活動データ
タイム
11:29
距離
11.5km
のぼり
1818m
くだり
574m
活動詳細
すべて見る以前からやってみたかったコースです。奥大山鏡ヶ成に自転車を置いて船上山~甲ヶ山~ユートピア~振子沢~鳥越峠~烏ヶ山の縦走。戻りは新小屋峠~地蔵峠を経由して船上山少年自然の家に戻りました。 今回の目的はこの縦走と、ユートピア避難小屋での夜景撮影でした。 船上山は歴史深い山、史跡を訪ねて歩きたいところですが時間の都合ですべてスルー、また今度改めて訪れたいと思います。ここだけまわったら十分1日かかる有名なところですからね。そして避難小屋の充実、泊まり行くために登りたいくらいです。 甲ヶ山手前からガスと雨で眺望は全くありませんでしたが、白い霧を背景に色づいた紅葉・黄葉がとてもきれいでした。ゴジラの背は1,2ヶ所腕力でよじ登るところがありますが、両手両足で慎重に登れば大丈夫です。しかし今回の山で一番やばかったのは、甲ヶ山山頂直下の下りです。岩盤の表面は全部滑る方向だしヌメリと雨水の流れでナメラ滝みたいでした。滑ったらどうなるか、想像つくでしょう。 甲ヶ山も矢筈ヶ山も晴れてたら絶景のはずですがず~っとガスでした。ソロでは眺望があると無いとでは精神状態が全く異なるもんです笑。その違いをあえて考えずにただひたすら歩き続けます笑。ガスの縦走は何も考えないのがソロの秘訣だと思ってます。するといつの間に大休峠についているんですよね。 このあと夕闇も深くなり天気も次第に良くなりました。親指ピーク手前ぐらいからこれから登る稜線がすごくきれいでした。薄らあかりの中、象ヶ鼻~三鈷峰のシルエットが、今夜泊まるユートピア小屋が、しばらくじーっと眺めてしまいました。 ユートピア避難小屋では70歳代か1人のご老人と御一緒させていただきました。ソロで全国を下道運転中で、次は三瓶に行くそうです。御来光を見るため全国の山をお一人で行脚されている、お話しを聞く間、自分も齢をとってこんな山登りももしかしてあるのかな~と少しだけ思いました。 夜は快晴で絶景でした。月明りで大山北壁は荒々しい岩壁がはっきり見えるし、蒜山側はうごめく雲海、昼間歩いた3つの山は月明りに煌々と照らされ手に取るように近くに見えました。漁火の日本海からきらめく米子市の夜景まで、ゆっくり静かに堪能することができました。本当に来てよかったと思いました。写真はいろんな失敗が重なり撮れませんでしたけど・・
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