雪が降ったので立山へ(北ア)

2016.11.02(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間
休憩時間
1 時間 41
距離
6.1 km
のぼり / くだり
645 / 645 m

活動詳細

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【アクセス】  立山黒部アルペンルートの立山駅ケーブルカーの始発は7時ですが、美女平駅の高原バスの始発は7時40分なので、ケーブルカーは第2便に乗車した方が良いかも。また、11月4日からはケーブルカーの始発便は8:40、高原バスの始発は9:00と遅くなります。  11月はお客様感謝月間でアルペンルートは2割引です。ホームページからチラシをダウンロードして必要事項を記入して窓口で提出します。 【天気】  晴れ〜曇り〜ガス 【コース状況】  室堂の積雪は5cm弱、稜線上の積雪は吹き飛ばされて吹き溜まりになっているので場所によって大きな差がありましたが、10cm程度でしょうか。一般的な冬山装備なら特に危険な箇所はないと思います。  みくりが池周辺の石畳みの遊歩道は、一部凍結している箇所が滑りやすく、ここが一番危険だったかも(笑)。 【感想/記録】  日曜出勤だった10月30日は登山日和でお天気が良く、立山連峰もはっきりと見えていましたが、まだ白くなく雪は無いようでした。しかし寒波が到来し、ようやく雪で少し白くなった立山へ様子を伺いに行ってみることに。ヤマテンの予報では今日の立山連峰は一日中晴れの予報。前日は立山に待望の雪が降り、今日はちょうど代休を頂き、しかも立山黒部アルペンルートは運賃が2割引、これはもう立山に行くしかないと、意気込んで出かけました。  立山駅の気温は4°ほど、室堂は−3°程と立山は平地より寒くなっていますね。平日なので立山駅は閑散としており、登山者は自分1人だけで、観光客と格好が違って浮いていました(笑)。室堂には8時半前に到着し、準備をしてから雄山へ向けて出発。青空が見えるものの、残念ながら立山の上部は雲がかかって見えません。これからのお天気の回復に期待して歩きます。積雪は5cm弱ほどと少なく、もう少し積もっていた方が歩きやすいかも。久々の重い冬山装備なのでスピードが上がりませんが、歩いていると暑くなってきます。登山道は凍結はしていなかったので、つぼ足でも問題無く歩けました。一ノ越手前にまで来ると風が吹き始め、寒くなってきたので、ハードシェルのジッパーを閉めます。  稜線上の一ノ越に到着すると、さらに風が強く吹き一段と寒くなります。装備をアイゼン、ピッケル、バラクラバ、厚手のグローブ、さらにヘルメットに変更しましたが、グローブをはめていると、装備の装着作業に手間取って時間がかかりました。雄山を目指し再度出発しましたが、稜線上は雪が吹き飛ばされて、あまり積雪は無く雪は降ったばかりなので、まだ凍結していません。アイゼンでの岩場の歩行は歩きづらくスピードが遅くなりました。下山して来る先行者(泊まり組か)とすれ違うと、誰もアイゼンを付けていなかったので、三ノ越でアイゼンを解除。でも、お天気は悪くなる一方で周りはガスって白くなって来ました(´Д` )。  アイゼンを外すと登りやすくなり、雄山には10時50分頃にようやく到着。ザックをデポして雄山神社で参拝させていただきました。頂上は寒かったのですが、社務所横で昼食を食べて、山専ボトルの熱いお茶を飲んだらホッとしました。しばらくお天気の回復を待ちましたが、時折青空が少しのぞく程度で眺望はほぼありませんでした。風はだんだん強くなり待っているだけだと寒いので、12時前には下山しました。帰りもアイゼン無しで一ノ越まで降りて、また装備を変更し室堂平までサクッと降りました。時間があったのでみくりが池を周回し、途中のみくりが池温泉で休憩して1時半過ぎに室堂ターミナルに到着。  残念ながら今日はずっとガスって眺望は全くありませんでした(´Д`)。穂高方面もガスって眺望は無かったようで、1泊で穂高方面に行かなくてよかった。翌日の3日、文化の日はヤマテンより大荒れの予報が出ていますが、松本市の予報は晴れ。通常の天気予報だけに頼っていると、営業が終了間際の穂高岳山荘や北穂高小屋などの山小屋に宿泊する、一泊の計画で穂高方面に出かけていたと思います。3日の山のお天気はどうなるのか今は分かりませんが、立山は暴風雪の大荒れで30センチほどの積雪が予想されています。こんなお天気で登山に出かけていたのなら遭難していたかも。でも、これからもっと雪が積もれば、バックカントリーの方々待望のスキー・スノボシーズン到来ですね。ちなみに下山後の富山の平野部は晴れて良いお天気、立山連峰上部にだけ怪しい雲がかかっていました(泣)。明日の暴風雪となるお天気の先取りでしょうか。 【注意点や反省点】  富山県の条例で11月と4月〜5月に登山やバックカントリーで立山に入られる方は、入山届提出&ビーコン携帯が義務化されています。一応ビーコンは装備していきましたが、まだビーコンは必要ないですね。  久々のグローブをはめての装備の変更は寒くて強風が吹く中だと、手がかじかみ動かしにくいグローブの厚みもあって、素早くできませんでした。もっとスムーズにできるように練習が必要ですね。  軽装備で雄山まで登山されている方も見受けられましたが、積雪期の3,000m級の北アルプスを舐めていると、痛い目に遭うように思えます。しっかりとした装備で登山された方が良いと思います。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)  571 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)  48 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)  12 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)  105 ウォーキングの距離(km)  12.64 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  17,697 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  58〜105 体重  61.8 -> 60.8

