雨飾り山の縦走~小谷温泉コースから雨飾り温泉コース~

2016.10.13(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 1
休憩時間
1 時間 30
距離
7.2 km
のぼり / くだり
956 / 1237 m
4 1
3 45

活動詳細

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ヘッドランプの明かりを頼りに木道が敷かれた湿地帯を進むと ところどころに小さな木橋がかかっています。 あたりも明るくなり岩魚が泳いでいるのがみえます。道標が400mごとにあります。2/11ポイントから急坂が始まり樹林帯の中を進んでいると朝日がのぼってきました。金山の山頂は初冠雪できれいに見えます。原生林に囲まれたブナ平で休憩です。色づき始めたばかりです。 ここから道はブナの根っこが露出していてひっかけないように足元に注意です。やがてぬかるみの平坦道になり、右手に巨大な荒菅沢の谷が見え、せまい見晴らし台から雨飾山を見て 荒菅沢に急降下。鞍部の荒管沢から雨飾山 布団菱をみあげます。 荒管沢を渡渉後は 岩場とざれ場、樹林帯が終わり 岩場と梯子の急登が続き9/11 に到達すると。景色が一変して笹原の稜線笹平に到達です。 やっと平坦な道を山頂へと進み(10/11)。最後の登りの前に「ふりかえれば荒スゲ沢」の標示板があります。荒菅沢の谷間と岸壁(布団菱)の見事な景観です。急登のあとやっと山頂に。二手に分かれているので まず南峰山頂に。三角点と標柱と雨乞いの祠がありました。 ここで 眼下に「雨飾りの乙女」と称される笹平の登山道(少女の横顔、よく見ると眉もあります)を望みながらで昼食休憩。 北峰にも石仏と祠が祀られています。 晴れていれば360度の大パノラマですが ガスの流れの切れ間に 日本海、糸魚川市街も望め、うっすら雪化粧の北アルプス、後立山連峰、南に戸隠の姿が浮かびますが 一瞬なのでうまく撮れません。とくに槍ケ岳が見えた時は 槍が見えた!と皆のテンションがあがっていました。 荒スゲ沢を振り返り、雨飾温泉へと薬師尾根をくだります。 小谷側よりも厳しくて長い登山道。ヌカルミありざれ場あり  手作り、アルミの梯子が随所に出てきます。   雨の日にはとても歩けない。 今日の天気でもありがたい。と口々に 一歩一歩慎重に足を運んで 標準の倍近くの時間をついやして 25名無事に下山。 慎重に歩くのはいいことだけれど ペースが遅いのも疲れました。(ツアー参加でしかたないかな) 今年の紅葉は 日照時間他条件が悪くて 期待はずれでした。 標高は2000mに及ばない山ですが 大きく登りこたえのある面白い山でした。 雪渓の残る 夏の花の時期にもう一度!!

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