活動データ
タイム
08:01
距離
14.1km
のぼり
1238m
くだり
1241m
活動詳細
すべて見る20代の頃はスキーブームで良く田代に来ていた。朝一番で滑り始め9時半頃になると連絡ルートが解放されてかぐらへ行けた。かぐらの最高部の第5ゲレンデは上級者コースで安定する時期にならないと解放されなかった記憶があり、今でもそうであろうが山スキーで苗場山に上がる人達を良く見かけていたのでとても興味が有った。 日没時間が気になる季節に入ってきた事もあって、自分の力量を考えトラブルが生じても日没前に和田小屋に戻れるよう夜明け前の出発を計画した。休憩込みで行き返り8時間を予定した。 5:20出発、その前から出発する登山者が次々に現れていたが辺りは暗いが空が紺色に変わり行動に支障がない状態なので出発。日の出少し前に和田小屋到着。ゲレンデ脇の樹林帯を進み6:35下の芝に到着し5分ほど休憩して行動食、水分を補給。第五リフト上部を過ぎると木道が続くようになり5分ほどで中の芝に到着。中の芝からは上越の山々の展望が良い。7:34上の芝を通過。太腿に軽い痙攣を感じ5分ほど休憩する。 7:57神楽ヶ峰到着。かぐらスキー場の名称になっている山だが標高を示す銘板さえも無く山としての扱いは雑であった。 神楽ヶ峰を越えると苗場山の全容が見えてくる。一度下ってまた登るは山歩きのセオリーで急登なのは事前に分かっていたので気合を入れ臨んでいく。稜線を進み雲尾坂を過ぎると急登ゾーンに入る。何度も休みながらも9:10に登り切れば広大な湿原が広がり想像以上の絶景だった。池塘が空の青に染まり同じ湿原でも9月に訪れた尾瀬とは違う感動を受けた。頂上は風が強く冷たい。山小屋に行き山バッチを購入して100円払ってトイレを借りた。そこでうかつにも財布を忘れ、下山して車に乗るまでその事に気が付かなかった。幸いにも電話連絡して財布がある事が分かり、後日スタッフの下山に合わせて着払いで送ってもらった。財布のお金はともかく山バッチだけ戻れば良いとさえ思っていたので本当に感激した。苗場山に向かう途中すれ違った山小屋泊された人の話ではご来光が良かったと聞いていたので次回は天候を見極め山泊で来たい。約1時間ほど滞在して10:13苗場山を離れる。 途中、雷清水にて水2ℓ採取。水勢はチョロチョロだが冷たくてうまい。雷清水から神楽ヶ峰の坂を登り11:15山を通過。11:32上の芝通過。好天のため見晴らしが良く足取りも軽く感じる。11:47中の芝、12:14下の芝、13:00和田小屋、13:18駐車場に到着し時間的に戻って来られた。 冬に苗場山を登るか?と聞かれれば今はまだNOだが雪のないゲレンデを記憶し、スキーでここに来たら登山時の事を思い出したい。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。