御嶽山 王滝口より

2016.10.06(木) 日帰り

活動詳細

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御嶽山噴火で犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。また、被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます。  初めてこの山に来ました。昔からの信仰の山としての歴史があちらこちらにあり、キャンプ場やスキー場の規模は広大で、この山の懐の深さを感じます。  今回王滝口が開通し、比較的短時間で九合目まで登れると言うことで、来ました。登山口には監視員のかたが見守っておられました。16:00には登山口を閉めるそうです。九合目の最終地点にも監視員さんがおられるそうです。駐車場は大変広く、トイレもきれいに整備しておられました。協力金ということで、普通乗用車500円、大型1000円お願いします、と入山届けの箱と募金箱が設置してありました。また、献花所が設置されていました。道中は整備がすすめられており、工事の方々が何人も入り、倒木片付けたり、階段の古くなった横木を替えたりしてみえました。金剛童子から上は岩の階段を登ることになります。  昔の切れ落ちた谷、崩落、山頂付近の赤茶けた山肌、時折どこからともなく漂う硫黄の匂い、火山であることを感じます。緑のハイマツ、雷鳥は生命力を感じさせます。そして、私は生きていることをかみしめながら、歩いています。 2200㍍七合目から登りはじめましたが、途中どうにも調子が悪く、金剛童子2400㍍付近で食事休憩をして、整え、雷鳥情報を得て、奮起してさらに富士見石まで登りましたが、見あたらず、八合五勺で断念。富士見石の名の通り、この日は中央アルプスから、その向こうの南アルプス、甲斐駒ヶ岳、北岳等々さらに富士山が見えました。降りてきたら金剛童子のすぐ上で雷鳥に遭遇。  さすがに3000メートルを超える山、時間を掛けてならしていかないと高山病になりますね。紅葉は所々ありますが、こちら側は赤が少ないとのことでした。ロープウェイ側が紅葉は良いそうですが、先週がピークだったそうです。  台風で登山口までの道路には、風で折れた枝や切れた葉っぱが一面についているところがありましたが、倒木はありませんでした。  車で下って来る途中もずっと、中央アルプスを見れましたが、スキー場の最高地点あたりから、北アルプス、槍の穂先もしっかりと見れましたよ。今回はオリンパスのミラーレス一眼をもってきた甲斐がありました。  

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