地図もっていこー!長崎岩屋山から蝶ヶ崎へ。

2016.09.06(火) 日帰り

活動データ

タイム

07:22

距離

18.5km

のぼり

1046m

くだり

1044m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 22
休憩時間
45
距離
18.5 km
のぼり / くだり
1046 / 1044 m
45
2 40
30
23
1 13

活動詳細

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地形図を眺めているとルート表記はないものの、なんとも魅力的な尾根や谷を見つけることがあります。長崎の岩屋山から舞岳を通り、そのまま海岸の蝶ヶ崎へと延びる尾根も、そんな歩いてみたくなる場所です。前から気になっていた岩屋山~蝶ヶ崎縦走を、最近涼しくなったもんだから、ちょいと行ってきました。 岩屋山登山口から海岸の蝶ヶ崎までは直線距離でわずか5kmほど。しかし舞岳までは比較的メジャーなルートだがそこから先はどうなんだろ。ネットで検索してみると数件ヒット。やっぱり長崎岳人があんな魅力的な尾根沿いをほっとく訳がないんですよね(о´∀`о) 今回はガッツリ地図読み山行で、極力GPSは取り出しません。地形図とコンパスで蝶ヶ崎を目指します。いい訓練になりそうです。 準備に手間取り、11時に登山開始。 チビッコ達でにぎやかな岩屋神社からスタートです。昨日の健康診断でバリウムを飲んだからか、久しぶりに気温が高いからか、イマイチ調子が上がらず大汗かいて11時40分に岩屋山山頂。山頂のベンチで同席したお姉さまから分けてもらったサンドイッチをもぐもぐ頬張り、休みもそこそこに舞岳を目指します。スタートが遅かったのでゆっくりしてられません。舞岳への登山道はなんど歩いても気持ちのいい道です。スキップしながら13時ちょうど、舞岳到着。しばし岩陰からのぞくカワイ子ちゃんと戯れて、さー!こっからが今日の本番!蝶ヶ崎へ! 舞岳から南西へ尾根を繋ぎながら蝶ヶ崎を目指します。 とりあえずコンパスを、尾根を繋いだ先にあるトンネル上にセットします。舞岳から先は、意外としっかりした踏み後があります。 西へ300mほど進み200mピークへ。そこから尾根伝いに南西へ折れるのですが、200mピークから尾根は分岐しているので注意が必要です。案の定、だんだんと薄くなってきた踏み後を追って歩くといつの間にか北西へ延びる尾根に乗っていました。数分に一度コンパスをチェックしてなかったら間違いに気づくのは、ずっと遅れていたでしょう。 引き返さずに、尾根の北側にそって藪を掻き分け歩きますが等高線2本分の斜面は、結構な崖となっているために、登れそうな弱点を探しながら歩きます。なんとか尾根に乗ると、たまーにテープなどが出てくるのですが、目標のトンネルまで道がなくなり崖と藪が立ち塞がります。しかたなく一度尾根を降りて歩けそうな場所を探します。この山の藪はとにかく蜘蛛の巣との戦いで、拾った枝をブンブン振り回しながら歩いても、ちょっと油断するとベターっと顔に張り付きます。くそー!まけるかー! 尾根を左手に崖沿いに歩るいていると、展望がきく場所に出ました。そこから海と道路が見えます!やった!!これで正確な現在地が分かる! 開けた展望から見える景色を元に現在地を特定します。コンパスを確認すると正確にトンネル上の方向を指しています。コンパスの指すほうへ慎重に崖の弱点をつき尾根へと登りました。すると・・・ 目の前の木に、みさき道歩会が設置している蝶ヶ崎への標識があるじゃないですか!! ビンゴーーーーーーー!!!! GPSに一切頼らずに、地図とコンパスだけで藪の中を歩き、こんだけ広い山の中の一本の木に設置してある標識にドンピシャで当たり!これだからやめられん!きもちいいー(о´∀‘о) そしていきなり現れる煙突。当然これはトンネルの空気穴でしょ!バッチリです!蝶ヶ崎まであと少し!実はここからも、けっこう大変な藪が立ちはだかったですが15時ジャスト、蝶ヶ崎展望所に到着!13時30分に舞岳を出発して、たった1.8kmほどの距離に1時間半!疲れました。蝶ヶ崎展望所は最高の眺めです。しかしノンビリとはしてられません。車を止めた岩屋山登山口まで戻らないといけないのです。 ここで初めてGPSで現在地を確認します。ほー!まさにここは尾根のドン詰まり。すこし尾根を外したところもありましたが、美しいルートを描くことができました(о´∀‘о) GPSには地形図には表記のない徒歩道があります。つぎの目標はその徒歩道です。しかし、こっからも藪!蜘蛛の巣!行水中のイノシシ!苦行のような下山です。そして15時35分、無事に蝶ヶ崎トンネル脇へ降りることができました。ひとまずホッとしました。ここまでの山行で手持ちの水がなくなり、かなりやばい状況でした。自動販売機をさがし、水分補給をします。公園で顔を洗いサッパリして遅い昼ごはん。ここから長いロードが始まります。 途中から登山道へ入り九州遊歩道へ入るか、ロードを歩き続けるか迷います。しかしいくら近道とは言え、日の入りが早くなってきた今の時期に16時から入山するのは気が進みません。このままロードを岩屋まで歩くことに決めました。 かきどまり運動公園までダラダラ続く坂道をフラフラになりながら歩き、運動公園のトイレで頭から水を被り体を冷やしながら進みます。 そして歩くこと3時間。18時30分に岩屋山登山口駐車場に到着。 やったー!やりぬいたぞー! 久しぶりのヒリヒリするような藪漕ぎ地図読み山行。 やっぱ、山は楽しいわ!

