活動データ
タイム
06:40
距離
8.5km
のぼり
799m
くだり
806m
活動詳細
すべて見るある日、YAMAPからの着信。 3776さんからメッセージが届いています。 「白猪谷から四国伊吹山に登ってみませんか。」 行きますっ! というわけで今回も3776さんと一緒に四国伊吹山に登った。 伊吹山は道路から山頂まで数十分という超お手軽山なので、無雪期に登る人は殆どいない。 しかし、雪で道の閉ざされる厳冬期には写真愛好家たちがこぞって集まる冬限定の名山なのだ。 高知市から国道194号をいの町本川まで北上し、狭い県道40号をくねくねと寺川方面へと車を走らせる。 寺川神社を左に進んでいくと白猪谷バンガローが見えてくる。 登山口は林道をさらに進んだ先にあるが、積雪が多いのでバンガロー横から登山口を目指すことにした。 ■ピッケル(男のロマン)デビュー 前回の寒風山でピッケルがあれば楽だろうなあという場面があったので、早速相棒がピッケル購入。 今回、ピッケル(男のロマン)デビューした。 思ったよりも雪深く、経験値の低い僕と相棒にとっては少々危険なトラバースが数カ所あった。 相棒は満面の笑みで「安心感が違うぞ!」と力説。 自分も注文はしたものの今回の山行には間に合わなかった。 羨ましい。 指を咥えつつ植林の雪道を登山口へと進む。 ■ムヒョー! 登山口からすぐ急な斜面なので慎重に高度を上げていく。 ここでもピッケル改め、3776さん命名「男の魂」が重宝したらしい。 急登の植林から自然林へと変わってくると待望の霧氷が少しずつ見られるようになってきた。 こうなると中々、前に進めなくなる。 おー!とかうわー!とか声を上げながら夢中でシャッターを切る。 しらさ峠に着く頃にはテンションMAX。 そして、いよいよ樹氷のメッカ伊吹山へと向かう。 が、深い!雪深いよ。 見ればトレースは全てスノーシューかワカンの跡ばかりだ。 少し不安がよぎる。 長い距離でもないし尾根も見えている状態なので、これも経験と息も絶え絶えでなんとか登頂。 すごい! 白のオブジェがあたりを埋め尽くしている。 澄んだ空気がキーンと音をたてているような気さえする。 感動でしばし写真を撮ることも忘れてしまった。 素晴らしい! ■燻り出されて 大幅に遅れて、しらさの避難小屋に到着。 登頂中にお会いした方々もここでお昼にしていたようだ。 我々もやっと昼飯にありつける。 今日のメニューは3776さん特製、どん兵衛に豚肉とゴボウの味噌煮ショウガ添え。 絶品です! ひと心地ついて、ゆっくりしていると何やら煙い。 小屋の隅を目をやると薪ストーブの天蓋を開けたまま生乾きの薪をくべているおじいさん。 悪気はなかったんでしょうが、たちまち目が痛くなってくる。 窓は開けたものの到底中にはいられなくなって燻り出されてしまった。 もう少し食後の余韻を味わいたかったなあ。 ■またまた相棒の新兵器 日没までに温泉につかりたいということで、早々に下山開始。 すると相棒がここで新兵器「尻ソリ」を投入! ひやっとする場面もあったが、中々楽しそうだ。 大人の態度で「ハッハッハ」と笑っていたが、本当はめっちゃやりたかった。 途中道を間違えてしまったが、それもまた楽し。 今回も無事下山。 本日の温泉は疲れにとても効く、むささび温泉。 またまた山談義とピッケル談義に華が咲く。 さあ、次はどこの山に登りましょ。
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