錦秋の朝日連峰縦走 2日目

2016.10.16(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 43
休憩時間
1 時間 34
距離
11.6 km
のぼり / くだり
544 / 1869 m
1 30
2 15
4 43

活動詳細

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今日は大朝日岳から御影森山を通って朝日鉱泉へ戻る。 寒くもなく、ぐっすり寝れたお陰で体力・気力ともに回復!6時、まずはご来光を拝みにダウンを着込んで外へ出てみると・・下界の街は雲海に隠れて、逆に近隣の山々が雲海に浮いてる、すごく幻想的な光景が飛び込んできました!北には鳥海山と月山、東には蔵王連峰、南には飯豊連峰、西には今にも沈みそうなまん丸の月・・なななななんて贅沢なんだ!! ベスポジを確保してじっとその時を待っていると・・蔵王連峰から太陽が昇ってきました。一日の始まりをこんな形で迎えることができて、私は幸せ者(ノД`)・゜・。 刻一刻と変わる空の色を見たいし写真に撮りたいし、無駄のない動きをするってなんて大変なの(笑) 足元を見ると、さすがに霜が降りていました。秋ですね。 朝ご飯は、豚汁+お餅②とレンコンサラダ、食後に黒糖コーヒー。うまし! 荷物をまとめて、ついに大朝日岳に。ご来光はここで見たかったけど、日の出の時間を勘違いして間に合わなかったのは内緒です。。 大朝日岳山頂は360°の大パノラマです。陽が高くなって空が明るくなると、遠くに磐梯山の2つのピークもはっきり見ることができました。空気も澄んでて気持ちがいい! さて、ここからいよいよ過酷な帰り道の始まりです。大朝日岳からの下りは急なザレ場・・下山中に痛い思いをした私にとっては、恐怖心が5割増しです。だいぶ、かなり、ゆっくり、確実に。。でも、周りを見ずにはいられないところが憎たらしい!よそ見してはいけないとわかっていても、そのほれぼれする山容にはどうしたって目を奪われてしまいます。ちくしょう、朝日ってかっこいいし、紅葉きれいだし・・ずるい!!(笑) 急なザレ場を下りきると、石庭に到着。巨石ではないのですが、ところどころ縦に長い白い石がにょきにょきっと立っている不思議な場所です。 さてさて。改めて中間目的地の御影森山を確認すると、いくつも大小ピークを越えないといけません。稜線を目で追っていくと、南にひときわ高いお山が。。あれは祝瓶山?登りたいようなそうでないような・・(笑)気になる山ですが、またの機会に。 このルートは常に大朝日岳・小朝日岳を眺めながら稜線を歩くことができる絶景ルート!なのに、小屋にあれだけ人がいたのにもかかわらず後にも先にも誰もいない。。???その理由は後で明らかに。景色を独り占めして歩ける幸せを噛みしめながら、御影森山を目指します。 景色に癒されるとはいえ、昨日の疲れも多少ある中でのこのアップダウンは過酷!息も絶え絶えに目の前のピークを一つずつ通過。石庭あたりで見た感じではそれほど高低差があるようには見えなかったのですが、、、やられました(笑) 倒れこむように御影森山に到着!そんな様子を見て先客の方々に「お疲れ様!よく頑張った!」といっぱい励ましの言葉をいただきました・・(´ω`;) お昼は東北にしか売ってない?シュガーマーガリンたっぷりのネオトースト!この景色を見ながらたべるとおいしさ倍増!だけど、体力消耗しすぎてちょっと物足りなく感じました。。気持ち的にはコーラが飲みたい!!(笑) ゆっくりする間もなく出発。ここからはひたすら下りということで気を引き締めて進みます。・・想像以上の急な下りに膝が・・膝がああああ!(と言ってもケガした箇所の痛みではありません!)急で長い下りが4か所、入り組んだ木の根っこの階段もあって、かなり下りにくいです。しかも登山道は狭い。あれ?もしかして、ほとんど人が来ないって、すんごいきついルートだから!?・・・やっとそのこと気が付きました。でも時すでに遅し、進むしかありません。。行けども行けども同じような景色の同じように急な下り・・心が折れかかりながらも何とか吊り橋のある川まで無事にたどり着けました~(ノД`)・゜・。暗くなる前に帰ってこれてよかった~!! バッジがほしかったのですが、これ以上動けないので(笑)、ガイド役を務めてくれた友達の父さんをうまく言いくるめて、お使いをお願いしました(笑)でも、残念、朝日鉱泉閉まってました。バッジは友達に託します。 帰りは、途中のりんご温泉ですっきりさっぱり♪ 体重が3kg減ってました(笑) 朝日連峰、今回の周回ルートはちょっとレベルが高かったですが、山自体は最高によく、また来たくなる素晴らしい山でした。次は残雪の時期に「別のルート(笑)」で来てみたいと思いました♪

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