生駒山系で「文系登山」を始めました|#01太宰治「パンドラの匣」のルーツ求めて

2016.08.05(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 15
休憩時間
32
距離
7.9 km
のぼり / くだり
541 / 211 m
2 57
9
27
2
18
2

活動詳細

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.HYAKKEI(ドット・ヒャッケイ)さんの記事に触発されて、真夏の太陽が照り付ける大阪府東大阪市の日下(くさか)・石切の街歩きから始めて、府民の森・くさか園地のハイキングコースを登ってきました。 『文系登山』をはじめよう!(.HYAKKEI) https://hyakkei.me/articles-402 最終目的地は奈良県生駒市の生駒山麓公園でした。広大な敷地にフィールドアスレチック、野外活動センター、テニスコート、多目的広場が設置され、周囲は豊かな緑に囲まれています。ここを最終地点に選んだ理由は二つありました。 一つは、敷地内に設けられた「万葉のみち」で、生駒市内に六ケ所設けられた万葉歌碑のミニコースとなっているからです。万葉集研究の第一人者として知られる犬養孝の揮毫により、全国各地に百三十一基の万葉歌碑を建立されたと云います。そのうちの六基が生駒市内に点在し、その紹介を兼ねたレプリカがここ山麓公園内に置かれています。次回の文系登山(ハイク)で、実際の万葉歌碑巡りを予定しています。 もう一つは、ふれあいセンターにある大浴場ですね。7/20~8/31の期間中、節電対策の一環として浴場利用が無料開放されています。残念ながら対象者は生駒市在住、勤務、在学者に限られるとのこと。(昨年までは全員無料でした) <参考とした資料> 東大阪市観光ガイド・まち歩きコース モデルコース①文学散歩 日下・石切周辺 http://www.higashiosaka-kanko.jp/ 大阪府民の森・大阪府緑公社 くさか園地(中部園地) http://osaka-midori.jp/mori/chubu/kusaka.html 生駒の古道(生駒市古道調査) 生駒民俗会、平成二十六年 http://juantonto.wpblog.jp/post-0-26/ 【グリグリ回せる360°パノラマ画像ギャラリー】 以下のリンクは山歩き中に撮影した360°パノラマを表示します。(スマホアプリではIn-appブラウザに開きます) 日下公園 https://goo.gl/maps/C48hmwSiRyLH9TcZA 原始ハス(井上氏、上池) https://goo.gl/maps/RsqmnhrNjoyaeAt99 旧河澄家住宅(庭園、日下のカヤ) https://goo.gl/maps/9nuqk8Hg2jcLMehF8 大龍禅寺(開山堂前) https://goo.gl/maps/sMPazSVk5JzrDaRU6 日下新池(パンドラの匣跡地) https://goo.gl/maps/Ufcb99SsDDzMqypP7 旧生駒トンネル https://goo.gl/maps/a892M4z6uBG6vHwGA ------ここまで、今回撮影分----------- くさか園地・こぶしの谷(2016.06.02 撮影) https://goo.gl/maps/oA2kcoi44jTfoxxN9 灯篭ゲート(八丁門峠) https://goo.gl/maps/EvaR4qC8Fwb6yidUA 生駒山麓公園・展望台(矢田丘陵北部の展望) https://goo.gl/maps/2zcxpN6ks5gvjPru9 ※マウスや指タップで写真を全方向に回転させることが可能です。また、Googleマップにても閲覧可能です。 追記 1 今回、活動日記のGPSログは、アンドロイド・アプリの「山旅ロガーGOLD」を使用し、6秒間隔で記録したGPXファイルをパソコンソフトのカシミール3Dで加工したものです。(不要部分の削除・編集とWaypointを約半分に間引きしました) 追記2 写真は全てコンデジで撮影し、ジオタグはGPSログのオリジナルファイルから抽出して埋め込みしました。Googleフォトに一旦アップロードの後、リサイズや色調整などの補正をして、最大解像度1,920pixel以下に縮小しています。 (参照外部リンク) アウトドアの新定番YAMAP(ヤマップ)で360 Photos(パノラマ)を楽しむ方法 http://juantonto.wpblog.jp/yamap-360-panorama/

