13/sep/2016 第１日目

無理言って５時にチャーターしたタクで２０分ちょっとで登山口フェディ（Phedi、標高1200m？）に到着。降り始めた雨にて雨具を装着し、5:30に入山しました。今回は雨具を何度となく脱ぎ着することになります。 １８年半前には無かった車道がかなり上まで引かれていたことに驚きながら、石畳の階段をひたすらに進みます。 ２時間３０分程のポタナ（Pothana 1996m）でチャパティとゆで卵の朝食をとり、使わない荷物の一部を、帰りに泊まるからよろしく、とデポしました。フランス人のキュートな３人組が泊まっていたらしく水を補給して先に出発したのですが、途中で道を誤ったらしく私が追いついた時に道が合ってるのか聞いてきました。maybe yesと答えるmaybe？！フンッと憤慨した様子でしたので、wifi無しでGPSのログを登山地図にトレースできるアプリ（YAMAP）で確認するとどうやら間違ってたようでした。３人組を連れてほんの数十m戻ると正規のルートを確保でき、wellcomeと言って先に進みました。 ここからはひたすらの山行です。アップダウンを繰り返し、雨具を脱ぎ着し、ヒルに吸われ、口汚い若者に言わせるとshit way と揶揄する家畜の糞を避けながら進みます。 途中、目立たない矢印看板を無視して進むと崖くずれで道が失われていました。詳しくは省きますが、九死に一生の思い（1時間以上のロス）で引き返して迂回し、またひたすらに進みます。 道中、1、２時間おきに村を通り過ぎますが、必ずトレッカーのための山小屋がありますのでそれぞれのペースで休憩や食事、宿泊に困ることはありません。 暗くなり始めの１９時前、水平距離で26.4km、標高2321mのシヌワ（sinuwa）に到着し、この日の山行を終えました。かなりの距離を稼いだようで、宿のおばちゃんにとてもびっくりされました。夕食にダルバートを頼みましたが１８年前と同じくあまり美味しくありませんでした。 今日無理したおかげで、明日にはアンナプルナベースキャンプ（ABC）まで行けるかしら？