中津山はホントはとってもいいお山『探検ルート編』

2016.10.30(日) 日帰り

活動データ

タイム

08:06

距離

15.1km

のぼり

1500m

くだり

1488m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 6
休憩時間
58
距離
15.1 km
のぼり / くだり
1500 / 1488 m
1 30
1 49
1 12
1 23
1 12

活動詳細

すべて見る

一宇発電所6:17→中津山登山口7:48→1210付近8:50~9:00→中津山9:41~9:44→蔵王大権現9:51~9:52→中津神社10:05~10:17→盤ノ岩10:38~10:41→中津山11:03~11:40→中津山登山口13:06→13:09→鉄塔13:53~13:59→一宇発電所14:23 久しぶりに単独で面白いルートをやりたかった。 前から行きたかった中津山。 四国百名山ではなく四国百山である。 今回は15km以上歩きたい。 累積標高差1000mは上り下りしたい。 この中津山を車道から登れないか国土地理院地図とにらめっこ。 旧西祖谷中学校近辺から取り付けないか? 色々模索していると、四国の山屋には有名なエントツ山さんの記録にたどり着いた。 落合峠に車をデポして若宮橋までチャリ漕いで、車道を延々と歩いて中津山登山口から中津山→1105.7Pを通ってマドの天狗→寒峰台地→寒峰→落合峠というルート。 昔の剣山詣での道だったらしい。 そう言えば自分も寒峰台地が気になってエントツ山さんの記録を読んだのを思い出した。 しかし、車道から取り付けないか検討したが、崖に囲まれていて車道歩きをしたとある。 Googleストリートビューで見てみるがなかなかいいところがない。 最初のヘアピンから取り付けそうだったので、そこからにしようかと思っていた。 待てよ、鉄塔が付近を横断してるということは巡視路があるハズだ。 入念にストリートビューを見ていると、一宇発電所付近に階段を発見。 まずは尾根に乗って、何度か車道を横断して、中津山登山口には寄らずに尾根伝いで中津山を目指す。 その後は分岐を1105.7P→1051Pを経てマドの天狗。 復路はあわよくば破線を西にたどって947P→956P→1032.8Pを経て南西の尾根を下り善徳1号トンネルに降り立つ計画。 ははーんここから行けるぞ。 でも鉄塔巡視路の表示のアングルが見えないけど。 現地に着いてウロウロするも、やっぱりこの階段以外に取り付けるところがない。 上がっていくとすぐに立派すぎる道があった。 ヨシヨシこれだ。 しかーし、その道は上の貯水槽でついえてしまった (゚▽゚;) キョロ(゚∀゚≡゚∀゚)キョロ するも道などない。 しかも地形図で見たよりもはるかに急じゃないか。 よくあることだけど。 滑り落ちそうになりながらストックを突き立てて木を利用しながら進む。 ようやく尾根に這い上がった。 そこからしばらく進むと鉄塔があったが、どう見ても道などない。 少し前に保安協会の人に訊ねたら、最近はヘリで点検するようになったから巡視路は利用してないんじゃないかなとゆわれたのを思い出した。 どうもここの巡視路は廃道になったようだ。 道が落ち着いて10分ほどで予定通り車道に出た。 向かいの林を見ると鹿がいた。 逃げようとしているけど何かが引っかかってバタバタしている。 よく見るとククリ罠にかかっていた。 ちょ待てよ。 よくよく見ると札がかかっていた。 あー罠アリってことか。 車道を何度か横断して、正規登山口には行かずに尾根伝いで中津山に行く計画だった。 ククリ罠と言えば、エントツ山さんが寒峰台地で引っかかってエライ目にあったのだった。 普通のククリ罠は簡単に外せるけど、強力なのがあるそうだ。 むらくもさんは寒峰台地のククリ罠を楽しみながら避けたらしいが、自分のような大物がかかったら、地下足袋王子にさばかれてしまう。 http://blog.goo.ne.jp/sipouzan-2009-goo/e/a9e103f018c449092587c205d1a85800 断腸の思いで車道歩きを決意した。 そこから50分で登山口にたどり着いた。 最終民家が登山口になっていて、そこの人にことわりを入れて駐車できるそうだが、住んでいる気配がなかった。 最初はよくある退屈な植林帯。 でも急登りでないのでいいか。 尾根筋に合流したところで休憩。 尾根の端に行くと対岸になにやら建物が見えた。 あれが神社かな。 そうこうしていると小鳥の大群が大騒ぎして右往左往している。 鷹や鷲ではなかったけどハヤブサだろうか。 200匹ほどの大群がピーチクパーチク逃げ回っている。 山では普段見ることのできない光景に出会うことができる。 今までやさしかった道も山頂直下になると突然急登りになった。 なぜだか足が全然進まなくなった。 ようやく建物が見えて山頂にたどり着いた。 三嶺→天狗塚が見渡せる場所にベンチが5つあった。 なかなかいいじゃないか。 山頂には修験道場があって、前には黄金の池と呼ばれる池。 その向こうにはお大師さまが鎮座する。 さっき対岸に見えた神社を見に行く。 途中に分かりやすいような分かりにくいような案内板があった。 まずは蔵王大権現に。 山岳密教というだけあって修験の場という感じだ。 中津神社は断崖絶壁に建っていた。 厚かましくも神社の裏手に回ってその断崖絶壁を覗き込む。 ※ 神社裏手に行く道はありません。 断崖絶壁だけでも怖いのに岩場が三角木馬のようになっていてまったく油断できない。 また自分にはそのような趣味がないので落ち着かない。 しばらく絶景を堪能して、次は案内板にあった盤の岩なるものを見に行く。 しかしここへのルートは、ここであってるのか不安になった。 しかもかなりの激下り。 そこは大岩に木の根が張り付いていて、これまた修験の場という感じだった。 なんとてこの中津山は見所満載で長居してしまったので、マドの天狗周回などという計画ははかなくも砕け散ったのだった。 単独は好きなようにできるのが醍醐味である。 復路は尾根筋との別れを尾根伝いに行くことに。 登山道に合流してしばらく進むと、左に枝道があった。 面白そうなので行ってみた。 すぐに建物が見えて、神社に降りた。 そこの階段がとっても長くて急だし朽ち果てて危ないわで....... 結局、登山口の脇道につながっていた。 降りると最終民家の方がいらして草刈りをされていた。 夏場は住んでいらして、今の時期は週末だけいらっしゃるそうだ。 こうゆう山奥の民家のある道は嫌いじゃない。 鹿が罠にかかっていた場所が山道に入る目印だったが、鹿がいなくなっていたので危うく通り過ぎるとこだった。 連れて行かれたのか。 確か鹿は15000円ぐらいだったような。 サルが一番高くて28000円ぐらいだったかな。 そして最後の難関であるゴール地点への激下り。 結局、前半少しだけしか探検できなかったけど、満足のいく探検となった。 中津山はなぜか人気がない。 隣の国見山と比べられて負けるのだろうか。 それにしても中津山は見所満載でとってもいいお山だった。 まあこのまま人の少ない山でいてくれる方が嬉しいが (^^;;

