両神山 (日本百名山)紅葉の八丁峠から縦走

天気快晴。八丁トンネル登山口からスタート。 鎖場が連続するコース。楽しみたい。 しかし、突然オカンが体調不良。どうなる？ 前日に明日は好天で休暇をとれると分かり、急遽両神山に決定。コースは、鎖場が多い方。晩酌無しで準備と支度をして2時過ぎに家を出た。6時過ぎに八丁トンネルに着いた。遠い。 駐車場には、すでに三台。オシャレなご夫婦がミニで。キレイなトイレがある。登山届を出して靴を履いていると、「体調が悪くなった。」とオカン。帰ろうかと聞いたが「行ける」と言う。行けるところまでで引き返そう。ということでスタート。 いきなりの急登が続く。オカンがストックを出して直ぐに鎖が始まった。(-_-;) 八丁峠の展望台で休憩し、ゆっくり進む。本格的に鎖場が連続する。上っては下るの連続。八海山の八ッ峰の小さい版が3倍位繰り返す感じ。難易度と高度感はそれ程でもないので脚で上がれるが、私たちには踏場の段差が高い所が多く膝と脚に厳しい。同じくらいの斜度で直ぐに下るので、高度は稼げない。下山も同じくらい時間が必要そうだ。 山深い景色と好天に恵まれ、浅間山に八ヶ岳、遠くの山々が綺麗だ。嫌でも頂上の眺望を期待して足が進む。 西岳を過ぎ、ナイフリッジ手前の御社で左に鎖を下ってしまいタイムロス。若いトレランの方の指摘で一緒に戻る。地図の点線道だった。何より体力を使ってしまった。ナイフリッジは戸隠山のトラウマだが想像と違った。 東岳でオカンがグッタリ。帰るか、私だけ頂上に行ってくるから待つかの2択を提案した。返答は、「行きたい。」下って来る方々とすれ違う。時間的にギリギリの時間。進んだ。 頂上の眺望は、最高。憧れの北アルプスも見えた。流石に百名山。人も多い。違うコースから次々に。富士山の頭が白いのがハッキリ判る。今日が初冠雪だと教わった。2人の写真も撮ってもらった。カップのカレーメシとコーヒーを楽しみ、帰りを急いだ。 疲れと膝痛で苦痛の下山。我慢強いオカンも流石に泣きそうだ。鎖に頼って下った。 駐車場に着いた時には暗かった。初めてヘッドライトを使った。時間かかり過ぎだが、よく頑張ったよオカン。でも私たちは体力がまだ足りない事を実感した。冬トレに励もう。 次回は、違うコースで登りたい。いい山だった。