立山・雄山・浄土山 室堂から雄山を目指しますが、立山上部は雲に隠れて見えません。
室堂から雄山を目指しますが、立山上部は雲に隠れて見えません。
立山・雄山・浄土山 一ノ越が見えてきました。
一ノ越が見えてきました。
立山・雄山・浄土山 振り返っての大日連山方向。奥に見える富山平野は晴れていそう。
振り返っての大日連山方向。奥に見える富山平野は晴れていそう。
立山・雄山・浄土山 つづら折れの登山道を進みます。
つづら折れの登山道を進みます。
立山・雄山・浄土山 一ノ越に到着。
一ノ越に到着。
立山・雄山・浄土山 今日の北アルプスは晴天の予報だったのですが、穂高連峰方面も真っ白。
今日の北アルプスは晴天の予報だったのですが、穂高連峰方面も真っ白。
立山・雄山・浄土山 ここから雄山を目指します。
ここから雄山を目指します。
立山・雄山・浄土山 アイゼン、ピッケル、ヘルメットの重装備で出発。
アイゼン、ピッケル、ヘルメットの重装備で出発。
立山・雄山・浄土山 一瞬青空も出ますが、いつもより白いです。
一瞬青空も出ますが、いつもより白いです。
立山・雄山・浄土山 室堂平を見下ろすと、ますます白くなってきたような。
室堂平を見下ろすと、ますます白くなってきたような。
立山・雄山・浄土山 三ノ越に到着。
三ノ越に到着。
立山・雄山・浄土山 頂上の社務所が見えています。
頂上の社務所が見えています。
立山・雄山・浄土山 頂上はもうすぐですね。
頂上はもうすぐですね。
立山・雄山・浄土山 頂上に到着もガスっています。
頂上に到着もガスっています。
立山・雄山・浄土山 雄山神社に参拝させて頂きました。
雄山神社に参拝させて頂きました。
立山・雄山・浄土山 社務所方向を見るとガスっていますね。
社務所方向を見るとガスっていますね。
立山・雄山・浄土山 大汝山方面の縦走路。この先には剱岳が見えるのですが。
大汝山方面の縦走路。この先には剱岳が見えるのですが。
立山・雄山・浄土山 えっと、どこだったでしょう。
えっと、どこだったでしょう。
立山・雄山・浄土山 ガスっていると撮影した方向が分からなくなります。
ガスっていると撮影した方向が分からなくなります。
立山・雄山・浄土山 社務所横で昼食を頂きました。
社務所横で昼食を頂きました。
立山・雄山・浄土山 一瞬ガスが晴れて青空が見えました。
一瞬ガスが晴れて青空が見えました。
立山・雄山・浄土山 頂上の山頂方位盤。
頂上の山頂方位盤。
立山・雄山・浄土山 またガスってしまいました。
またガスってしまいました。
立山・雄山・浄土山 暇だったので一等三角点の謂われを読んだり。
暇だったので一等三角点の謂われを読んだり。
立山・雄山・浄土山 ちょっとガスが晴れましたが、相変わらず風速10m前後の風が吹いています。
ちょっとガスが晴れましたが、相変わらず風速10m前後の風が吹いています。
立山・雄山・浄土山 黒部湖方面もちょっとガスが晴れたり。
黒部湖方面もちょっとガスが晴れたり。
立山・雄山・浄土山 お天気が回復しないので下山します。
お天気が回復しないので下山します。
立山・雄山・浄土山 稜線の吹き溜まりはこの程度、約10cmくらいの積雪。
稜線の吹き溜まりはこの程度、約10cmくらいの積雪。