国見山 一宇発電所のここからスタート。
一宇発電所のここからスタート。
国見山 車道に出たら林の中で鹿がククリ罠に捕まっていた。
車道に出たら林の中で鹿がククリ罠に捕まっていた。
国見山 桜神社。
桜神社。
国見山 おーここにも罠が。
おーここにも罠が。
国見山 Hルってサルのことか www
Hルってサルのことか www
国見山 紅葉いいねー。
紅葉いいねー。
国見山 蜘蛛の巣と紅葉。
蜘蛛の巣と紅葉。
国見山 後ろから
後ろから
国見山 前からどうぞ。
前からどうぞ。
国見山 登山口の最終民家。もう住んでないのか?
登山口の最終民家。もう住んでないのか?
国見山 とってもモフモフな羽毛。
とってもモフモフな羽毛。
国見山 地理院地図上の破線ではなく、南側をトラバースするルートに変わっている。
地理院地図上の破線ではなく、南側をトラバースするルートに変わっている。
国見山 少しは自然林もでてきた。
少しは自然林もでてきた。
国見山 ドラゴン。
ドラゴン。
国見山 自然林になる。
自然林になる。
国見山 おお、ドウダンツツジ?とブナくんの黄金の黄葉がいい!
おお、ドウダンツツジ?とブナくんの黄金の黄葉がいい!
国見山 大崩落地。
大崩落地。
国見山 対岸になにやら建物が。対岸て www
対岸になにやら建物が。対岸て www
国見山 これは珍しい。ヤマガラ系の小鳥が200羽ほど大きな鳥に追われている。
これは珍しい。ヤマガラ系の小鳥が200羽ほど大きな鳥に追われている。
国見山 ハヤブサは時速390km/hって  (゚▽゚;)
ハヤブサは時速390km/hって (゚▽゚;)
国見山 珍しいので何枚も撮る。
珍しいので何枚も撮る。
国見山 左から盤ノ岩→中津神社→蔵王大権現。
左から盤ノ岩→中津神社→蔵王大権現。
国見山 中津神社。
中津神社。
国見山 ブナくんいい!
ブナくんいい!
国見山 まさに宝石のような黄金の黄葉。
まさに宝石のような黄金の黄葉。
国見山 青空にとっても映える。
青空にとっても映える。
国見山 木は小ぶりだけどとってもいい。
木は小ぶりだけどとってもいい。
国見山 ブナくんのこの木の模様が好き。
ブナくんのこの木の模様が好き。
国見山 左から西熊山くん→白髪山→天狗峠→天狗塚→牛の背くん→高板山?
左から西熊山くん→白髪山→天狗峠→天狗塚→牛の背くん→高板山?
国見山 この二段巻きはJCT。
この二段巻きはJCT。
国見山 1105.7Pを経てマドの天狗に行く道。
1105.7Pを経てマドの天狗に行く道。
国見山 ゴールデンルートを見渡せる場所にベンチが5つ。
ゴールデンルートを見渡せる場所にベンチが5つ。
国見山 出たー!最近行きたくなったトギ。
出たー!最近行きたくなったトギ。
国見山 山岳密教中津山修験道根本道場。
山岳密教中津山修験道根本道場。
国見山 黄金の池とゆわれる池。
黄金の池とゆわれる池。
国見山 調子に乗って池に近づきすぎてドボーン。とはならなかった。
調子に乗って池に近づきすぎてドボーン。とはならなかった。
国見山 分かりやすいような分かりにくいような。
分かりやすいような分かりにくいような。
国見山 蔵王大権現。
蔵王大権現。
国見山 1→笹ヶ峰、2→チチ山、3→沓掛山、4→黒森山、5→東赤石山か西赤石山か前赤石、6→二ッ岳、7→赤星山。
