活動データ
タイム
12:15
距離
20.7km
のぼり
1709m
くだり
1911m
活動詳細
すべて見るこの1ヵ月、今までにないくらい毎週山に行ってます。前回の常念岳から中4日。急遽、平ヶ岳に行くことになりました。1週間の疲れもあるし、今の私にはハイレベルすぎる行程、急に決まったので心の準備も支度も整ってなく、寝不足は確実。いろんな不安を抱えながらの参加となりました。以前、雲取山を三峰ルートで行った時も20キロ越えだったので、頑張ればなんとかなるかしら…。 登山口には朝4時ごろ到着。既にたくさんの車がありました。駐車場には明かりはなく、それぞれ準備を整えて出発です。ヤマップ起動!と思ったら、GPSをつけているのですが、現在地が認識されません…。立ち上げなおしたけど直らず、諦めてそのまま出発。結局最初の1.5キロは軌跡は残らず、時間のみの測定となりました。 事前に調べて、最初と最後の登りがきつそうだと頭に入っていましたが、本当にかなり辛かったです。滑りやすい粘土質の土壌に残った大きな歩幅が合わず、背の低い私にとってはとても歩きづらくて、なかなか思うように前に進めませんでした。(といっても、ほかの同じくらいの背丈の方はスイスイ進んでいるようでしたが💧)痩せ尾根を経由して、下台倉山に出るまでの間、多くの方に先を譲りました。みなさん、本当に歩くのが速いのです!おそらくこの日登山道で会った方たち、ほとんど全員に追い越してもらいました。それぐらいの実力の方じゃないと、この山に来るのは危険なのではないか、と思えて、それがまた更に不安材料となりました。行きは引き返す可能性のことばかり考えていました。だんだん明るくなってきて、キレイな紅葉の色が見え始め、とにかく一歩だけ前に出そうと思い続けて進みます。 いったん下台倉山に出ると、ここからは稜線歩き?と思えそうな景色でしたが、その後も何度も上り下り。樹林帯に入ったり抜けたり、想像していたような尾根歩きではありませんでした。しばらく続いて、台倉山や白沢清水など地図に載っているポイントを過ぎると、最後の登りが見えてきました。上のほうはポロポロと崩れ、滑りやすい道でしたが、ここを過ぎると姫の池に到着。ほぼ平面の景色の億に、平ヶ岳の頂上とたまご石に向かう2つのピークが見えました。 まずは山頂を目指します。ゆるやかな木道を進み、あっという間に到着です。いつもなら途中でもがっつり食べてるのですが、今日は空腹感はあるけれど、朝からあまり食べたい気分ではなかったので、とりあえずおにぎり1個だけ。この前後も、ばてない程度に少しお菓子を食べるだけでした。十分休んだら、山頂の少し先にあるという本当の(?)最高地点に行ってみました。私の時計によると差は5mくらいみたい。山頂標識のある側には木があるので、そちら側の眺望はありませんが、最高地点からはぐるっと見渡すことができました。 さて、帰りのことを考えると、あまりのんびりしてられません。参考にしていたコースタイムから少し遅れを取っています。でも、ここまで来たからには、たまご石に向かいます!姫の池には戻らず、途中にあった分岐で曲がりました。そこからたまご石までは思っていたよりも遠かったです。たまご石の見える景色は、のどかでほっとする感じ。今日の目的は達成したので、暗くなる前に戻ります。途中までは順調。下台倉山まで来た時には、時間的に挽回し、コースタイムに近くなっていました。が、そのあと、痩せ尾根に出る前に、夏の裏銀縦走後に分かった膝の痛みが復活してしまいました。普通の速さで歩くこともできず、どんどん遅れていくうちに、日が暮れてしまいました。時間で見る軌跡にもはっきりスピードが落ちたのが表れています。結局、下山できると見込んでいた時間よりも1時間オーバーで登山口に戻ってきました。辛抱強く付き合ってくださった同行者の方たちに感謝です。あの真っ暗な中、一人で痩せ尾根を下りてくるのは怖かっただろうなと想像します。みんな無事に平ヶ岳登山終了できて、ほんっとによかったです! そうそう、この日は天気がよく日差しは暖かかったですが、空気はひんやりしていました。山頂は5℃前後だったような気がします(温度計の写真撮るの忘れました)前回の常念岳でも思いましたが、これからはフリースなど防寒は必須。休憩時にはあっという間に汗が冷えます。今回も登山道には霜や凍ったあとがありました。そして、昼間は融けて、地面はぐちゃぐちゃ。ゲーターをつけていた方が靴を洗うのが少し楽です😅 ←今回使わなかった私。
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