絶景のフルコースになったオプタテの旅

天気は気持ちいい秋晴れ。泊まりで行こうと65リットルのザックには防寒着、食べ物(ビール3缶&つまみ等)、マット、寝袋などでパンパン。すごい重さです。今回は美瑛富士避難小屋コースからオプタテシケ山を目指します。白金温泉を通り奥に涸沢林道ゲートがあり、鍵を開け入ります。ナンバーは上川中部森林管理署美瑛森林事務所で得られます。朝7時過ぎ、駐車場はすでに満杯。ギリギリ端っこに停め出発です。こちらのコースは夏山ガイドの本で上級コースと評価されており岩場が多く、足場も滑りやすい為、膝にきます。膝がガクガクです。でも、変化に富んでいるコースで登っていて飽きません。途中、天然庭園というところもあり雰囲気がよい^_^やっと3時間程かけ美瑛富士避難小屋に到着です。小屋にマットを敷き、重い荷物は置いて、ゆっくり昼食をとっていると、もう14時過ぎ！急いで石垣山、ベベツ岳、オプタテシケ山へ縦走するのでありました。途中、紅葉を見ながら2組の方々にお会いし、山小屋泊一緒になるとのお話あり。意外とオプタテシケ山は奥にあり長いアップダウンの稜線歩きとなりました。オプタテシケ山の頂上からは表大雪西側、夏登ったトムラウシ山や石狩岳、ニペソツ山などなど見え絶景でした。反対を見渡すと十勝岳までの山々が縦列し、綺麗です！山頂でまったり色々な事をしていると、いつの間にか17時過ぎに！！やばーい！となり、後ろ髪引かれながら下山開始。下山途中、夕陽が綺麗でした。それから日没後、ヘッドライトを装着。遠くには旭川、美瑛の夜景、上を見ると一等星がたくさん輝く星空と絶景のフルコースになりました^_^^_^やっとのこと19時頃に小屋に戻りました。夜食を摂り、即就寝。だが、寒い寒い。寝れたもんじゃありません。スキーに行く服装で防寒して、寝袋に包まっても寒過ぎです。隣の方は全然温かったと熟睡している様子。聞いてみると冬用シュラフ(#1)との事。私の#3オールシーズンタイプのシュラフでは歯が立ちません。小屋泊を一緒した方は大雪山から3泊で縦走しているようで楽々な表情をしていました。かなりのベテランさんで、パッキング法や用具、山の事等々をレクチャーして貰いました。大変勉強になり感謝しています。本当は2日目に美瑛富士、美瑛岳を廻りたかったですが、私は不眠で体調も優れず今回は止め朝6時スタート2時間半程で下山。帰り冷え切った身体を温めるべく銭湯へ直行したのでした。