生駒山・神津嶽・大原山 谷崎潤一郎が一時期住んだ根津家の石燈籠(日下リージョンセンター)
谷崎潤一郎が一時期住んだ根津家の石燈籠(日下リージョンセンター)
生駒山・神津嶽・大原山 石材置き場(立派な生駒石が積み上げられていました)
石材置き場(立派な生駒石が積み上げられていました)
生駒山・神津嶽・大原山 等身大を遥かに超える立派な合掌地蔵菩薩立像(日下墓地、享保十九年)
等身大を遥かに超える立派な合掌地蔵菩薩立像(日下墓地、享保十九年)
生駒山・神津嶽・大原山 平成18年にオープンした日下公園、サルスベリが開花していました。
平成18年にオープンした日下公園、サルスベリが開花していました。
生駒山・神津嶽・大原山 埴輪をモチーフにしたベンチ(日下公園)
埴輪をモチーフにしたベンチ(日下公園)
生駒山・神津嶽・大原山 水場のミストが涼しそう。真夏の太陽が容赦なく降り注ぎます。
水場のミストが涼しそう。真夏の太陽が容赦なく降り注ぎます。
生駒山・神津嶽・大原山 今日の暑さを象徴するヒマワリ
今日の暑さを象徴するヒマワリ
生駒山・神津嶽・大原山 井上家の石燈籠、この辺りは昔の面影を色濃く残しています。
井上家の石燈籠、この辺りは昔の面影を色濃く残しています。
生駒山・神津嶽・大原山 古事記に記述がみられる原始ハスが栽培されています。
古事記に記述がみられる原始ハスが栽培されています。
生駒山・神津嶽・大原山 ここでは自由に見学が可能です。
ここでは自由に見学が可能です。
生駒山・神津嶽・大原山 蕾も立派ですね。
蕾も立派ですね。
生駒山・神津嶽・大原山 東大阪市に寄贈された指定文化財の河澄家住宅が一般公開されています(入館無料)
東大阪市に寄贈された指定文化財の河澄家住宅が一般公開されています(入館無料)
生駒山・神津嶽・大原山 雨月物語で知られる上田秋成を慕う河内の文化人が集っていたと云います。かやの木も指定文化財
雨月物語で知られる上田秋成を慕う河内の文化人が集っていたと云います。かやの木も指定文化財
生駒山・神津嶽・大原山 日下集落常夜灯、竿の文字は漢学者・生駒山人(森文雄)が揮毫しました。
日下集落常夜灯、竿の文字は漢学者・生駒山人(森文雄)が揮毫しました。
生駒山・神津嶽・大原山 ホタル通りの南端部を通過、夕涼みの街歩きもイイですね。
ホタル通りの南端部を通過、夕涼みの街歩きもイイですね。
生駒山・神津嶽・大原山 上田秋成が隠遁生活を送っていた正法寺跡地(明治維新で廃寺になったとのこと)
上田秋成が隠遁生活を送っていた正法寺跡地(明治維新で廃寺になったとのこと)
生駒山・神津嶽・大原山 ホタル通りを北へ歩く
ホタル通りを北へ歩く
生駒山・神津嶽・大原山 清水が流れる小川です。
清水が流れる小川です。
生駒山・神津嶽・大原山 黄檗宗大龍禅寺を示す道標は大正八年の建立です。
黄檗宗大龍禅寺を示す道標は大正八年の建立です。
生駒山・神津嶽・大原山 聖徳太子の創建と伝わる黄檗宗の禅寺、上田秋成を世話した正法寺の唯心尼のお墓があります。
聖徳太子の創建と伝わる黄檗宗の禅寺、上田秋成を世話した正法寺の唯心尼のお墓があります。
生駒山・神津嶽・大原山 日下新池(天女池)、対岸に自生するのはヒトモトススキ(天然記念物)
日下新池(天女池)、対岸に自生するのはヒトモトススキ(天然記念物)
生駒山・神津嶽・大原山 太宰治の小説「パンドラの匣」の舞台となった健康道場跡地付近は広場になっています。
太宰治の小説「パンドラの匣」の舞台となった健康道場跡地付近は広場になっています。
