1･2･3 yoshi！①八本歯のｺﾙ 梯子編

小学生になって初めての夏休みです。 今夏は、南ｱﾙﾌﾟｽに挑戦です。 ﾀｰｹﾞｯﾄは北岳と間ﾉ岳、ｺｰｽは… 　1日目：広河原＞大樺沢＞二俣＞左俣＞八本歯のｺﾙ＞ﾄﾗﾊﾞｰｽ道＞北岳山荘(泊) 　2日目：北岳山荘＞間ﾉ岳＞北岳山荘＞北岳＞肩の小屋(泊) 　3日目：肩の小屋＞北岳＞肩の小屋＞右俣＞二俣＞大樺沢＞広河原 昨年同様、登山前に1,000km、10時間のﾄﾞﾗｲﾌﾞ… の予定でしたが、いよいよ出発という時に東京に急用ができ、おばあちゃんも同乗して慌てて出発。 日程調整し直して、7/27(水)に拠点の芦安駐車場に着いた時には、1,300kmを走破していました。 しかもここで、お父さんが痛恨のﾐｽ！ 何と、車のﾊﾞｯﾃﾘｰが上がってしまったのでした。 結局、予定していた始発のﾊﾞｽに乗り遅れ、乗合いﾀｸｼｰで広河原に着いたのが１時間遅れ。 天気も好転してきたとは言えまだまだ不安定で、なるべく早く山小屋に到着したいところですが、標高差 およそ1,500mを上り続けるため、焦りは禁物です。 こんなﾄﾞﾀﾊﾞﾀの中、南ｱﾙﾌﾟｽ初挑戦がｽﾀｰﾄします。 富士山には一昨年夏に剣ヶ峰登頂していますので、今回計画通りにいけば、標高 best3制覇というおまけつきです。 あれもこれもと盛り沢山の今回の 2泊3日の山旅、続きは… 2日目：1･2･3 yoshi！②3,000m縦走 雷鳥編 　 ⇒ https://yamap.co.jp/activity/424486 3日目：1･2･3 yoshi！③北岳再踏 ﾌﾞﾛｯｹﾝ編 　 ⇒ https://yamap.co.jp/activity/425399 （yoshi's 父 ﾒﾓ） ・前日 7/27(水)20時時点で、ﾊﾞｽ発着場前の第2駐車場が 8割ほど埋まっていました。 ちなみに、この日は平日ではありましたが、長引く梅雨がそろそろ明けるのではないかと予報されていました。 前日の駐車場はｶﾞﾗｶﾞﾗだったそうです。 第2駐車場というのは沢山ある駐車場の最奥に位置し、乗合いﾀｸｼｰの発着場になっています。 道路を挟んだ向かい側から、広河原行きのﾊﾞｽが出ます。 山岳案内所が設けられていて、登山届もここで提出できます。 前述の通り、ここで痛恨のﾐｽ！ ｴﾝｼﾞﾝを掛けずに充電･送風したまま眠り込んでしまいました。 加えて、慌てて自宅を出発した際に、予備ﾊﾞｯﾃﾘｰを置き忘れて来てしまいました。 そこで、ｽﾏﾎ＞ｶﾒﾗ＞時計との優先順位から、WSD-F10の利用は早々に断念しました。 (ただし、ﾊﾞｯﾃﾘｰが0になってからでも、時間表示の機能は利用できています、8/1現在でも…) ・今回は乗合いﾀｸｼｰを利用しましたが、ﾊﾞｽとほとんど同額で利用できます。この日 5：15発の第一便ﾊﾞｽが1台しか出なかったため、席に座れない方をお見送りしましたが、小一時間立ってでは辛いと思います。 そういう場合なども、乗合いﾀｸｼｰを利用するとよいと思います。 ただし、一応定刻が決められていて、定刻以外は、定員9名のところ 8-9名が揃わないと出発しないそうです。 人数分の金額を支払ったら出発するのかを尋ねたところ、それは運転手次第と某運転手は仰ってました。 下山時のことですが、下山してすぐ運転手に声を掛けられ、私たち父子が乗車してすぐ出発しました。 中にはかなりお待ちの方も居られたかも知れませんが、私たちは下山後0分で芦安へ向かうことができました。 なお、第5駐車場を利用されている方は、そこまで送って貰っていました。 ・山小屋情報です。 今回、ｽﾀｰﾄが遅れたため北岳山荘に着いたのが15時30分ころでした。 そもそももう少し早く着けばよかったことではあるのですが、受付を完了するのに到着後1時間以上かかりました。 理由は、予測以上に登山者が押し寄せたためとのこと。 ﾊﾅから布団1枚に2名としていれば済んだものの、途中で思いのほか多いとわかり、ｽﾍﾟｰｽ、布団、食事が足りなくなって… ということで受付に長蛇の列ができていたようです。 受付のお兄さんが、先客のところに行って詰めて貰うように依頼したり、廊下にｽﾍﾟｰｽを作ったりと孤軍奮闘してくれたお蔭で、何とか泊めていただくことができました。 受付が無人の時間が長くなったので、ちょっと心配ではありましたが。 北岳山荘のHPには、9名以下の宿泊は連絡不要、むしろ緊急時連絡に支障が出るといけないので連絡しないで…旨の記載がありましたが、どうなのでしょうか？ もっとも、ﾏｲｶｰ規制がひかれ、現地で規制利用者協力金を支払っているわけですから、そのﾃﾞｰﾀを上手く利用すれば、朝の早いうちにおおよその入山者予測はつくはずで、予測と違ったなどとﾄﾞﾀﾊﾞﾀすることはないように思います。 夕食が4回目の19時、通常の食事はなく、少し割引になってﾚﾄﾙﾄｶﾚｰと味噌汁だけ、朝食は3回目で、5時50分でした。 給水、ﾄｲﾚは屋内でできます。 登山ﾊﾞｯﾁですが、間ﾉ岳単体の物がなく白根三山の物を買いましたが、肩の小屋には置いていました。 充電についてですが、受付にて無料でして貰えます。 それどころではない感じでしたので、多くの方が出立された後の朝食時間にお願いしました(補充程度)。 「窓から富士山(が見える)！」が売りの山小屋ですが、その通りのﾕﾆｰｸな造りは黒川紀章の設計だそうです。 しかしこう混雑ぶりが問題になると(既に山小屋泊を経験された方なら別に気にならないと思いますが)、見かけよりも収容量を考えた造りの方がよかったように思います。(夢のない話でｽﾐﾏｾﾝ)　いつか、ﾃﾝ泊で、myﾃﾝﾄから富士山！を実現させたいです。 ちなみに北岳山荘は山梨県が建設し、南ｱﾙﾌﾟｽ市が運営しているそうです。 ・ﾄﾗﾊﾞｰｽ道から北岳山荘 分岐からお花畑を進むとちょっとした岩場となり、それを過ぎると緩やかな下りが続きます。 この辺りで右手の稜線が気になるところですが、このまま下っても、稜線に上がってから下っても同じです。どちらも北岳山荘に向かいますので、安心してお進みください。