽きることのない登山道が続きます。
田代山・帝釈山 そして帝釈山から50分程で、田代山避難小屋に到着です。
そして帝釈山から50分程で、田代山避難小屋に到着です。
田代山・帝釈山 ここには綺麗に整備されたトイレやベンチもあり、休憩や食事をするのに最適な場所になっています。
ここには綺麗に整備されたトイレやベンチもあり、休憩や食事をするのに最適な場所になっています。
田代山・帝釈山 避難小屋から少し進むと田代山湿原に到着です。視界が一気に開け開放感あふれる景色が広がっています。ここから一方通行の木道を反時計回りにくるっと歩いて田代山湿原を一周します。
避難小屋から少し進むと田代山湿原に到着です。視界が一気に開け開放感あふれる景色が広がっています。ここから一方通行の木道を反時計回りにくるっと歩いて田代山湿原を一周します。
田代山・帝釈山 田代山湿原に関しては遮るものもなく気持ちよく木道を歩くことができす(お花に関しては残念ですが終わりかけていました)。
田代山湿原に関しては遮るものもなく気持ちよく木道を歩くことができす(お花に関しては残念ですが終わりかけていました)。
田代山・帝釈山 それでも白い花がいっぱい集まったシラネニンジンや、
それでも白い花がいっぱい集まったシラネニンジンや、
田代山・帝釈山 イワショウブ、
イワショウブ、
田代山・帝釈山 ニッコウキスゲなども咲いていました。
ニッコウキスゲなども咲いていました。
田代山・帝釈山 これはチングルマの花が散った後の穂でしょうか。初めて見ます。
これはチングルマの花が散った後の穂でしょうか。初めて見ます。
田代山・帝釈山 そして赤い花が可愛らしいサワランです。
そして赤い花が可愛らしいサワランです。
田代山・帝釈山 湿原に咲いている花を鑑賞しながら弘法沼を通過です。
湿原に咲いている花を鑑賞しながら弘法沼を通過です。
田代山・帝釈山 そしてお目当てのキンコウカです。漢字で書くと金光花、金色に輝く花がとても素敵です。
そしてお目当てのキンコウカです。漢字で書くと金光花、金色に輝く花がとても素敵です。
田代山・帝釈山 花を楽しみながら木道を歩いていると田代山の山頂標識に到着です。標識の背景には会津駒ヶ岳も望むことができます。タイミングが合えば美しい花たちと素晴らしい景色に出会えるこの田代山は、花の百名山に相応しい感動を与えてくれる山だと思います。
花を楽しみながら木道を歩いていると田代山の山頂標識に到着です。標識の背景には会津駒ヶ岳も望むことができます。タイミングが合えば美しい花たちと素晴らしい景色に出会えるこの田代山は、花の百名山に相応しい感動を与えてくれる山だと思います。
田代山・帝釈山 田代山湿原で食事休憩を取りながら50分程で一周し、田代山湿原から1時間40分程で馬坂峠に戻ってきました。今日は三座を登りましたが、どの山もとても個性的なので楽しく登ることができました。
田代山湿原で食事休憩を取りながら50分程で一周し、田代山湿原から1時間40分程で馬坂峠に戻ってきました。今日は三座を登りましたが、どの山もとても個性的なので楽しく登ることができました。
田代山・帝釈山 帰りは桧枝岐村にある「燧の湯」に立ち寄りました。源泉かけ流しのいい温泉でした。ここから宇都宮まで2時間以上かかります。途中睡魔に襲われ意識が飛びそうになりましたが、無事到着することができました。お疲れさまでした。
帰りは桧枝岐村にある「燧の湯」に立ち寄りました。源泉かけ流しのいい温泉でした。ここから宇都宮まで2時間以上かかります。途中睡魔に襲われ意識が飛びそうになりましたが、無事到着することができました。お疲れさまでした。

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