断崖絶壁<黒部・下ノ廊下>

2016.10.11(火) 2 DAYS

活動データ

タイム

29:00

距離

0m

のぼり

0m

くだり

0m

活動詳細

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 ~黒部峡谷・下の廊下~ ここでの問題は車の回収方法をどうするか。 複数だとデポやマイカー回送サービスでも負担は少ないが、 ソロだとそんな訳にはいかない。 扇沢から入るのが一般的の様だが、北陸側からだと無駄に遠回りになる。 また立山から入り、ロッジくろよん泊だとどうしても2泊が必要。 そこで今回試したのがこの移動方法。 1泊2日で余裕を持って歩けるのと、テン場到着もダム側スタートより早くなる。 初っ端から4時間の電車移動ではあるが、これが旅的で実に面白い。 紅葉ピークはまだ先だと分かってての今回の山行。 2年前は仕事でタイミングが合わず、昨年は登山道崩壊でダメ・・・。 今年も月末は休めそうもない、群発地震が続いているのでいつまた通行止めになるか分からん。 行けるうちにどうしても行っておきたかった。 コース内容は下に書いた通り、旧日電歩道はやはり危険な道でした。 しかしそれを楽しく感じる事が出来る方にはこれほど魅力的な所はない。 ただスリルだけを味わいに行くのではなく、 黒部の秘境を全身で感じながら歩く事が出来る・・・ここはそんな場所です。 各地で今年の紅葉は残念がられてますが、 多分に漏れずここも例外ではないかもしれません。 しかし山は行ってみないと分からない。 紅葉がどーのこーのって事や、ピークハントが出来ないって事・・・ そんなもん全然関係なく気分良く帰って来れる場所だと そう思います。 距離や高さや時間を競うのではなく、 自分自身がどうやって楽しめる山行をするか 趣味はあくまでも自己満足の世界 これに尽きる。 また次回も登山道を整備してくれてる方々に感謝しながら どこかを歩いてみようと思います。 ※コース状況 <欅平駅~パノラマ台> ・かなり急ですが、天気が良ければ上がって損はない。 ・観光で訪れても、ズックさえ履いてれば十分かと思います。 <水平歩道> ・登山道はよく整備された綺麗な土道がほとんどです。 ・川側は切れ落ちてますが、草木があるので高度感はさほど感じない。 ・1割が超危険、3割がやや危険。後の6割は特に問題ありません。 <阿曽原温泉小屋> ・どちらから来てもここまで行くには一気に急な坂を降ります。 ・黒四ダムスタートだと到着が遅くなりがち。  夜8時を超える方もたまにいるとの事。  暗くなってからはかなり危険ですので、よく時間を考慮された方が良いでしょう。 ・テン場には豊富な水場と和式水栓トイレ有(紙無し)。 ・日本一危険な温泉は最高に気持ちがいいです  ちなみにこの日は自分の体感で41℃くらいと感じた。  (その日の天候などにより違ってくるらしい) <旧日電歩道> ・9時半頃まで陽が当たらない。 ・水平歩道と全然危険度が違います。 ・削り取った岩の上をかなり歩きますから常に凸凹してて気を抜く事が出来ない。  特にS字峡から白竜峡までの間は死と隣り合わせで歩く事になる。 ・欅平からだと登りになるが、核心部が後半になるこちらを後に残しておくと  モチベーションを保てるので最後まで飽きる事はなかった。 ・興味本位で立ち入るところでは 決してありません。 ★ひとたび転落すれば生命にも関わることから、俗に「黒部では怪我をしない」(落ちると怪我どころでは済まない)  と言われ、実際に転落事故がしばしば発生している。このため、登山道としては上級コースに区分される。 <1日目> 立山駅駐車場前夜車中泊(無料) 5:27 立山駅(始発)富山地鉄立山線      途中一回乗り換え 7:49 宇奈月駅(着) 8:17 宇奈月駅(発)トロッコ電車 ※7:57発にはまず乗れない 9:33 欅平駅(着) (移動費) 立山駅~宇奈月駅まで ¥2,100 ※マイカー回送だと¥15,000前後 宇奈月駅~欅平    ¥1,710 小計         ¥3,810 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ <2日目> 16:00 黒部湖駅ケーブル(発) ※立山駅まで接続出来る最終便(11/3まで・立山オフィシャルガイド参照) 16:40 室堂(着) 18:07 立山駅(着) (移動費) 黒部湖駅~立山駅  ¥6,750 2日間移動費 合計 ¥10,560 行動時間 <1日目> :欅平駅     10:00スタート :阿曽原温泉小屋 15:00着 <2日目> :阿曽原温泉小屋  6:00スタート :黒四ダム    15:00着 ※2017/9月 写真大量追加しました。

