能勢・黒川・妙見山 里山観察

2016.10.11(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 14
休憩時間
3 時間 26
距離
4.3 km
のぼり / くだり
587 / 149 m
15
36
7
2 23
39

活動詳細

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今日は、NPOシニア自然大学の屋外講座、兵庫県立大学名誉教授・北摂里山大学学長の服部 保先生のご案内を頂いて、妙見口駅から能勢町の里山から妙見山をご案内頂いた。 先生のユーモアイッパイの語り口に総勢40名余りの生徒(かなりのロートル揃い)たちも聴き耳を立てる。 千利休以来、池田炭として重用されて来たと言われる菊炭の産地。 茶の湯の世界では、この池田の菊炭が最高級品として古来より名を馳せて来たとか‥、現在も一軒、今西家だけが炭焼きを続けておられ、炭焼きに利用される台場櫟の発祥の地でもあると言う。 又、吉川八幡神社の鳥居前では、チガヤ、アサヂに因んで、 浅茅生(あさぢふ)の小野(をの)の篠原(しのはら)しのぶれどあまりてなどか人の恋(こひ)しき (参議 源等) と言う恋歌を、 アカネに因んでは、 あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き野守(のもり)は見ずや君が袖振る (額田女王) と、又一つ短歌の引用、尽きないお話にツイツイ惹き込まれて日頃は気にも留めて来なかった草々に手を伸ばして見ている生徒たちでありましたσ(^_^;) 服部先生のご専門は照葉樹林とか‥。 能勢吉川から妙見山頂まで夏緑樹林や照葉樹林‥、妙見山の橅林、更にナラ枯れや鹿の食害、地球温暖化等々について滔々と語られる。 中でも、里山の現状と守る活動の熱弁には殊更耳を奪われました。 能勢吉川・川西黒川地区を日本一の里山と命名されたのは服部先生だそうだ。 その名付け親とも知らず『此処は日本一の里山なんですよ〜』なんて地元の方々の言葉を面映ゆそうに語られる先生の語り口が印象的‥、日頃の好奇心を新鮮にして頂いた一日でした。 服部先生、有難う御座いました〜(^-^)/🎵

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