イチャンコッペ山 ルートミスなトラバース

2015.02.10(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 8
休憩時間
37
距離
8.8 km
のぼり / くだり
772 / 770 m

活動詳細

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余市岳予定も相変わらず荒天予報なので思案の末、支笏湖湖畔の低山、イチャンコッペへ。 夏道とほぼ同じルートを辿れるとの事ですが、実は初山行。 ヘアピン手前のパーキングへ駐車。縦に5台前後駐車可能な感じ。除雪でできた雪山越しに登山ポスト見えるものの、絶壁の高さ約二メートル。軽いアイスクライミングからの山行スタートとなりました。 先客は三日前に数名。トレース皆無。 今日は紙地図と磁石のみでルートファインディングしながら登ると決意。 この決意がこの後の悲劇を生むとは予想だにしておりませんでした。 天気は晴れ間も顔を出し、風も強くないので予想外の山行日和。気温は-14℃。雪質はカリカリクラスト雪の上にパウダースノー。非常に微妙な雪。 ちょこちょこ地図を確認しながらの登行。登り中に大きな下りが三ヶ所。。。シール貼らないと無理だなとかブツブツいいながら二時間程で山頂着。 山頂付近は吹きさらしで雪庇と樹氷の幻想的な空間。雲も少なく、恵庭岳、紋別岳、支笏湖、苫小牧方面と絶景かな絶景かな。 そして今回から山専ボトルを持っていったのてそのお湯で山頂カップラ。保温性完璧ですね。 シールを剥がしていざ下り!地図を確認して、これってトラバース気味に巻けば登り返しないんじゃねぇ!?とか素人の癖に色気づきました。 颯爽とパウダー満喫しながら下ると予想外の沢に。紙地図読みの能力の限界を迎えました。やばいかなぁーとか思いながらヤマップ起動。暫く沈黙。 素直にシールを貼りました。ヤマップ見ながらなるべく登りの少ない様にトラバースしながら歩いていると登りトレース発見。シールを剥がしてプルプルした脚を抑えながら無事下山。 遭難直前と言われるかもしれませんがなんやかんや楽しかったので良としましょう。 良い経験と勉強になりました! オススメ度 ★★★☆☆ 体力度 ★★★☆☆ 危険度 ★★★★☆ 初山行の山の下りは登りトレースを辿りましょう。バックカントリーというよりは完璧山スキーでした。最初の尾根からの沢に落とす斜面はバフバフでしたが登り返す気力もなく素直に下山でした。 追記☆最初の尾根上にある718ピークは幌平山と言う山で、山スキーのメッカのようです。西側の稜線伝いに冬道があるとの事。

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