奥伊吹スキー場から大長谷遡行でブンゲンへ

2016.08.09(火) 日帰り

活動データ

タイム

07:20

距離

5.1km

のぼり

640m

くだり

640m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 20
休憩時間
3 時間 14
距離
5.1 km
のぼり / くだり
640 / 640 m
4 37
1 25

活動詳細

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以前スキー場から山スキーで登った事の有る江美稜線の山ブンゲンに、瀬戸山谷支流大長谷から沢登りで挑戦しました。ネットでの記録も無く下降に使ったと言う記録が一件有るのみです。スキーシーズンなら沢山の車で一杯になるダダッ広い駐車場に愛車を停め、動く歩道の下を越えてスキーロッジの横から庭を通り小尾根を越えて導水管に沿って沢へ降り沢仕度を済ませ入渓します。そこにはブンゲン登山道と書かれた手製の看板があり少し降って目的の大長谷に出合います。暫くは薮が被さった河原を進みますが時々小さな滝も現れ期待が持てそう! 形の良い小滝を幾つもシャワーで越えて標高850mの二俣に出合う。左股には立派な滝が懸かるが本流の右股へ入るも相変わらず薮っぽい小滝が続く。岩が重なる滝の上に出ると砂地の広場に穴が開いてそこへ水が吸い込まれていく珍しい滝も有った。960mの三俣は真ん中の沢が本流、右は枯れ滝でこの上を詰めればブンゲンから降りに使う尾根の1030m附近へ、左股はブンゲンの一つ北のピークCa1250mへ。ここを過ぎると目の前に4段の滝が覆い被さるように立ちはだかる。下3段を登るが最後の滝は手掛かり足掛かりも乏しく支店を取る所も無い、残念だが諦めざるを得ない。岩を支点にして懸垂下降で滝下へ戻り右岸(左)尾根への滑り易い斜面を木の根や笹を手掛かりに這い上がる。尾根上には獣道が有り下降点を探りながら暫く登ると、獣達が水飲み場へと降る獣道を使い沢へ戻る、可なりの高巻きになったが標高も1000mを超え水流も細くなってきたが相変わらず小滝が続く。面白いように高度が上がり山頂を意識しながら尚も本流を詰める。傾斜も落ち支流が沢山出てくる様になり更に選択が難しくなる。水流が切れる前に水を確保し山頂目指して薮を漕いで行く。お昼も廻りお腹も空いたがまだ薮漕ぎが続く。薮を空かして青空が近くなり三角点を目指し最後の一足掻きでスキー場からの登山道へ飛び出したが北へ僅か10m程ずれていたのは残念だが無事ブンゲン山頂到着。三角点附近が少し切り開かれていて展望もマズマズ、南の伊吹山は山頂付近がガスで隠されていた。山頂には風が吹き抜け涼しく遅いお昼を食べ、風に吹かれながら笹薮の長い尾根を降り出合の沢を経てスキー小屋へ降りてきた。折しもスキー小屋の方が作業中で、沢や尾根の話を伺いオマケにスモモの熟した実までの頂きありがとうございました。 次回の沢登りの目的地である「起し又川」の偵察も済ませ、グリーンパーク山東でお風呂に入り、少し渋滞したが無事戻ってきました。

メンバー

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