1→笹ヶ峰、2→チチ山、3→沓掛山、4→黒森山、5→東赤石山か西赤石山か前赤石、6→二ッ岳、7→赤星山。
国見山 祖谷渓温泉ホテル秘境の湯など。
祖谷渓温泉ホテル秘境の湯など。
国見山 カエデとブナくんのコラボが一番いい。
カエデとブナくんのコラボが一番いい。
国見山 断崖絶壁に建っている。
断崖絶壁に建っている。
国見山 恐縮ながら中津神社の裏にお邪魔する。
恐縮ながら中津神社の裏にお邪魔する。
国見山 左が野鹿池山、右は国見山。
左が野鹿池山、右は国見山。
国見山 怖〜 ((((/*0*;)/
怖〜 ((((/*0*;)/
国見山 これ以上無理無理
これ以上無理無理
国見山 回れ右。
回れ右。
国見山 ここ平たい所がなくて三角木馬気味なんで落ち着かない (^^;;
ここ平たい所がなくて三角木馬気味なんで落ち着かない (^^;;
国見山 いやあ紅葉はいい感じだけど、見る余裕も撮る余裕もなし。
いやあ紅葉はいい感じだけど、見る余裕も撮る余裕もなし。
国見山 左に三嶺真ん中にトギ、そして中央の尾根を登ってきた。
左に三嶺真ん中にトギ、そして中央の尾根を登ってきた。
国見山 クレセントムーン。
クレセントムーン。
国見山 大岩に木の根が張り付いていた。
大岩に木の根が張り付いていた。
国見山 トギは戸木。三角点名かな。
トギは戸木。三角点名かな。
国見山 かなり年季が入っている。
かなり年季が入っている。
国見山 松尾瀬戸作大権現。
松尾瀬戸作大権現。
国見山 ケルベロス。
ケルベロス。
国見山 尻噛まれた (ノ(エ)< ;)
尻噛まれた (ノ(エ)< ;)
国見山 下の鎖場の先にもなにか祀っているらしい。行かないけど。
下の鎖場の先にもなにか祀っているらしい。行かないけど。
国見山 北側からは車で山頂直下まで来れる。
北側からは車で山頂直下まで来れる。
国見山 これは国宝級。
これは国宝級。
国見山 お大師さま。
お大師さま。
国見山 支柱に一等三角徘徊中と刻印してある。
支柱に一等三角徘徊中と刻印してある。
国見山 四国に一等三角点は50箇所ほどある。
四国に一等三角点は50箇所ほどある。
国見山 なんとデジカメがまさかの充電切れ  (゚▽゚;)
なんとデジカメがまさかの充電切れ (゚▽゚;)
国見山 iPhoneは光学ズームできないのがダメすぎる。
iPhoneは光学ズームできないのがダメすぎる。
国見山 1→風呂塔、2→火打山、3→白滝山?、4→石堂山、5→烏帽子山、6→矢筈本峰、7→前烏帽子、8→サガリハゲ、9→1556独標、10→寒峰。
1→風呂塔、2→火打山、3→白滝山?、4→石堂山、5→烏帽子山、6→矢筈本峰、7→前烏帽子、8→サガリハゲ、9→1556独標、10→寒峰。
国見山 腕山の牧場が見える。
腕山の牧場が見える。
国見山 左から寒峰→西寒峰→三嶺。
左から寒峰→西寒峰→三嶺。
国見山 帰りは尾根道へ。
帰りは尾根道へ。
国見山 こらまた急で長い階段。しかも朽ち果てて危ない。
こらまた急で長い階段。しかも朽ち果てて危ない。
国見山 将軍神社。
将軍神社。
国見山 ほほうここにつながってたのか。
おじさんが草刈りしていた。
ほほうここにつながってたのか。 おじさんが草刈りしていた。
国見山 こんなところにリンドウ。
こんなところにリンドウ。

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