岩屋山・舞岳 駐車場は満車!ちびっこはウジャウジャ!何事やー!
駐車場は満車!ちびっこはウジャウジャ!何事やー!
岩屋山・舞岳 でっかい木さん、いってきます!
でっかい木さん、いってきます!
岩屋山・舞岳 岩屋山。もらったサンドイッチの美味しいこと!
岩屋山。もらったサンドイッチの美味しいこと!
岩屋山・舞岳 その視線の先には、遥かなる蝶ヶ崎!
その視線の先には、遥かなる蝶ヶ崎!
岩屋山・舞岳 ツリーハウス!トムソーヤでもいるんか!
ツリーハウス!トムソーヤでもいるんか!
岩屋山・舞岳 なんどか林道を横切ります。
なんどか林道を横切ります。
岩屋山・舞岳 かわいこちゃん。
かわいこちゃん。
岩屋山・舞岳 お気に入りの岩の上から、こっちをじっと見ています。
お気に入りの岩の上から、こっちをじっと見ています。
岩屋山・舞岳 途中までは、祠や・・・
途中までは、祠や・・・
岩屋山・舞岳 ロープや・・・
ロープや・・・
岩屋山・舞岳 石垣があったのですが、その先はどんどん藪が濃くなってきます。
石垣があったのですが、その先はどんどん藪が濃くなってきます。
岩屋山・舞岳 蜘蛛の巣だらけ!!
蜘蛛の巣だらけ!!
岩屋山・舞岳 ここは登れん。尾根に登れる場所を探します。
ここは登れん。尾根に登れる場所を探します。
岩屋山・舞岳 道が見えた!現在地の特定ができるそ!
道が見えた!現在地の特定ができるそ!
岩屋山・舞岳 砂漠に落としたコインを見つけるかのようにピンポイントで見つけた標識!
砂漠に落としたコインを見つけるかのようにピンポイントで見つけた標識!
岩屋山・舞岳 煙突!間違いなくトンネル上だな!
煙突!間違いなくトンネル上だな!
岩屋山・舞岳 でたー!最高の眺め!
でたー!最高の眺め!
岩屋山・舞岳 シャワー中のイノシシさんを脅かしてしまいました。
シャワー中のイノシシさんを脅かしてしまいました。
岩屋山・舞岳 蝶ヶ崎トンネル脇にでました。
蝶ヶ崎トンネル脇にでました。
岩屋山・舞岳 はー。無事ここまでこれたぞ。
はー。無事ここまでこれたぞ。
岩屋山・舞岳 水分補給。
水分補給。
岩屋山・舞岳 栄養補給。
栄養補給。
岩屋山・舞岳 歩きます。とにかく歩きます。ひたすら歩きます。
歩きます。とにかく歩きます。ひたすら歩きます。
岩屋山・舞岳 強い日差しから、日陰に入ると倒れこみます。
強い日差しから、日陰に入ると倒れこみます。
岩屋山・舞岳 かきどまりの運動公園。トイレに駆け込み頭から水を被ります。
かきどまりの運動公園。トイレに駆け込み頭から水を被ります。
岩屋山・舞岳 長崎の街。遠い・・・
長崎の街。遠い・・・
岩屋山・舞岳 日も暮れてきました。やっと赤迫。
日も暮れてきました。やっと赤迫。
岩屋山・舞岳 岩屋山が見えてきました。
岩屋山が見えてきました。
岩屋山・舞岳 朝と違って寂しい駐車場。おつかれっした!
朝と違って寂しい駐車場。おつかれっした!

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