北アルプス縦断2段目(種池山荘より笠ヶ岳)

2016.09.26(月) 日帰り

活動詳細

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三日目(9月26日)・・・天候雨、雨量1~2mm朝5時出発、霧雨が降っているので雨具をつけての登行である。このコースは今回の縦走で一番の危険コースであった。 船窪小屋より船窪乗り越えまでは真砂のざらついたすべりやすい道のり、アップダウンが続く高度が低いので森林帯である。 分岐点を過ぎるといよいよむき出しの状態の、がけ崩れの山が目に付いてくる。斜め状態で道幅5~60センチ、片側がけ切れ落ち、反対側はハイマツ帯 一度滑ったらそのまま崖を止まることなく数百メートル下の谷底へ消えてゆくだろう。はしごやロープが続くとても危険なコースだ、一番のすごい所は ナイフエッジというのだろうか?、両側のがけが切れ落ち歩く幅は田んぼのあぜ道程度(40cm)、太さ10mmのグリーン色のロープが渡してあった、長さは 約10m位、コースの中央で長さ50㎝深さ30㎝程度の切れ込みが出来ている、足は片足しか乗らないぞくぞくするような所です。難なく立って歩いたが 烏帽子小屋に着いたとき同じコースを歩いた人が他に4人いた。皆悲鳴を上げるようなコースと表現する。風の強い時は這って歩くか、コース変更の後戻りを検討するだろう。 不動岳を過ぎるとコースも安定してき、南沢岳からは難所は無くなる。烏帽子岳の分岐点にザックをデポして、15~6分で頂上に着く、頂上は鎖場だ、それをよじ登ると 二つに割れていて片側は屋根勾配の大きさ1坪程度の岩が横たわっている、あまり乗った後は無いが、よじ登ってみると先端に20㎜程の鉄の棒が刺さっている (私はここに立って眺めてきた)。もう一方のトサカ状の岩は登ったら下りられないと思えるようで1m弱高い。 山頂は手短に済ませ、デポしたリュックを背負い烏帽子小屋に入った。今日のコースタイムは8時間25分であったが1時間40分遅れの到着16時頃。

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