活動データ
タイム
07:07
距離
15.0km
のぼり
1143m
くだり
1158m
活動詳細
すべて見る『三重の百山』という本でやたらと好評価だったため、前からずっと気になっていた赤ゾレ山と木梶山。 有名な高見山の影に隠れた目立たないこの山は、自分の生き様を投影しているようで、ついつい感情移入をしてしまいます。 マイナーな山が好きなのはそういう理由なのかも知れません。 思った通りこの山は、地味でも魅力あふれる素晴らしい山でした。 人に会うことは一度もなく、メリハリのある変化に富んだ、表情豊かなこの山を独り占めできました。 台高は大台ヶ原と大杉谷、宮ノ谷峡谷、高見峠からですが高見山とここで4箇所目ですが、この山もかなり良いです。 噛めば噛むほど味のある、自信を持ってオススメ出来る山です。 林道沿いの渓流は水質も綺麗で魚も見えました。天然のアマゴが釣れるそうです。 尾根への取り付きの道が少しわかりにくいので、慎重にテープを辿って下さい。 尾根の取り付きの急登は踏み跡が非常に薄く、獣道が入り組んでいるので、やはりここでもテープと紅白の杭を注意深く辿って下さい。 赤ゾレ山まできつい登りが続きますが、それ以降は景色も良く、多少のアップダウンはありますが心地よい山歩きが楽しめます。 赤ゾレ山で伊勢辻山との分岐、馬駈ヶ辻のところで台高の縦走路の分岐がありますので、間違わないよう注意が必要です。 木梶山からの劇下りも足元に意識を集中しつつ、テープを注意深く辿って行くようにしましょう。 経路全体は基本的にテープがあるので、それを見失わない様にすれば迷うことはないと思います。 あと台高山脈には熊がいるそうなので、熊鈴は必携でしょう。 水場は無さそうなので、必要な水分は持参しましょう。 最後の最後の林道ゲート手前で雌鹿に遭遇しました。その雌鹿は不意打ちにあったようで、慌てふためいて斜面に飛び移ろうとして転落、その後も右往左往しながらガードレールの隙間から落ちるようにして逃げて行きました。その後も無事だったかは確認できませんでした。 鹿にとって人間は一番の天敵なんでしょうかね。
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