活動データ
タイム
08:49
距離
8.0km
のぼり
1316m
くだり
1311m
活動詳細
すべて見る犬も歩けば棒に当たる。 本来は悪いことが起きるという意味らしいが、最近はいいことが起きるという意味でも使われているらしい。 僕も、何かしようとすれば、いいことも、わるいことも起きるという意味に思える。 今日も、夜中に出発して、途中の高速で眠くなり、パーキングで寝た。 起きて、乙女渓谷キャンプ場に着いたのは9時過ぎていた。 コースタイムは7時間55分だが、いつもコースタイムより時間がかかる。今日こそはコースタイムどおり歩くつもりだった。 まず、夫婦滝までのコースタイムは1時間20分のところ、少しコースタイムより早く着いた。 この調子で、コースタイムを縮めていこうと先を急いだ。 川を渡るところに着いて、細いロープが張ってあったので、そこを渡るのだろうと思った。 渡ってみたら登山道がなかった。ヤマップで確認するとコースから大幅に外れていた。 そこで、藪漕ぎしてコースにでようとした。藪漕ぎで気力と体力と時間を消耗し、転んだ。 先のコースにでることをあきらめ、元のコースにでるために下ろうとしたが、ガレガレノ急斜面だった。そこをなんとか下って、元の道の途中に出た。 そこまでで1時間以上ロスしていた。 夫婦滝まで戻って、ヤマップが示しているコースを探すが見当たらない。 しかたないので、途中まで登山道を進み、途中から登山道を離れ、ガレ場の谷筋を進むことにした。ガレ場の先はまた藪漕ぎで、筋肉を使い、体力と気力が急速に消耗し、転んだ。 なんとか上に登り尾根に出たら登山道だった。 今日もコースタイム通りに歩けなかったなと少し落ち込んだ。 先を急ごうと進むと、鎧岩との標識があった。地図には書いていない。ヤマップのコースからは外れていた。と、デイバックが気になって、さわってみると、口が空いていた。 おろして確認するとカメラがなくなっていた。 藪漕ぎで転んだ時に落としたのだろうと思った。 しかし、藪漕ぎは2回している。どっちで落としたんだろう。 仕方ないので、登山道を下り、最初に藪漕ぎした川を渡ったところに戻った。よく見ると、川を渡ったところより上流にピンクテープが張ってあった。最初に渡った時はなぜか気づかなかった。 もう一度、藪漕ぎを開始した。しかし、藪漕ぎではどこを通ったか正確なルートはヤマップを見てもわからないし、覚えてもいない。「見つけるのは不可能かな」と思った。改めて通ってみると、ガレ場を下ったところは非常に危険な場所だった。 結局、1回目の藪漕ぎとガレ場では見つからず、2回目のガレ場登りと藪漕ぎを探すことにした。 ガレ場を登っていると、足がつってきた。日もだんだん傾いてきて、暗くなる前に戻らないとなと思った。 ガレ場から藪漕ぎになり、少しして、岩の間にカメラを入れた袋をみつけた。 あーよかった。これで山でものを落として、見つけたのは2回目だ。よかった。 今回は、ルートをよく勉強しなかったこと、思い込みがあったこと、周りをよく見なかったこと、デイバックのジッパーを空かないように下の方で止めなかったこと(以前にも空いたことがあった)、デイバックを転んだ時に確認しなかったこと(もしかして空いたかと思ったが確認しなかった)、など、なんとなく確認が面倒だと思ったことが悪い方向に向かった日だった。下手をすれば、2次災害で遭難していたかもしれない。 反省しよう。小秀山またいつか。
動画
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