STY (途中中止)

楽しみにしていたSTY。準備も装備も間に合わせたつもり。しかし、直前からザーザー降りとなり、雨に加え雷も酷くスタートしたものの案の定レースは中止に。最初のエイド地点まで全身泥んこになりながら到着してそこで終了。72kmの予定がたったの16kmの初STYでありました。残念。 8km地点。コース上の橋が流されたということで、多くの選手が待機している待ち行列に入る。とりあえず並ぶが、列は前にも後ろにも進まずらちがあかない。急流であるらしい水の流れの音だけが聞こえている。レース中止は確信したけれど、大会本部からはまだ何の連絡もない。戻るのであれこの目で見てみよう。待ち行列から外れた。確かにちょっと目眩がするくらいの流れになっている。が、目の前で何人か渡っていった。川幅は2mより狭い。どのくらいの水圧なのだろう。気がつくと目の前に。。緊張で体が固まった。5秒？10秒？集中して足を1歩入れてみた。膝まで水がきたけれど流されるほどではない。2歩、3歩、川底が土だから滑らないんだ。でもって以外と簡単に渡れた。腰近くまで泥水に浸かったけれど。 後に続く選手は僅か。多くはスタート地点に戻ったようだ。何かあったら大迷惑で誉められたはなしじゃないのは言うまでもないから、声を小にして、これが自分の中では短く終わってしまったこの日のレースのハイライトシーンでした。