生駒山・神津嶽・大原山 鉄道が開通した大正四年に「日下遊園地」が開設されたと云います。
鉄道が開通した大正四年に「日下遊園地」が開設されたと云います。
生駒山・神津嶽・大原山 現在の日下新池はサクラの名所として名高い
現在の日下新池はサクラの名所として名高い
生駒山・神津嶽・大原山 道標から階段を上がると旧生駒トンネルの跡地と駅、線路跡が残っています。
道標から階段を上がると旧生駒トンネルの跡地と駅、線路跡が残っています。
生駒山・神津嶽・大原山 旧生駒トンネルは大正3年開通、昭和39年に現在の生駒トンネルが完成して廃駅となりました。
旧生駒トンネルは大正3年開通、昭和39年に現在の生駒トンネルが完成して廃駅となりました。
生駒山・神津嶽・大原山 旧生駒トンネルの一部を利用してけいはんな線の生駒トンネルが開通しています。
旧生駒トンネルの一部を利用してけいはんな線の生駒トンネルが開通しています。
生駒山・神津嶽・大原山 プラットフォームや線路跡は昔の面影をとどめています。
プラットフォームや線路跡は昔の面影をとどめています。
生駒山・神津嶽・大原山 指さし道標を逆にたどって、日下ハイキングコースを歩きます。
指さし道標を逆にたどって、日下ハイキングコースを歩きます。
生駒山・神津嶽・大原山 ここからようやく山道となります。
ここからようやく山道となります。
生駒山・神津嶽・大原山 ハイキングコースの分岐点、左へ本道を歩きました。
ハイキングコースの分岐点、左へ本道を歩きました。
生駒山・神津嶽・大原山 かつての石切り場跡地です。
かつての石切り場跡地です。
生駒山・神津嶽・大原山 今も巨岩の壁が聳えています。
今も巨岩の壁が聳えています。
生駒山・神津嶽・大原山 羽虫と格闘しながら、こぶしの谷入り口に着きました。
羽虫と格闘しながら、こぶしの谷入り口に着きました。
生駒山・神津嶽・大原山 舗装された管理道に、簡易トイレとテーブルが設置されています。
舗装された管理道に、簡易トイレとテーブルが設置されています。
生駒山・神津嶽・大原山 最近、広範囲に草刈りがされてサッパリしました。
最近、広範囲に草刈りがされてサッパリしました。
生駒山・神津嶽・大原山 灯篭ゲート広場に到着
灯篭ゲート広場に到着
生駒山・神津嶽・大原山 むろいけ園地へのルートが接続します。
むろいけ園地へのルートが接続します。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒山麓公園、「万葉のみち」にある展望台
生駒山麓公園、「万葉のみち」にある展望台
生駒山・神津嶽・大原山 ここからは矢田丘陵北部の様子がよく見えます。
ここからは矢田丘陵北部の様子がよく見えます。
生駒山・神津嶽・大原山 生駒市内に現存する犬養孝揮毫による万葉歌碑が復元されています。
生駒市内に現存する犬養孝揮毫による万葉歌碑が復元されています。
生駒山・神津嶽・大原山 今回の文系ハイクで参考にしたマップ(一部のみ)です。
今回の文系ハイクで参考にしたマップ(一部のみ)です。

活動の装備

  • モンベル(mont-bell)
    カモワッチハット
  • その他(Other)
    北見名産天然ハッカ油20ml
  • その他(Other)
    スポルディング偏光クリップサングラスCP-9SM[フリップアップ]
  • その他(Other)
    SEATOSUMMITシートゥサミットモスキートヘッドネット虫から顔を守る![当店]

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