立山・雄山・浄土山 尾根に沿って下山します。
尾根に沿って下山します。
立山・雄山・浄土山 三ノ越に到着。
三ノ越に到着。
立山・雄山・浄土山 タンボ平方面。
タンボ平方面。
立山・雄山・浄土山 室堂平は相変わらず真っ白。
室堂平は相変わらず真っ白。
立山・雄山・浄土山 一ノ越山荘が見えてきました。
一ノ越山荘が見えてきました。
立山・雄山・浄土山 タンボ平方面はちょっとガスが晴れています。
タンボ平方面はちょっとガスが晴れています。
立山・雄山・浄土山 装備を変更して、一ノ越から下山していきます。
装備を変更して、一ノ越から下山していきます。
立山・雄山・浄土山 振り返っての立山。ガスが取れません。
振り返っての立山。ガスが取れません。
立山・雄山・浄土山 山小屋でも夢の温泉付きですよ。
山小屋でも夢の温泉付きですよ。
立山・雄山・浄土山 ミクリガ池を周回する途中からの立山。最後までガスっていました。
ミクリガ池を周回する途中からの立山。最後までガスっていました。
立山・雄山・浄土山 ミクリガ池はまだ凍結していません。
ミクリガ池はまだ凍結していません。
立山・雄山・浄土山 勢いよく蒸気を噴き出している地獄谷。
勢いよく蒸気を噴き出している地獄谷。
立山・雄山・浄土山 雲の下から見えるは富山平野。青空が見えているようです。
雲の下から見えるは富山平野。青空が見えているようです。
立山・雄山・浄土山 またミクリガ池を撮影。
またミクリガ池を撮影。
立山・雄山・浄土山 室堂ターミナルに到着。ほとんどが観光客です。
室堂ターミナルに到着。ほとんどが観光客です。
立山・雄山・浄土山 立山駅にまで来るとこんなに良いお天気でした。
立山駅にまで来るとこんなに良いお天気でした。
立山・雄山・浄土山 帰りに撮影しましたが、立山連峰上部にずっと雲がかかっていたようです。
帰りに撮影しましたが、立山連峰上部にずっと雲がかかっていたようです。

活動の装備

  • オリンパス(OLYMPUS)
    M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ダイアティッシマ35
  • バーグハウス(berghaus)
    チベッタ ジャケット
  • サロモン(SALOMON)
    BRILLIANT PANT UNION BLUE
  • マムート(MAMMUT)
    Climb Jacket AF Men
  • マムート(MAMMUT)
    Skywalker2
  • モンベル(mont-bell)
    アルパインクルーザー 3000
  • その他(Other)
    Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
  • モンベル(mont-bell)
    LXF-12アイゼン
  • ビーシーエー(bca)
    TRACKER3(トラッカー3)3アンテナアバランチ ビーコン】
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ

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