16/sep/2016第4日目

2016.09.16(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 7
休憩時間
57
距離
25.8 km
のぼり / くだり
912 / 3586 m
10 8

活動詳細

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ABCから下山の日を迎えました。これまでの経験から、夜雨が降る-->明け方から日が登るほどに雲が晴れる-->気温の上昇とともに山に雲がかかる・・・のようです。この日も下山の準備をしているとだんだんと雲が取れ始めていました。下山の名残惜しさを感じましたが、昨日よりは雲が多いことや今日はどこまで下山できるかとの挑戦心が湧いてしまい、朝食をとらずにさっさと下山を開始することにしました。 下りはテーマを花の写真と決めて何枚か撮りながら進みましたが元来興味がないので途中から止めてしまい、やはりスピードを求めていました。いつもの左ヒザ痛が発生してないこともそうさせているのでしょう。昼食のパンケーキに失望してもなお歩を進め、一気にニューブリッジまで降りてきました。水平距離25.4km、高低差-2674m、活動時間9時間30分。 あと2時間は歩けましたが目的地(往路で荷物をデポしたポタナ)までは届きそうにないので、ここ、newbridgeのひなびた宿に泊まることにしました。 思うに宿は二つの切り口で分類できます。 一つ目の切り口はガイドブック(ロンリープラネット=歩き方に比べられぬほどの情報量、英語のみ)に紹介されてるか否(又は酷評されてる)か。 二つ目の切り口は日中陽があたるか否か。 一つ目の切り口は分かりやすいです。アジア人含め多くの人で賑わっています。本来こういった情報を入手して宿選びをすれば良いのでしょうが、英語力のない私はトレッカーのコミュニティに入るのが煩わしく、人気のないひっそりとした宿を好みます。勿論B級の宿となります。(山小屋の全ての料金は各村々で統一料金が政府によって決められているのでA級もB級もコーラ一本まで統一料金となります。勿論標高などによってだんだん高くなり、例えばABCはコーラ380ルピー、肉卵チャーハン620ルピー、宿泊ダブル1人400ルピー。1ルピーは約1円) 二つ目の切り口は、これは私の主観ですが、南斜面にある宿が良いです。一つ目の切り口でB級であっても日中布団を干して部屋の風通しを確保できるかどうかは違いがあります。 そんな切り口で分類すると、本日の宿はB級の日陰宿となります。 深い谷間の川沿いにあり、周囲には他の宿がないのに本日の宿泊客は私だけ。そんな宿の前でオヤジが収穫したばかりの枝豆から豆だけをとっていて、話しかけた雰囲気に引かれました。 早速「豆を茹でてくれ」と皮を剥いてはいるが日本の枝豆を期待しているとしきりに焼きもできるぞと言ってくる。ボイルで、と言って出てきた豆が・・・なんか固い。豆の味も乏しい。「スミマセン、焼き直して下さい」と言ってお皿を渡すとオヤジは「yes、yes、焼きの方が美味しいんだよね〜」と言って出てきたのが写真の通り。玉ねぎと香辛料で味付けされて美味い。一杯やったあとの肉チャーハンも、「鶏肉美味いじゃろ」と感想を聞きに来る。なるほど、この宿はオヤジ料理の腕自慢というわけです。

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