秋晴れの飯豊山（大日杉〜御西小屋）

山形の日本百名山で唯一未踏破だった飯豊山。経験者にお願いして、連れて行ってもらいました。メンバーは飯豊３回目のＯ師匠、２回目のＴさん、意外にも初飯豊のＡさん、そして私の４名。 ２日前までてんくらは安定のＣ。こりゃ到底無理だと思いきや、前日になってＡに変更。これは決行するしかありません！！！ 大日杉からザンゲ坂を越え、なお登りに次ぐ登りで一気に地蔵岳へ。その後は登り下りを繰り返しながら、語らいの丘→御坪→切合小屋→草履塚と進んでいきます。 難所の御秘所を越え、御前坂を登りきると本山小屋前へ。小休止の後、少し登ると飯豊山頂に到着。３６０度の眺望が広がり、北股岳、ダイグラ尾根、大日岳といった近場はもちろん、朝日、吾妻、磐梯などが見渡せます。 さらに飯豊の尾根筋を楽しみつつ、駒形山、御西岳を過ぎて、本日の目的地の御西小屋に到着。宿泊客は１０人強で、ゆったりと過ごせました。（２０時頃に最後の客が到着。何と雪渓のない石転び沢を７時間かけて登り、北股岳に登ってからこちらへ来たとのこと。アンビリーバブルです） ２日目も絶好の山行日和。復路は晴天続きで登山道が一層乾き、下り坂もあまり滑ることもなく、紅葉の飯豊山を楽しむことができました。 お山と天候、そしてメンバーに恵まれ、大満足の２日間でした。 なお、水場は長之助、目洗、切合小屋、本山小屋の下、御西小屋手前の５か所を確認。それぞれ、水筒を満たすには十分な水量でした。