剱岳 立山駅で、あら綺麗!!

結構遅い時間までやってましたよ。
自分以外誰もいないんでちょっと寂しかったですが(^_^;)
立山駅で、あら綺麗!! 結構遅い時間までやってましたよ。 自分以外誰もいないんでちょっと寂しかったですが(^_^;)
剱岳 <翌朝>
まずは宇奈月駅まで電車移動。整理券だけ取って宇奈月駅で現金払い。

無人駅だから だ~れもいない
<翌朝> まずは宇奈月駅まで電車移動。整理券だけ取って宇奈月駅で現金払い。 無人駅だから だ~れもいない
剱岳 お客さんもいない(^_^;)
お客さんもいない(^_^;)
剱岳 コレ!
富山・石川で知らない人はまずいない!!
新潟・福井はどーだろ?
コレ! 富山・石川で知らない人はまずいない!! 新潟・福井はどーだろ?
剱岳 宇奈月駅到着。
トロッコ最終欅平駅では登山届を出せません。
宇奈月駅でも無いとの事でしたが・・・ちゃんとありました(指名手配写真の上だった)
宇奈月駅到着。 トロッコ最終欅平駅では登山届を出せません。 宇奈月駅でも無いとの事でしたが・・・ちゃんとありました(指名手配写真の上だった)
剱岳 今度はトロッコで再出発

いよいよ黒部峡谷に突入
今度はトロッコで再出発 いよいよ黒部峡谷に突入
剱岳 ここから登り始めます。
覚悟を決めていざ出発! 
出だしから結構な急登なんで日が当たってあちーのなんの(>_<)
ここから登り始めます。 覚悟を決めていざ出発! 出だしから結構な急登なんで日が当たってあちーのなんの(>_<)
剱岳 左奥が白馬鑓

良い日を当てた!
左奥が白馬鑓 良い日を当てた!
剱岳 絶壁に設けられた足場
右奥が白馬岳
絶壁に設けられた足場 右奥が白馬岳
剱岳 しかしあのような場所がずっと続く訳ではありません
振り返って撮りましたが、進行方向左手は確かに切れ落ちてるものの、草木や葉っぱで全然下が見えません。
阿曽原温泉小屋までってのは、実は半分以上がこんな感じなんです。
しかしあのような場所がずっと続く訳ではありません 振り返って撮りましたが、進行方向左手は確かに切れ落ちてるものの、草木や葉っぱで全然下が見えません。 阿曽原温泉小屋までってのは、実は半分以上がこんな感じなんです。
剱岳 おっさん
タイマーに間に合わず。。。
おっさん タイマーに間に合わず。。。
剱岳 人が入るとこんな感じ。

