活動データ
タイム
07:12
距離
11.5km
のぼり
1461m
くだり
1186m
活動詳細
すべて見る週末は百名山(青森編)のその2は青森県最高峰の岩木山に登ってきました 岩木山のイメージは松村和子さんの「帰ってこいよ」の歌と 4年前に神田神保町で見つけた「空と山のあいだ」(田澤拓也著)の山。 故郷の山として愛される山でありながら、冬は八甲田山と同じく厳しい山だと感じていました。 今回は百沢登山口→頂上→嶽温泉へ下山のルートを歩きました。 百沢登山口から登る方は多くなかったのですが9合目からはたくさんの登山者。 賑やかな頂上でした。 紅葉と頂上の景色を堪能して温泉も二ヶ所も入って満足の山旅となりました。 そして、命の大切さと安全登山を感じた山登りとなりました。 「空と山のあいだ」(田澤拓也著)はお薦めです。機会があればお読みください。 参考として 7:50 岩木山神社前下車 8:00 岩木山神社参拝 8:20 桜林 9:20 姥石 10:15 焼止まり避難小屋 11:05 賜杖清水 11:25 種蒔苗代 11:35 鳳鳴ヒュッテ 12:00~12:50 岩木山頂上 13:20 リフト前 13:40 8合目 15:10 嶽登山口 嶽温泉→百沢温泉 21:00 弘前駅前を高速バス発 6:00 大宮駅に着 №16 空と山のあいだ 2016年10月16日、岩木山の山頂は快晴で まわりの山々は少しかすんでいるものの 山と空の間に北海道を結ぶ飛行機の雲が何本も見えていました 2012年の秋に神田神保町で偶然見つけた「空と山のあいだ」 サブタイトルに岩木山遭難・大館鳳鳴高校生の5日間と書いてあったのが目に入ったのでした 1964年1月6日 大館鳳鳴高校の登山部の生徒5人が岩木山を目指していた 登頂後に悪天候により方向を見失い遭難してしまった高校生達の足跡を追った本である 残念ながら一人の生還しか果たせなかったが 生と死の狭間で友達を想い過酷な冬山と闘った5人が描かれています 彼らの遭難後に建てられた鳳鳴ヒュッテの軒先に吊るされた鐘を大きく鳴らしてみました すべての方々の安全登山を願絵って大きく鳴らしてみました 澄み切った秋空に響き渡りました 古くから故郷の山として愛されてきたお岩木さん 優しさと厳しさ 美しさと過酷さ どこの山も持ち合わせている2面性を時折考えながら登ってみました そしてこうして無事に山旅がつづけられていることに感謝の気持が湧いてきました 2016年10月20日、登山家の田部井淳子さんが亡くなったというニュースに接した 田部井さんの「エベレスト・ママさん」も神田神保町で157円で買っている 山が好きだから登るんだ、と書かれていた NHKの山番組にも良く出ており 私の山旅をさらに導いてくれたお一人だと思っています 震災後に出身地の三春町での活動や被災地の高校生と富士山に登る活動をされていた 今年9月に出た徹子の部屋を見て ずいぶん弱られた印象で心配していたのですが残念です 山が好きだから登る まだまだ行っていないところがいっぱいあるんです の言葉は私の想いに良く似ている 感謝の気持をいつも忘れずに大好きな山に登って行きたいと思いました 2016年10月25日 ありがとうの気持を込めて kiyo
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。