百名山34座目　甲斐駒ヶ岳（双児山～駒津峰～山頂～仙水峠～北沢峠）

初日に仙丈ケ岳を苦行登山。一緒に行った友人は昨日の雨に打たれ過ぎて、体調を崩しリタイア。朝一のバスで北沢峠に戻りました。私はまた雨が降ったら、途中撤退を覚悟しつつ、早朝５時に大平山荘を出発。忘れ物もあり、山荘と北沢峠を二往復。暗雲立ち込めます… しかし、昨日の苦行が実り、登って行くうちに晴れ間が広がり、まさかの晴れ(笑)　昨日とは打って変わってルンルン気分で甲斐駒を目指します。ひたすら双児山に向けて高度を上げます。でも晴れているとなぜか疲れない。駒津峰を超えて、いよいよ岩稜帯に入ります。そして、気分が高揚しすぎたのか、撒き道を行かず、危険個所ありの直登コースを進む。このコースは難易度高いですね。ボルダリングを少しかじっていて良かったです。足場や持つところはしっかりあるので慎重に登れば大丈夫ですが、慣れてなかったり、疲れている時は絶対に行ってはいけないと思いました… そして、山頂は絶景でした。遠く北アルプスまで望めて素晴らしかったです。甲斐駒ケ岳の形もかっこいいし、リタイアした友人に申し訳なかったです。下山は、仙流荘バス停で待っている友人のために急ぎました。最後は少し走りました。初日どうなるかと思いましたが、二日目のご褒美は良かったです。 帰りのバスでは、運転手さんのガイドで植物や昆虫の説明を毒蝮三太夫ばりにしてくれて楽しく帰れました。最後はカモシカの見送りサプライズもあり、南アルプス最高でした!!