阿曽原温泉小屋の関係者様で、色々と情報を教えて頂きました。
ちなみに走ってましたよ・・・
決してマネは出来ません。
人が入るとこんな感じ。 阿曽原温泉小屋の関係者様で、色々と情報を教えて頂きました。 ちなみに走ってましたよ・・・ 決してマネは出来ません。
剱岳 今回はこれを用意。
カラビナを掛けながら歩く訳ではなく、ふと立ち止まった時に掛ける様にしてました。
カメラもそうですし、スマホも首から掛ける長いストラップを用意。
言うまでもなく落ちたら死です。
物も一緒です。
今回はこれを用意。 カラビナを掛けながら歩く訳ではなく、ふと立ち止まった時に掛ける様にしてました。 カメラもそうですし、スマホも首から掛ける長いストラップを用意。 言うまでもなく落ちたら死です。 物も一緒です。
剱岳 有名な大太鼓
対岸はこれも有名な別名黒部の怪人。ここは高度感あった。
有名な大太鼓 対岸はこれも有名な別名黒部の怪人。ここは高度感あった。
剱岳 一回撮ってみたかった(^_^;)

撮るだけでかなり疲れますのでやらない方がいいです(~_~;)
一回撮ってみたかった(^_^;) 撮るだけでかなり疲れますのでやらない方がいいです(~_~;)
剱岳 案内版は過ぎた所にある。

ですがあのくり貫きはかなり目立ちますから、分からなかったって事はきっとないでしょう。
案内版は過ぎた所にある。 ですがあのくり貫きはかなり目立ちますから、分からなかったって事はきっとないでしょう。
剱岳 福島から来られたパーティー。後に風呂でも裸のお付合いをする事に。
福島から来られたパーティー。後に風呂でも裸のお付合いをする事に。
剱岳 トンネル内部はしっかりとした高さがあり距離は短い。
しかし水抜き穴が塞がってた場合腰まで水が溜まる事もあるらしい。
トンネル内部はしっかりとした高さがあり距離は短い。 しかし水抜き穴が塞がってた場合腰まで水が溜まる事もあるらしい。
剱岳 ようやく見えた。
こちらからだと先にテン場を通る事になります。
写真左下には露天風呂も見えましたが、それ撮っちゃいかんでしょ。
ようやく見えた。 こちらからだと先にテン場を通る事になります。 写真左下には露天風呂も見えましたが、それ撮っちゃいかんでしょ。
剱岳 まだまだ場所を選べる状況でここに決めた一番の理由は、緑のテントの前にビールが4本並んでた!(きっと飲んべだ!!)それだけ。
で、普通に準備してもしょーがないんで、テント張りタイムアタックに挑戦!!
まだまだ場所を選べる状況でここに決めた一番の理由は、緑のテントの前にビールが4本並んでた!(きっと飲んべだ!!)それだけ。 で、普通に準備してもしょーがないんで、テント張りタイムアタックに挑戦!!
剱岳 ジャン!!
記録、12分。
最後入口前のペグがどうしても刺さらん・・・破砕帯か(T_T)
次は10分切りを目指そう。
ジャン!! 記録、12分。 最後入口前のペグがどうしても刺さらん・・・破砕帯か(T_T) 次は10分切りを目指そう。
剱岳 やはりこうなった(^.^)
富山のS君。
隣県の方は知ってる山が多くて話が合うからいいね~。
挨拶変わりにサラミあげたらなんとビールのお返しが・・・
御馳走様でした またどこかで。
やはりこうなった(^.^) 富山のS君。 隣県の方は知ってる山が多くて話が合うからいいね~。 挨拶変わりにサラミあげたらなんとビールのお返しが・・・ 御馳走様でした またどこかで。
剱岳 <二日目>
こんな長い夜は久しぶりってほどよく寝れた。
昨晩はテント内で12℃程。
3時過ぎに空を見ると満天の星空☆
南の空に輝くオリオン☆そりゃ~綺麗なもんでした。
テント入口を南に向けたのもそれが見たかったからだ。

