０mからの北アルプスへ 親不知海岸・栂海新道～朝日岳～白馬岳 ◎１日目 親不知海岸～栂海新道起点～ 坂田峠～白鳥山～栂海山荘～犬ヶ岳

二年前に小雨のガスの中、景色も殆ど見えない中を栂海新道を歩いた・・・。 なんとか計画通りに白馬岳まで行けたが、やはりあの縦走路の景色を見たくてと、再度チャレンジをする事に。 栂海新道は、地元山岳会により１０年の歳月をかけて開通し２７キロ(親不知～朝日岳)と言う途方も無い縦走路です。※詳しくは「栂海新道を拓く･小野健 著」を読んで見て下さい〔ウルウルしました〕　 今回の計画は糸魚川駅のコインパーキングに車を停め、始発で親不知駅に向かい駅からはタクシーで栂海新道登山口へ。下山ルートは白馬岳から少し戻り、雪倉岳から鉱山道を下り蓮華温泉を目指す計画をしました。 糸魚川駅は北陸新幹線の停車駅でも有り綺麗な駅に様変わりしてました。始発で、まだ薄暗い中を 親不知駅に向かいました。駅から予約して置いたタクシーに乗り、親不知観光ホテル前で降りて親不知海岸へ。さぁ～ここからが始まりです。用意して置いたペットボトルに海水を入れて出発です(白馬岳の三角点に灌ぎます) まさに０から歩き始めました。急な階段を登り親不知観光ホテル前に来ました。ここから少し寄り道をしてウエストン像と栂海新道の開祖・小野健さんの功績案内板を訪れました。 栂海新道の起点に戻り登山道に入りました。まずは、最初のピーク入道山を目指します(これから幾つピークを越えていくのやら・・・)。 早朝ですので、まだ気温も低く登りやすい。２年前は既に雨が降り出して蒸し暑い中を歩いたのを思い出す。まだ低山帯だが自然林の道で気持ちが良い。そして、前回にまして良く整備がされており歩きやすい道が続く。二本松峠を越えて、二つ目のピーク尻高山を超えて坂田峠へ。このルートの特徴は稜線を忠実に沿ってルートが造られており、アップダウンを繰り返しながら少しづつ標高を上げて行く。3時間歩いてようやく標高６５０m・・・先は長い(*_*) 尻高山に登ったが峠まで一旦下って白鳥山へ。ここから急登が始まりロープや梯子を通過し汗が噴き出す。約４時間歩いて待望の４桁へ標高１０００mに到着(＾◇＾) 白鳥山１２８６mで、日帰りで山行の方と出合いました。ここからせっかく１２８６mまで登ったのに１０００m付近まで下ります・・・そして下駒ヶ岳１２４１mまで登り返し、また下って登り返しながら栂海山荘に向かいます。一度は来ているとは言えども、この辺りが一番辛いところ。 標高も上がり時折見える展望も良く、ﾌﾞﾅ林が有ったりと癒されましたが・・・。 前回より早くに山荘に到着しました。前回は全く見えなかった縦走路もはっきりと見え、紅葉している朝日岳も見えてます。素晴らしい景色に感激しましたよ～(＾◇＾) 山荘には、朝日岳から下山して来たソロの方と高校山岳部６人だけでした。下から来たのは、やはり私だけでした。 落ち着いてから山荘から犬ヶ岳までピストンをしました(明日は出発が早いので、明るいうちに行っときました。※ログは無しです) 明日は、朝日岳です。先は長いな～(^_^)