三斗小屋温泉と茶臼岳・朝日岳

会社の同期で山友だったsaka4725さんに誘って頂き、saka4725さんの大学山岳部で先輩 Iさんのリードで三斗小屋温泉一泊の茶臼岳、朝日岳巡りに連れて行って貰えました。お二人に感謝いたします。 年上のIさんの着実で軽快な足取りには、さすが山岳部で鍛えた本物を感じさせられ、転ばぬよう、ひたすら付いて行くばかりでした。宿で｢目で歩く｣のだと教えて頂きました。 紅葉の季節でロープウエー付近の駐車場は満杯で、空くのを待つ車の長い列で、大丸迄下り駐車、折よく路線バスに乗車、ロープウエー終点からのスタートになりました。バスの運転手さんの言ではこの時季休日には那須塩原から3時間かかるそうです。今回はsaka4725さんの車に東京からの往復を乗せて貰い楽をさせて頂きました。 初日は茶臼岳に登り、牛ヶ首を経て三斗小屋温泉まで、道は明瞭で、危険な所はありません。ロープウエーの始発時には太平洋まで見える好天だったそうですが、次第に曇り、気温も10℃以下で風も強く寒い位でした。しかし、時折の日差しに映える紅葉を楽しめました。 茶臼岳に向かうときサイレンが聞こえ、消防車が上がるのが見えました。頂上から牛ヶ首山頂分岐まで戻ると、救急隊員が恐らく脛の骨折を応急処置し終え、運び下す準備中でした。その付近は危険とは思えぬ場所でしたが、転び方が悪かったのでしょう。 三斗小屋温泉煙草屋の野天風呂は男性18時以降で食事後真っ暗な中、ヘッドランプを点け、ゆっくり浸かり癒されました。 二日目は三斗小屋温泉から隠居倉、朝日岳、峰の茶屋跡、ロープウエー山麓駅、大丸のコースです。朝日岳周辺の危険個所はステンレスの鎖があります。今回も地元小学校の4年生160人が先生方に引率され峰の茶屋コースを集団で登ってきました。きっと、良い思い出になるでしょう。 帰路、鹿の湯で強酸性、硫黄で白濁した名湯に浸かり、46度にもチャレンジ、疲れも吹き飛びました。良い温泉巡りにもなりました。