で、今度は撤収タイムアタック!
<二日目> こんな長い夜は久しぶりってほどよく寝れた。 昨晩はテント内で12℃程。 3時過ぎに空を見ると満天の星空☆ 南の空に輝くオリオン☆そりゃ~綺麗なもんでした。 テント入口を南に向けたのもそれが見たかったからだ。 で、今度は撤収タイムアタック!
剱岳 記録、11分。ん~~(-_-;)
家では早く出来ても実際はそんな訳にはいかん。
自分がどれくらいなのか・・・
これを知ってるだけで何かの役に立つかもしれんね。
記録、11分。ん~~(-_-;) 家では早く出来ても実際はそんな訳にはいかん。 自分がどれくらいなのか・・・ これを知ってるだけで何かの役に立つかもしれんね。
剱岳 予定通り6時スタート。
ここのおねえさん二人は綺麗な方でした(^.^)
思わずテン泊やめて小屋泊にしようかと悩んだくらい。
アホですな(-_-;)
予定通り6時スタート。 ここのおねえさん二人は綺麗な方でした(^.^) 思わずテン泊やめて小屋泊にしようかと悩んだくらい。 アホですな(-_-;)
剱岳 この日テント数は20張り程度。
しかし小屋では定員50名の所70名以上だったとか。(昨晩はいろいろあったようですよ(^_^;)
白い建物は水洗トイレ(紙無し)
その手前が水場。
この日テント数は20張り程度。 しかし小屋では定員50名の所70名以上だったとか。(昨晩はいろいろあったようですよ(^_^;) 白い建物は水洗トイレ(紙無し) その手前が水場。
剱岳 一旦急登を上がりしばらくして一気に下り切るとすぐに関西電力人見平宿舎。建物前からは雲切大滝が真正面に見える。
素晴らしい景観です。
一旦急登を上がりしばらくして一気に下り切るとすぐに関西電力人見平宿舎。建物前からは雲切大滝が真正面に見える。 素晴らしい景観です。
剱岳 仙人谷ダムへの通路。ここで親切な従業員の方と一緒になり、しばらく話ながら進む事に。
ここは谷間だけあって風被害ってのはあまりないんだとか。
交代制など細かい事まで教えてくれた。
仙人谷ダムへの通路。ここで親切な従業員の方と一緒になり、しばらく話ながら進む事に。 ここは谷間だけあって風被害ってのはあまりないんだとか。 交代制など細かい事まで教えてくれた。
剱岳 仙人谷ダム
仙人谷ダム
剱岳 対岸にあるこのハシゴから仙人池に通ずる雲切新道がスタート。
対岸にあるこのハシゴから仙人池に通ずる雲切新道がスタート。
剱岳 しばし車道を進んで、これもよく見るトンネル。
少々重苦しい雰囲気がいい感じです。
しばし車道を進んで、これもよく見るトンネル。 少々重苦しい雰囲気がいい感じです。
剱岳 名も無き滝を額縁風にしてみたり。
名も無き滝を額縁風にしてみたり。
剱岳 このトンネルを出るとアレがすぐ見えてきます
このトンネルを出るとアレがすぐ見えてきます
剱岳 東谷吊橋で黄昏るおっさんの絵。
東谷吊橋で黄昏るおっさんの絵。
剱岳 これ揺れます。
白山別当出合と似た感じの高度感。
一人づつと書かれてあるのでかなり込み合いそうです
これ揺れます。 白山別当出合と似た感じの高度感。 一人づつと書かれてあるのでかなり込み合いそうです
剱岳 水平歩道と呼ぶのは欅平から仙人ダムまで。
いよいよ旧日電歩道の核心が始まります。
ここから先は危険度が全然違いますので欅平に引き返すのもひとつ。
まだ全コースの半分にも達していません。
水平歩道と呼ぶのは欅平から仙人ダムまで。 いよいよ旧日電歩道の核心が始まります。 ここから先は危険度が全然違いますので欅平に引き返すのもひとつ。 まだ全コースの半分にも達していません。
