筑波山 〜薬王院コース〜

2014.01.17(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 54
休憩時間
17
距離
7.9 km
のぼり / くだり
763 / 775 m
2
1 15
21
3
11
11
37
7

活動詳細

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先月は酷い月でした。 何がと言いますと、まず12月初旬には22キロ走で足底筋腱を痛めまして、走るのは元より歩くのにもびっこを引くことに。中旬にはボルダリング中に、今度は両肘を痛め(翌日には痛みは引いた)、さらには12月31日大晦日、地元で実行委員長を務めるカウントダウンイベントにおいて片付け中に右手の指を骨折。元旦から病院送りとなりました。満身創痍で過ごした正月は、、、みんなが優しかったので、意外と過ごしやすかったですね。めでたしめでたし。 そんなこんなで、足の痛みも引き、リハビリがてらに筑波山へ行ってまいりました。本年のお初登りでございます。 今回は筑波山の西に位置するお寺、薬王院からの出発です。 距離は片道3キロくらいですかね、筑波山のコースではたぶん一番長いコースではないでしょうか。 いつものように「正午」からという、ナメくさった時間から登り始めました。←個人の見解です。 最初はわりと緩やかな道が続きます。 と、後ろを振り向くと相棒がすでにゼーゼー言ってました。年末年始で体力が30年分落ちたようです。 しばらく進むと道路に出ました。その道路を渡って再び登り始めると、階段が出現します。 登っても登っても階段、また階段。ずーーーーーっと階段。 途中出会ったおじさんに「もう、あとどれぐらい階段が続くんですか?」とキレ気味に聞くと「まだ大分あるねぇ、なにせ800段以上あるから、いや、1000段かな・・」 がびょーーーん。 後ろを振り向くと相棒はすっかりお婆ちゃんになってました。 歩幅も狭く、片手を後ろ手に、背筋が曲がったその姿はそのまま「お婆ちゃん」です。 しかもどこかで拾った木の枝を杖にしているので、貫禄すらあります。 ※参考「でんでら」という映画に出て来た婆ちゃん達。 「あ、こんなところに500って書いてある・・」相棒が言いました。 「少なくとも半分まで来た、がんばれや!」 気持ちを奮い立たせ、相棒もお婆ちゃんなりに頑張ります。 しばらく進むと信じられないものを発見しました。 「・・おい・・・・」 「・・?・・」 「・・ここにも500って書いてある・・・」 がびょーーーん。 「いったい・・・いつになったら終わるのだ・・・」 しかしそこから割とすぐに階段も終わり、緩やかな尾根を歩いて行きます。 すると、自然研究路との合流地点に辿り着きました。 そこを南に行くと20分ほどで御幸ヶ原に到着。 冬の平日、午後2時にもなると人はほとんどいません。 お茶屋さんも店じまいしてました。 でもどうしてもあったかい「けんちんソバ」が食べたいので、前回寄った「せきれい茶屋」へ向かうも撃沈。 御幸ヶ原へ戻ってよく見ると、展望台が営業中です。迷わず「けんちんソバ」を頼みました。 「けんちんソバ、うま!!」 冷えきった身体にあったかいお出汁が沁み渡るわ〜〜。 食べ終わるとそそくさと帰り支度。 寒いのでさっさと自然研究路へ。 帰りは速いです。 行きにお婆ちゃんだった相棒は、すっかり背筋も伸び、杖も捨て、すごい速さで尾根を移動し、階段を駆け抜け、登山者を何人も追い抜いて行きました。まるで別人です。何もんだお前。 1時間ちょっとで薬王院へ戻り、お寺を覗いてみました。 門にある馬鹿でかい草履に腕を通し「キリスト」とか言って相変わらず罰当たりな相棒の証拠写真を撮りつつ階段を上ると、境内にはここにもあそこにも数百年レベルの大木が。さすがだねぇ〜筑波さん。 ちなみに境内にある鐘はつき放題です。(節度を持ってトライ!) 初心者向けで特に危険箇所はありませんが、イノシシの生息地ですから油断は禁物!それと前回も書きましたが、まれに滑落や道迷い遭難もありますので、低山だからといってナメたらいけません!気をつけて楽しんで下さい!

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