越前岳は雲の中

2016.10.07(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 31
休憩時間
56
距離
7.6 km
のぼり / くだり
658 / 830 m
6
19
1 10
9
36
29
37
26

活動詳細

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今年の夏も仕事の関係で、2年続きでまとまった休みが取れずに遠方に遠征できず、かといって近場の山は夏の暑さの中歩く気にもなれず、結局どこの山も歩かないまま終わってしまいました。今年はプランニングのために地図もいくつか買い、小屋泊まり用のバックパックも新調し、それなりに気合が入っていただけに、個人的にはかなり残念な夏になってしまいました。 でも10月に入って仕事も一段落。ようやく残していた夏休みも取ることができ、少しだけ涼しくなった山歩きに出かけることができました。 今年始めのささやかな目標は「今まで行ったことが無い山を歩こう」だったのですが、その目標とは真逆に今年も同じようなところばかりを歩いていました。そのことを思い出して、今回選択したのが愛鷹山塊の最高峰、「越前岳(1504m)」です。我が家からの日帰りは可能なのですが、公共交通機関での移動には結構な時間が掛かり、億劫で今まで足が向かわなかった山域ですが、今回は久しぶりの山歩きなので「思う存分展望を楽しもう!」と思っての選択でした。 ところが・・・・ ここ最近では一番天気に恵まれていた一日だったのですが、山に近付くにつれ雲がどんどんと増え、登りだしの十里木では、富士山は裾野近くまで雲の中。これでテンション50%ダウン。 それでも気を取り直して越前岳に向かって登っていると、途中から越前岳まで雲の中。靄の中を歩いているのですから、当然山頂に立ってもまったく展望を楽しめるはずがありません。 ただ黙々と岩場と樹林帯の尾根を歩くだけの山歩きとなってしまいました。 いつもならそんな山歩きでも十分楽しめるのですが、今回は展望に対する期待が大きすぎました。 結局、予定していた「黒岳」へのピストンもカットし、予定よりも1時間ほど早く山を下りてしまいました。 やっぱり展望を楽しむつもりなら、晩秋から冬がねらい目なんでしょうかね?機会があればまたチャレンジしようかと思います。

愛鷹山・大岳・黒岳 御殿場駅から終点の十里木まで富士急バスで。登山口は、ここから数百メートル先にあります。
御殿場駅から終点の十里木まで富士急バスで。登山口は、ここから数百メートル先にあります。
愛鷹山・大岳・黒岳 というわけで、登山口。登山口には比較的広い駐車場と、公衆トイレがあります。
というわけで、登山口。登山口には比較的広い駐車場と、公衆トイレがあります。
愛鷹山・大岳・黒岳 登山口からの階段を登り、展望台で小休止。富士山は裾野まで雲の中です。
登山口からの階段を登り、展望台で小休止。富士山は裾野まで雲の中です。
愛鷹山・大岳・黒岳 ススキの穂を見ると、いつの間にか季節が秋に変わっていたのだと実感。
ススキの穂を見ると、いつの間にか季節が秋に変わっていたのだと実感。
愛鷹山・大岳・黒岳 気持ちの良い登山道を歩きます。平日ということもあってほとんど人と出会うこともない、静かな山歩き。
気持ちの良い登山道を歩きます。平日ということもあってほとんど人と出会うこともない、静かな山歩き。
愛鷹山・大岳・黒岳 テーブルが設置され、休憩にぴったりな場所。ここまではまだ下界の景色も楽しめましたが・・・。
テーブルが設置され、休憩にぴったりな場所。ここまではまだ下界の景色も楽しめましたが・・・。
愛鷹山・大岳・黒岳 トラロープが張られた比較的長い、やや急な登りを登ると休憩に最適な場所に出ます。その名も「平坦地」。そのまんま・・・。
トラロープが張られた比較的長い、やや急な登りを登ると休憩に最適な場所に出ます。その名も「平坦地」。そのまんま・・・。
愛鷹山・大岳・黒岳 越前岳の山頂。山頂には2名。休憩している間にさらに4名。
越前岳の山頂。山頂には2名。休憩している間にさらに4名。
愛鷹山・大岳・黒岳 見よ!越前岳からの大パノラマ・・・って、何も見えず。
見よ!越前岳からの大パノラマ・・・って、何も見えず。
愛鷹山・大岳・黒岳 食事をササッと済ませ、黒岳方面への稜線へ入ります。
食事をササッと済ませ、黒岳方面への稜線へ入ります。
愛鷹山・大岳・黒岳 ここからの富士山の風景は、戦前の50銭紙幣の図案となったらしいです。今日はもちろん・・・
ここからの富士山の風景は、戦前の50銭紙幣の図案となったらしいです。今日はもちろん・・・
愛鷹山・大岳・黒岳 せめて気分だけということで、パチリ。
せめて気分だけということで、パチリ。
愛鷹山・大岳・黒岳 稜線上の開けたところから、少しだけ展望が楽しめました。鋸岳の稜線です。
稜線上の開けたところから、少しだけ展望が楽しめました。鋸岳の稜線です。
愛鷹山・大岳・黒岳 さらに少し歩くと、鋸岳の好展望地の標識が設置された場所があり、ここからも撮影。
さらに少し歩くと、鋸岳の好展望地の標識が設置された場所があり、ここからも撮影。
愛鷹山・大岳・黒岳 黒岳への分岐から少し下ると、愛鷹山荘。今は無人の避難小屋として利用されているとのこと。
黒岳への分岐から少し下ると、愛鷹山荘。今は無人の避難小屋として利用されているとのこと。
愛鷹山・大岳・黒岳 見ての通り短い梯子ですが、こんな感じの梯子が二つほど続きます。このあたりもトラロープが張られていますが、やや固定の仕方が柔な感じでした。
見ての通り短い梯子ですが、こんな感じの梯子が二つほど続きます。このあたりもトラロープが張られていますが、やや固定の仕方が柔な感じでした。
愛鷹山・大岳・黒岳 岩に広がった苔は、鑑賞するだけならとても綺麗ですが、歩くとなると滑り、なかなか歩きにくいところ。
岩に広がった苔は、鑑賞するだけならとても綺麗ですが、歩くとなると滑り、なかなか歩きにくいところ。
愛鷹山・大岳・黒岳 山の神。小さな祠に手を合わせました。
山の神。小さな祠に手を合わせました。
愛鷹山・大岳・黒岳 下山。こちらの駐車場も結構広いですが、停まっている車は3台。工事現場などに設置されている簡易トイレが1基設置されていました。ここからバス停までは林道を15分ほど歩いて向かいます。
下山。こちらの駐車場も結構広いですが、停まっている車は3台。工事現場などに設置されている簡易トイレが1基設置されていました。ここからバス停までは林道を15分ほど歩いて向かいます。

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