剱岳 断崖には草木がないのでモロに真下が見えてくる。
断崖には草木がないのでモロに真下が見えてくる。
剱岳 この中央が最初のシャワーポイント。
この中央が最初のシャワーポイント。
剱岳 シャワーなんて生易しいもんじゃないが、一瞬ですのでさほど濡れは気にならない。
シャワーなんて生易しいもんじゃないが、一瞬ですのでさほど濡れは気にならない。
剱岳 とここで、スマホが動かないアクシデントが。
気温10℃以下であった為寒かったんかな(Tシャツ1枚のおっさんはまるでアホやないか(-_-;) 予備に持って来たデジカメでS字峡の看板前から撮った半月峡。
とここで、スマホが動かないアクシデントが。 気温10℃以下であった為寒かったんかな(Tシャツ1枚のおっさんはまるでアホやないか(-_-;) 予備に持って来たデジカメでS字峡の看板前から撮った半月峡。
剱岳 これも有名ですね。
ワイヤーが無いと歩けるもんじゃない。
半月沢に回り込んだ所から撮ったが、ここから右下に半月峡が見える。
これも有名ですね。 ワイヤーが無いと歩けるもんじゃない。 半月沢に回り込んだ所から撮ったが、ここから右下に半月峡が見える。
剱岳 まだまだ続きます。
というよりさらに高度感が増してくる
まだまだ続きます。 というよりさらに高度感が増してくる
剱岳 こんな所です。
写真を撮る時はビレイしてた方が、気持ち的に安心出来ますよ。 水平歩道と旧日電歩道、全然難易度が違う。
こんな所です。 写真を撮る時はビレイしてた方が、気持ち的に安心出来ますよ。 水平歩道と旧日電歩道、全然難易度が違う。
剱岳 立ち止まらない限り決して周りを見渡す事は出来ません。
この時間、ようやく黒部峡谷に日が差し込んできた。
今日も快晴!
立ち止まらない限り決して周りを見渡す事は出来ません。 この時間、ようやく黒部峡谷に日が差し込んできた。 今日も快晴!
剱岳 しつこいですが
こんな感じがずっと続きます。
しつこいですが こんな感じがずっと続きます。
剱岳 十字峡。
大自然の中でここまで綺麗に揃うものなのか・・・
十字峡。 大自然の中でここまで綺麗に揃うものなのか・・・
剱岳 剱沢側に架かる橋と十字峡。
このすぐ上に開けた場所があり休憩出来ます。
剱沢側に架かる橋と十字峡。 このすぐ上に開けた場所があり休憩出来ます。
剱岳 ここはあえてパノラマで撮りましたが、左の矢印は十字峡まで下りるものと思われます。(曲がった所から一気に下りになってました)
黒部ダムへは右の逆矢印に進まないといけません。
向こうから来る分には間違わないでしょうが、気をつけないといけない所でした。
ここはあえてパノラマで撮りましたが、左の矢印は十字峡まで下りるものと思われます。(曲がった所から一気に下りになってました) 黒部ダムへは右の逆矢印に進まないといけません。 向こうから来る分には間違わないでしょうが、気をつけないといけない所でした。
剱岳 そのままここで休憩。
どこにでもある木ですが、この断崖コースでは滅多に見られないからなんか撮りたくなる。
さらにこの木の下には遭難の碑がありました。
いろんな想いでこの木は見つめられているんですね。
そのままここで休憩。 どこにでもある木ですが、この断崖コースでは滅多に見られないからなんか撮りたくなる。 さらにこの木の下には遭難の碑がありました。 いろんな想いでこの木は見つめられているんですね。
剱岳 まだまだ続く。

