東北の山旅1:さっとピストン磐梯山

2016.07.25(月) 日帰り

活動データ

タイム

03:49

距離

6.7km

のぼり

704m

くだり

705m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 49
休憩時間
32
距離
6.7 km
のぼり / くだり
704 / 705 m

活動詳細

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もう梅雨が明けるだろうと、東北の5座(磐梯山、西吾妻山、大朝日岳、月山、鳥海山)に登ってきました。昨年の夏、「元気なうちに日本百名山を登り切ろう」と決めましたが、東北に残した6座のうち5座を巡る山でした。 第1座は福島県の磐梯山。大阪千里を日曜日の昼過ぎに出発。磐梯山麓の「道の駅ばんだい」に22時到着(約9時間)。道の駅パーキングホテル(単なる駐車場)でお世話になった。 ■八方台登山口~中ノ湯~磐梯山 「道の駅ばんだい」から磐梯山ゴールドラインを通って30分で八方台登山口へ。ここは、磐梯山への最短コースとしてよく利用されている。駐車台数は私を入れて3~4台。 5時に一番乗りで出発。すぐにブナ林が現れる。説明によると、今見られる若いブナは、1881年(明治21年)の水蒸気爆発によって大半のブナが消滅したあとに芽を出したものとか。 しばらく歩くと「中ノ湯」に着く。かつて温泉旅館だったようだが今は廃墟と化している。 登るにつれて、水蒸気爆発で山体崩壊して消滅した小磐梯の崖地が見えてくる(NHKのブラタモリでやっていた)。檜原湖や山体崩壊によって生まれた五色沼は雲海の下。 高山植物は、ヨツバカラマツ、ヨツバヒヨドリ、ホタルブクロ、ハクサンシャジンなどがあったが、あまり多くない。 YAMAPの軌跡が伸びないのでおかしいなと思っていたら、GPSの調子良くなかったようで、気づいたら頂上に着いていた。頂上の裏磐梯側は、すぱっと切れている。雲海が晴れて、桧原湖、五色沼などがよく見えるようになった。 ■磐梯山~弘法清水~八方台登山口 下山途中、弘法清水(枯れない水が年中出ている)の前にある岡部小屋(飲み物・軽食などを出す休憩所)に寄って店主と歓談した。「5月の連休から開けるけど、小屋はまだ半分雪の中」「弘法清水があるから登山者は随分助かるよ」「磐梯山の頂上は5合目、もとの磐梯山はもっと高かったから・・」。磐梯山がだんだん分かってきた。それにしても、弘法大師が杖で岩を着くと枯れない水が出たという話は、全国津々浦々にあるようだ。4時間弱で八方台登山口に下山。 この日は、2座を予定していたので、次の西吾妻山へ車を走らせました。 ≪おせっかい情報≫ ・八方台からのルートは、磐梯山への最短ルートのようでハイキング気分で登れます。 ・八方台の駐車場は広く、50台ぐらい可能かと思われました。人気のコースのため、満車になる可能性が高いのかもしれません。 ・八方台からのコースには危険な箇所はない。

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