納得！のロングコース 〈上小池から三ノ峰 ↔ 別山ピストン〉　

二年前の９月１０日に石徹白ルートで三ノ峰まで登った。銚子ヶ峰から一ノ峰・二ノ峰・三ノ峰・別山とずっと先まで続いて行く稜線歩きが印象的でした。しかし、時間はあったが携行水分量に余裕がなかったので別山まで足を延ばすことが出来なかった。 今回は水分をたっぷり積んで上小池から別山経由で別山を目指すことにした。登山届を提出して5:32取り掛かる。6:55六本檜まで上がると尾根に取り付いてやっと視界が開けてくる(六本とはどの檜なのか判然としなかった）。7:42剣ヶ岩着（それを示す標識は見当たらなかった）。ここからは更に明るい尾根筋歩きが待っていた。視界を遮るものは何も無く好展望の歩きが満喫できる。三ノ峰目掛けて目の前の急登をジリジリ攻めて行く。とにかく登って来た道やこの先の道が確認できるのは安心感もあり気分がいい。8:54三ノ峰避難小屋着。9:02三ノ峰到着。意外にも誰も居ない。ペットボトルを入れ替えたりして小休止。三ノ峰から別山まであとどれだけかかるのか？青い空にかっこよく立つ別山が「早く来な。」と誘っています。見た目では簡単に行けそうな道が付いています。一旦下り登り返しはするが高低差はそれほど大きくはない。基本、別山までの道程もとても快適。右手に御嶽山も見えています。10:00なだらかな別山平に入りました。美しい草原です。夏はニッコウキスゲの群生が見事だそうです。白山と別山両方並んで見えています。傾斜の緩い平原なので歩きながらでもちょっとクールダウンできました。山頂まではあとひと登り。振り返ると三ノ峰・二ノ峰・一ノ峰が確認できます。また、別山平では気付かなかった御手洗池の存在を知らされます。そうこうしていると山頂標柱が目に入りました。まず別山神社にお参りを済ませましょう。10:46別山登頂。７、８人があっちこっち景色を見ながら休憩していました。別山山頂は何処に陣取っても眺望は楽しめる良い雰囲気。僕は白山に向かって座りお昼を摂り空腹を満たした。白山は手に取るように近くにある。しっかり景色を堪能したのち11:10下山開始。登り始めから徐々に鼻の具合が悪くなっていった。先週の恵那山でもダメだったが、今日はもっと酷い。秋草のアレルギーだろう。下山時に鼻をかむために計らずも停止を繰り返した。鼻を啜りながらの歩行は本当息苦しい。足は決して遅くない方ですが、別山から下山の後発隊全ての方に追い越されました(~_~;)　ヨチヨチ状態で景色を楽しむ余裕もなくなってきたが、なんとか15:45帰還。ペースが全くあがらないので登りと変わらないくらい下山に時間を要した。オソッ！ 登山道も山頂眺望も素晴らしいこのコースは申し分ない。体調（鼻調）万全でもう一度臨みたい。 【マイミレー 追記】 ２０１５年モデルのサースフェー３０＋５（ディープホライズン）が僕の２代目サースフェー。先代から大改良がなされたモデルで発売後即購入した。相方も同時に２８＋５（オーキッド）を購入。これで彼女の肩回りの痛みが無くなったそうで、僕らの買い物は成功だった。 ２０１６年８月、相方と槍ヶ岳に登った時のこと。槍ヶ岳山荘手前での出会いには驚いた。なんと、サースフェー同モデルで色の組み合わせまで同じ若者カップルと遭遇したのだ。ヤング・ミレーとは小屋の食堂でも一緒になり楽しくお話させていただきました。