陽が当たり出すとスマホは絶好調に。
まだまだ続く。 陽が当たり出すとスマホは絶好調に。
剱岳 2回目のシャワーポイント。
この日の水量だと端を歩けば特に気にならなかった。
2回目のシャワーポイント。 この日の水量だと端を歩けば特に気にならなかった。
剱岳 小屋から4時間
このあたりから段々とすれ違いが発生してきた。
この時間にここまで来れるのはロッジくろよん泊の方々だけだろう。
小屋から4時間 このあたりから段々とすれ違いが発生してきた。 この時間にここまで来れるのはロッジくろよん泊の方々だけだろう。
剱岳 歩いてきた道。
写真では伝わらない壮大さがここにはあります。
歩いてきた道。 写真では伝わらない壮大さがここにはあります。
剱岳 そして一気に谷幅が狭くなると下の廊下最大の核心部、白竜峡。
そして一気に谷幅が狭くなると下の廊下最大の核心部、白竜峡。
剱岳 ザックが引っ掛からない様に歩くとどうしても川側に
神経もいきます。
こんな所でのすれ違いはかなり危険。
ザックが引っ掛からない様に歩くとどうしても川側に 神経もいきます。 こんな所でのすれ違いはかなり危険。
剱岳 高度感はなくなりますが、足場も無くなってきます。
怖さで言えば断然こちらの方が怖い。
高度感はなくなりますが、足場も無くなってきます。 怖さで言えば断然こちらの方が怖い。
剱岳 黒部峡谷最狭部がここ。
この先が最も神経を使います。
前から来られた方が慣れた方で良かった。
究極のすれ違いでした。
黒部峡谷最狭部がここ。 この先が最も神経を使います。 前から来られた方が慣れた方で良かった。 究極のすれ違いでした。
剱岳 続々とやってくる対向者。
足元も見つつ先もしっかり見て、進むか止まるか決めなければいけない。
続々とやってくる対向者。 足元も見つつ先もしっかり見て、進むか止まるか決めなければいけない。
剱岳 人が入るとより分かり易い。ヘルメット着用率はほぼ100%。
覆い被さった岩に注意も必要ですが、微震が続く場所ですのでいつでも落石の恐れアリ。
人が入るとより分かり易い。ヘルメット着用率はほぼ100%。 覆い被さった岩に注意も必要ですが、微震が続く場所ですのでいつでも落石の恐れアリ。
剱岳 別山谷が近くなってきた。
右奥には黒部別山南峰。
別山谷が近くなってきた。 右奥には黒部別山南峰。
剱岳 再度振り返って。
一歩一歩慎重に。
気が抜けるところが一切無かった。
再度振り返って。 一歩一歩慎重に。 気が抜けるところが一切無かった。
剱岳 ここを巻き込むと別山谷。
ここまで5時間。ちょうどコースタイム通りに進んでるようだ。
ここを巻き込むと別山谷。 ここまで5時間。ちょうどコースタイム通りに進んでるようだ。
剱岳 ここは休憩ポイント。
今年は巨大なスノーブリッジはありませんが、なんとも爽快な風と壮大な景色が待ってます!
ここは休憩ポイント。 今年は巨大なスノーブリッジはありませんが、なんとも爽快な風と壮大な景色が待ってます!
剱岳 この日はなんなく渡渉できた。
赤いザイルが垂れてるとこから上がります。
完全に腕力勝負です。
この日はなんなく渡渉できた。 赤いザイルが垂れてるとこから上がります。 完全に腕力勝負です。
剱岳 すぐ先にある有名な垂直の階段。
それよりギザギザが見えてきた。
少しだけゴール近しと思えるポイント。
すぐ先にある有名な垂直の階段。 それよりギザギザが見えてきた。 少しだけゴール近しと思えるポイント。
剱岳 丸太が太いので握る事は出来ません。
そんな時は片手を側面の切り口にあてる様にすると安心出来ると思います。 管理、整備されてる方々のお蔭で歩けます。
丸太が太いので握る事は出来ません。 そんな時は片手を側面の切り口にあてる様にすると安心出来ると思います。 管理、整備されてる方々のお蔭で歩けます。
剱岳 前の写真の階段を超えるとこの先は難易度がかなり下がります。
