罠猟十一回目

　本日は快晴で気持ちのいい登山日和でした。 　今日は驚くことがありました。昨日の罠を仕掛けた場所で、さらに罠を設置して以降としていると、背後から木切れの音が聞こえてきました。近くに鳥でも降りてきたかなと振り返ってみると、草場の間から黒い背中とぷっくりお尻、ふりふりした尻尾が見えて、ゆっくりこちらに近づいてくる動物がいました。その距離約１０メートル。。大きさは大型犬が丸々太ったような容貌で、こちらにはまだ気づいていない様子。とっさに近くにあるハンマーとナイフを持ち、高さ３ｍの位置にある倒木へ飛び乗り、左手にハンマーとナイフを持ち、右手にスマートフォンを写真モードでかまえて近づいてくるのを待っていました。すると、イノシシもこちらの気配に気づいたのか、見えないながらも反対方向へ移動している足跡が聞こえてきました。 　その後は、またイノシシが戻ってきても危ないと思ったので、いつもより早く切り上げて下山しました。道中いろいろなことを考えながらも、あの小山にいることが確信できたので新しい構想を練って挑んでいきたいと思います。