夢絃渓～線路の脇の東海自然歩道☆南山城村～紅葉の季節は絶景です！

本日の山行はＷ京女です。ＪＲ月ヶ瀬口（京都府）という初めての駅で２人待ち合わせをしました。ここからスタート。 実はかねがね「夢絃渓」という場所に興味を抱いていました。名前がなんとも美しいですよね。いろいろ調べてみると ①平安時代その昔、大和国司の絃之丞と名張郡士の姫夢姫が恋に落ちましたが、父の許しを得られないために川に身を投げたという伝説が残っています。木津川と名張川が合流するこのあたりは二人の名前を取って夢絃峡と名付けられています。 ②そのちょうど合流するあたりに鶴の家さんという旅館があります。昭和初期の建物で川の淵に建ち、なんともいえない雰囲気を醸し出しています。（※現在は休業されているそうです。） http://www.vill.minamiyamashiro.lg.jp/contents_detail.php?frmId=703 ③また、この下流すぐのところには柳生十兵衛が死を遂げたと言われる弓ヶ渕もあります。 ④後醍醐天皇を追って伊勢から病をおして駆けつけたにもかかわらず、会うことができなかった高位の女官さん。恋しい気持ちが建てた「恋志谷神社」そして恋路橋。若い女性に人気のようです。 こういうのになんとも惹かれまして、今回は幼なじみをさそって歩いてみたのでした。実はこの県道82号線は実家から現在の嫁ぎ先を結んでいる道でもあり、車ではよく通ることもあるのですが、この川の淵に旅館があると聞いてビックリ。実は昭和初期という時代が大好きな私はどうでもそんなレトロな旅館を覗いてみたくなったのですが・・。 ９月ではまだ周辺の緑が繁っていることもあり、鶴の家さんへの私道は閉鎖しており（こういう時、男性だったら乗り越えて行かはるのでしょうが・・）女性２人だいうこともあり、なにかとサバイバルな道は敬遠しがちで終わってしまいました。もちろんよい写真もありません。。紅葉時にもう一度トライです。