荷が重いのでここからダブルストックに切り替える。
前の写真の階段を超えるとこの先は難易度がかなり下がります。 荷が重いのでここからダブルストックに切り替える。
剱岳 ちょっとした紅葉を少し楽しむ
ちょっとした紅葉を少し楽しむ
剱岳 豊富な水
豊富な水
剱岳 碧い渓谷
碧い渓谷
剱岳 ちょびっと紅葉
ちょびっと紅葉
剱岳 あれだけあった高低差もついにゼロに。
激しい水の音を聞き、イワナを眺めながらただボーっと...無人の黒部峡谷をしばし味わってました。
贅沢な時間です。
あれだけあった高低差もついにゼロに。 激しい水の音を聞き、イワナを眺めながらただボーっと...無人の黒部峡谷をしばし味わってました。 贅沢な時間です。
剱岳 内蔵助谷出合から見る丸山北峰東壁。
黒部三大岩壁の一つ、別名黒部の巨人。
内蔵助谷出合から見る丸山北峰東壁。 黒部三大岩壁の一つ、別名黒部の巨人。
剱岳 お線香が立てられてます。
様々な想いがこの秘境にはあるんですね。
お線香が立てられてます。 様々な想いがこの秘境にはあるんですね。
剱岳 赤沢岳から西に伸びる迫力ある岩峰。
もうゴールは近い
赤沢岳から西に伸びる迫力ある岩峰。 もうゴールは近い
剱岳 振り返って大タテガビン。
別名黒部の魔人
振り返って大タテガビン。 別名黒部の魔人
剱岳 この時対岸は快晴、
こちらは雨がぱらつき出した。
見えてる方が快晴ならそれでいいんです
この時対岸は快晴、 こちらは雨がぱらつき出した。 見えてる方が快晴ならそれでいいんです
剱岳 仙人谷ダム以来、二度目の右岸に渡る。
普通の登山ならただ下山するだけになってしまいがちだが、ここでは次の瞬間...最後の最後に感動のクライマックスを迎える事が出来る。
仙人谷ダム以来、二度目の右岸に渡る。 普通の登山ならただ下山するだけになってしまいがちだが、ここでは次の瞬間...最後の最後に感動のクライマックスを迎える事が出来る。
剱岳 初めて黒四ダムに来たのは小学校6年の時だったか。
それからちょうど30年後、
まさか下から見上げる事になるとは・・・。
感慨深くそれを眺めてました。
初めて黒四ダムに来たのは小学校6年の時だったか。 それからちょうど30年後、 まさか下から見上げる事になるとは・・・。 感慨深くそれを眺めてました。
剱岳 しかしここで終わりではなくここからダムまでの標高差200mが待ってる。
最後に登りで終わるって初めてだ。
しかしここで終わりではなくここからダムまでの標高差200mが待ってる。 最後に登りで終わるって初めてだ。
剱岳 ついに終わった。コースタイム通り9時間。
トロリーバスの走る横を通り、後はダムを渡りケーブルで室堂に向かうだけ。15:20立山行に乗れそうだ。

が、!!
ここでこのバカは何を思ったのか・・・
ついに終わった。コースタイム通り9時間。 トロリーバスの走る横を通り、後はダムを渡りケーブルで室堂に向かうだけ。15:20立山行に乗れそうだ。 が、!! ここでこのバカは何を思ったのか・・・
剱岳 ダムは下にあんのに上の展望台に上がっちまった(T_T)
どこで間違えたんやろ(;_:)

無駄な200段の階段を昇った所で一気に力が抜けた(-_-;)
ダムは下にあんのに上の展望台に上がっちまった(T_T) どこで間違えたんやろ(;_:) 無駄な200段の階段を昇った所で一気に力が抜けた(-_-;)
剱岳 ケーブルで室堂に着いた時にはみぞれが降ってました。
立山初冠雪を狙いここでもう1泊の2泊装備で歩いてきましたが、仕事で帰る事に。またいつの日か狙いたいと思います。
ケーブルで室堂に着いた時にはみぞれが降ってました。 立山初冠雪を狙いここでもう1泊の2泊装備で歩いてきましたが、仕事で帰る事に。またいつの日か狙いたいと思います。

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