ポンポン山系花便り 10月

2016.10.09(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 23
休憩時間
1 時間 58
距離
6.5 km
のぼり / くだり
519 / 424 m
57

活動詳細

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週末毎に崩れる天気。明け方の大雨が上がった朝に、恒例の花巡りに出発。 原立石から原大橋までは山沿いを進む。芥川を枚方亀岡線沿いに遡り、出灰にてトラックイン。 鬼語条橋から登山道へ。たっぷり水を含んだ道に足をすくわれないように慎重に進み、山頂に到着。 遠くは大雨を降らした雲の残りで白く霞む。親しい常連さんは一人だけ。お話をさせて頂きながら昼食を済まし、西尾根ルートへ。 No.27標からトラロープに沿って竈ヶ谷へ。途中、福寿草群生地の扉が開いている。先月もお世話になった森の案内人さん達が、保護区を埋め尽くしていた背丈以上に伸びた草木を刈っている模様。中にお邪魔して挨拶し、山中では見れないお花を素早く撮影。折角の機会なので、刈られた草木の片付けに力添え。その後、竈ヶ谷をご一緒させてもらい、季節のお花を教授頂く。新しい遭遇に感謝の気持ちと充実感に満たされながら、森の案内所にてトラックアウト。 福寿草は群生地では、春の訪れが感じられるや否や真っ先に開花し、太陽の光を集め蜜を揮発させ活動間も無い虫たちを引き寄せます。その姿は、花の盃に陽光が注がれ蜜と混じり合い芳香を放っているかのような幻想を感じさせます。 鹿が一定の除草の役割を果たしていた群生地を保護柵で囲ってしまうと、今度はその役割までも補う必要が出てきてしまいます。 増え過ぎた鹿による自然のアンバランスをなんとか人の力で元に戻そうするには、一筋縄ではいかない事を教えられます。 来るべく春の福寿草の開花はひとしお感慨深くなる予感がします。

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